運転者限定特約

運転者限定特約を利用して保険料を安くしよう!

 

個人が加入する自動車保険で、一番初めに設定するのがドライバーの限定条件です。

 

【運転者限定特約(ドライバー限定特約)】
で補償できる運転者の範囲を決めることから始まります。

 

ここでは、ドライバーの限定する基準や注意点について紹介します。


 

●ドライバーを限定する特約は大きく分けると下記の2つがあります。

  • 運転者限定特約   ・・・ 保険契約者との関係
  •  

  • 運転者年齢条件特約 ・・・ 車を運転する人の条件

この2つは別々の特約内容になります。

 

ここでは保険契約者との関係に基づく【運転者限定特約】について詳しく説明します。

最適な適用条件ではなくなってる事はありませんか?

 

 

近年の流行りでダイレクト型自動車保険での加入者が増えています。

 

ダイレクト型自動車保険は自分で補償内容を選択するため、一つや二つは「こんな補償はいらなかった…」という部分が出てきます。

 

そこで、補償内容の中でも真っ先に確認するのが
運転者の限定です。


 

担当者のいる代理店がたに自動車保険でも、担当者に任せっきりで保険契約をしてしまうと、気が付けば現状に適した補償内容ではなくなってしまっている事がよくあります。

 

理由は契約内容を見直すことなく、毎年更新を続けているケースが多いため、気が付いたら自分の置かれる状況が変わっていたりするからです。

 

保険契約をした時に「配偶者」や「子供」が運転するので補償を家族全員にしていたけど、気が付いたら子供は自分の車しか乗ることがないなど、「運転するのは自分だけ」となっている事があります。

 

今回は賢い保険見直しをしてもらうため、真っ先に確認してもらいたい
「運転者限定」について詳しく説明します。

 

運転者限定特約のメリット

 

運転者限定特約は、契約自動車を運転できる人を少なくすること、保険料の基礎となる事故率を小さくして、自動車保険料を安くするメリットがあります。

 

●契約車両をトヨタ プリウス ZVW35 平成27年12月登録 

  • 使用目的…日常レジャー 
  • 年間走行距離…10,000km以下
  • 免許の色…ブルー
対物賠償 無制限 車両保険 一般・320万円
対人賠償 無制限 搭乗者傷害 死亡1000万円
人身傷害 社外含む5000万円 (一般、免責金額) 1回目0円/2回目10万円
弁護士特約 有り 等級 20等級(継続・乗り換え)

 

★ダイレクト型自動車保険のソニー損保で見積もりを取って比較してみました。

 

家族限定(21歳以上補償) あり なし
保険料 50,800円 50,290円

 

運転者限定条件(35歳以上補償) 本人・配偶者限定 本人限定
保険料 31,760円 31,360円

 

その結果、表のように運転できる人が少なくなればなるほど、保険料は安くなります。

 

とっても保険料に違いは1000円前後ですので、もし少しでも対象者が運転する可能性があるようでしたら限定条件の範囲を広く設定するべきですね。

運転者限定特約とは?

 

 

最初に運転者限定の仕組みについて説明します。

 

補償内容は「契約者の運転状況」や「希望補償」など
各種条件に沿って補償内容を組み立てます。

 

そして運転者限定とはその補償条件の一つです。

 

車の運転者を限定することで、保険料を安くできるメリットがある特約です。

 

運転者限定特約は下の3つの種類(指定範囲)があります。


 

まずは「契約対象の自動車を誰が運転するのか?」から始まります。

 

誰が運転するかにより補償範囲が変わり、保険料にも差が出てきます。

 

運転者家族限定特約(家族型)

 

【運転者家族限定特約】は、
事故時の補償適用範囲を「保険契約者」と「その家族」に限定する特約です。

 

家族以外の人が運転して事故にあってしまった場合、賠償補償が適用できません。

 

保険会社によっては【家族限定特約】とか【家族型】といいます。

 

→ 家族限定割引~家族しか運転しない場合はチェックしよう!

 

運転者本人・配偶者限定特約(夫婦型)

 

事故時の補償適用範囲を「記名被保険者本人」と「配偶者」に限定する特約です。

 

保険会社によっては【運転者本人・配偶者限定特約】また【夫婦型】といいます。

 

両親や息子・娘など「家族」が事故を起こしてしまっても、賠償補償されないので注意が必要です。

 

→ 夫婦だけしか運転しない人の場合の夫婦限定割引

 

運転者本人限定特約(本人型)

 

事故時の補償適用範囲を「記名被保険者のみ」に限定する特約です。

 

保険会社によっては【運転者本人限定特約】また【本人型】といいます。

 

契約者本人のみに限定されてしまうため本人以外如何なる時も事故時には賠償補償されません。

 

その他、こんな運転者限定特約もあります!

 

アメリカンホームダイレクト保険の自動車保険には、
【家族内記名運転者限定特約】
【家族外運転者特約】という特約があります。
これは、契約の際に運転手するであろう人の個人名を記載し、名簿に記載された人のみを保険対象の運転者とする特約があります。

 

家族内記名運転者限定特約

 

運転者を「家族」という範囲で限定するのではなく、被保険者の家族の個人名を運転者として記載します。

 

運転者としての名前の記載がある家族の方の事故のみが保険対象となります。

 

例えば、被保険者の配偶者が運転した事故の場合、配偶者の名前が記載されていなければ保険対象外となります。

 

家族外運転者特約

 

家族以外の運転者の名前をあらかじめ、運転者として記載しておきます。

 

そうすると名前の記載がある人が家族でなくても、運転中事故を起こしても保険の対象となります。彼氏に自分の車を運転させる機会が多い女性の方にいいかもしれませんね。

 

この2つは運転する範囲を名前で限定することで、
「家族」「家族外」と運転者の範囲を大きく広げなくて済み、保険料を節約できます。

運転者の限定範囲の設定を決めよう

 

家族で自動車を共有する場合は、運転する人数が増えることになり、一人だけが運転する場合と比べて事故にあるリスクは高くなります。

 

そのため、割引率が低くなる設定がなされるので、保険料は上がってしまいます。

  割引率
配偶者限定 7%
家族限定 1%

※高くなると言ってもほんの少しですけどね。

 

補償適用の限定範囲を広くすればするほど保険料は高くなります。

 

配偶者限定 < 家族限定
※保険料の高い少ない

 

家族間で「誰を補償対象にするのか?」決め、それに対し補償を選んでいく必要があります。

 

運転者限定のドライバーの範囲

 

運転者限定特約は保険の対象車を運転出来る人を選定し、契約保険の該当者を決定します。

 

運転者限定特約は大きく分けて4区分に分けられます。

 

●限定ドライバーの指定範囲

  補償範囲
無制限(運転者限定なし) 契約者 / 別居・同居に関わらず親族全員 / 友人 / 知人(誰でもOK)
家族限定 契約者 / 同居親族 / 別居の未婚の子
配偶者限定 契約者 / その配偶者
本人限定 契約者

 

この中から最適と思える条件を選び、補償範囲を決定します。

 

補償範囲が広がれば広がるほど保険料は高くなりますが、無制限(運転者限定なし)以外でしたらそれ程保険料が高くなることは有りません。

 

少しでも運転する可能性がある場合は、該当区分を広く取っておくことをお勧めします。

 

割引率による保険料の違い

 

※車の所有者の情報として下記の条件で算出しています。(ソニー損保)

  • 車種:トヨタ・アクア
  • 年齢:37歳
  • 使用者:家族限定
  • 使用目的:通勤・通学
対物賠償 無制限 年齢条件 30歳未満不担保
対人賠償 無制限 車両保険 各車設定
人身傷害 無制限 (一般、免責金額) 1回目5万/2回目10万円
弁護士特約 有り 等級 15等級

運転者限定範囲

年間保険料

エコノミー車両保険

車両保険なし

限定しない

72,510円

54,450円

39,510円

家族限定

71,810円

53,940円

39,510円

配偶者限定

67,780円

50,940円

37,000円

本人限定

67,090円

50,430円

36,630円

 

限定範囲による価格差

 

運転者限定範囲

年間保険料

指定なしとの差

家族限定との差

配偶者限定との差

本人限定との差

限定しない

72,510円

700円↑up↑

4,730円↑up↑

5,420円↑up↑

家族限定

71,810円

700円↓down↓

4,030円down↓

4,720円↑up↑

配偶者限定

67,780円

4,671円down↓

4,030円down↓

690円↑up↑

本人限定

67,090円

5,420円down↓

4,720↓down↓

690円↓down↓

 

一時的に運転者の該当範囲を変更することも可能

 

運転者限定の契約内容は一時的に変更することが可能です。

 

本人限定で保険契約している自動車でも、期間限定で無制限に変更することができます。

 

たとえば友達と乗り合わせで旅行に行く際にも、その旅行期間だけ運転者限定を無制限にすることが出来るのです。

 

変更方法はサービスセンター(担当営業者)へ電話一本で変更可能で、面倒な手続きも必要ありません。

 

当日の変更も可能で、急に補償対象者以外の人が運転することになっても安心です。

 

また、保険料も変更期間を日割り計算で算出してくれるので大きな負担にはなりません。

 

これならば一先ず限定条件を付けて加入し、必要な時にだけ変更することで、無駄な補償加入にはなりませんね。

運転者限定特約を付ける場合の注意点!

 

年齢条件もチェック!

 

家族間での車の共有で注意しなければならないのは、年齢条件に全員適合しているのかが重要です。

 

対象者の一番若い年齢のひとに合わせて【年齢条件特約】を選ばなければなりません。

 

 

運転者限定特約

運転者の範囲

①被保険者・配偶者 ②①の同居の家族

③①の別居で
未婚の子供

④①~③以外の人
なし

家族限定

本人・配偶者限定

運転者年齢条件特約

運転年齢条件を適用する

運転者年齢条件特約を適用しない※1

 

※「被保険者と別居の子供」・「親族以外の人」であっても業務で使用する場合は年齢条件を適用しなければなりません。

 

 

運転者家族限定特約(家族型)

 

運転者家族限定特約(家族型)は同居の息子・娘なども補償の範囲に含まれます。

 

同居の子供は年齢条件を適用させなければなりませんが、別居で独身の子供には年齢条件を適用しなくても補償されます。

 

また、結婚して家を出てしまった子供は別世帯になりますので適用外です。

 

本人配偶者限定(夫婦型)

 

被保険者本人とその配偶者のみに適用される補償ですが、この場合、どちらかの年齢条件に適合させなければなりません。

 

旦那さんが30歳で奥さんが29歳など年代をまたぐ場合には「26歳以上補償」で加入してください。

補償が適用される「本人」「配偶者」「家族」の定義

 

補償範囲に条件を付ける特約は、事故にあったときに補償が受けられない事もあるため、正確に知っておかなければなりません。

 

ここでは、運転者限定特約で家族限定を付ける場合の注意点を紹介します。

 

 

本人

 

本人とは、自動車保険の被保険者のことです。
だから被保険者の以外の人が契約自動車運転し事故をおこしたら、契約の自動車保険はつかえません。

 

配偶者

 

配偶者は、記名被保険者とその夫または妻のことです。
法律上の婚姻の届け出をしている夫婦と
法律上正式に婚姻届けをだしていない内縁の夫婦も配偶者として認められます。
ただ、内縁の夫婦は、法律の夫婦と同じように共同生活をしていないと配偶者として認められません。たとえば愛人関係のような場合は、配偶者として認められません。

 

家族

 

家族は、記名被保険者とその配偶者、記名被保険者またはその配偶者の同居の親族、記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子です。

 

親族

 

親族は、記名被保険者またはその配偶者のどちらかと血縁関係のある人です。「6親等以内の血族・配偶者および3親等以内の姻族」と定義されます。ちなみに  いとこは4親等、はとこが6親等となります。

 

 

同居

 

「同居」とは、同じ建物(家屋)で生活していることです。生計(家計)が同じであることや扶養関係等の有無は考慮しません。
同じ建物(家屋)とは、建物構造上家屋内で自由に行き来ができる家屋のことです。
たとえば、

  • 世帯住宅…同じ家屋となります。
  • トイレや台所がない「離れ」 同じ家屋とみなします。

 

同一建物であっても、マンションなどの集合住宅は、各部屋の区分が明らかであるので別居となります。

 

記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子

 

記名被保険者の夫婦の実子、養子は「子」になります。
また記名被保険者またはその配偶者の、連れ子も「子」として扱います。

 

別居は、同じ家屋に住んでいないことで、同居の反対語です。

 

未婚は、法律上の結婚をしたことないという意味です。つまり以前結婚をし、その後離婚した場合で現在配偶者がいなくとも、「既婚」者となります。

 

保険会社によっては、「家族」から別居の未婚の子を含めない場合があります。
約款をご確認ください。

こんなときどうなるの?

 

私が所有する家族限定のついた自動車を友人が運転中に事故を起こしました。

事故の相手への補償はどうなりますか?

 

友人の運転で事故を起こした場合、相談者の方の自動車保険では「家族限定」特約が付いているため、対象外となります。

●対応・解説
事故相手がけがをした場合、事故を起こした相談者の自賠責保険で
相手のケガを補償します。(限度額は120万円)。

 

運転者の友人が、任意自動車保険に加入していれば、その保険の「他車運転危険補償特約」を使うことができる場合もあります。

 

他車運転危険補償特約が使えるのであれば、相手側の車の修理代(対物賠償)、相談者の方の自動車の修理代(友人が車両保険に加入している場合は友人の車両保険額が限度)も対象となります。

 

 

一人暮らしをしている娘から「車を貸して」と頼まれました。

事故にあった場合補償されますか?

 

相談者の方の現在加入されている自動車保険の年齢条件が、娘さんの年齢を含んでいれば、自動車保険で補償できます。

 

●類似ケース
相談者の娘さんが別居をしていても「未婚」であれば、相談者の自動車保険の補償適用範囲が、家族限定以上であれば、事故の時に自動車保険で補償できます。

 

しかし、保険会社によっては別居の未婚の子を家族限定の「家族」に含まないことがありますので、約款を確認をしましょう。

 

※被保険者やその配偶者の別居している親・兄弟・姉妹は自動車保険では家族になりません。

 

運転者限定特約のまとめ

 

運転者限定特約は、自動車保険の契約自動車を運転する人を制限し、保険料を安くるメリットがあります。

 

限定する範囲を

  • 記名被保険者または配偶者の家族に限定する
  •  

  • 記名被保険者とその配偶者に限定する
  •  

  • 記名被保険者のみに限定する

 

このような選択ができ、運転する少なくなれば保険料が安くなります。

 ●運転者限定特約についてのお役立ち記事

 

家族限定割引~家族しか運転しない場合はチェックしよう!

 

夫婦だけしか運転しない人用の夫婦限定割引

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