補償内容を選ぶ!【保険選びガイドその2】

 

ステップ2 補償内容選び

 

補償内容で一番重要なのは?

 

自動車保険で一番重要な補償は「対人賠償保険」と「対物賠償保険」です。

 

「対人賠償保険」と「対物賠償保険」どちらの方が重要かと言うと、人命の賠償に関わる「対人賠償保険」の方が重要ですが、「対物賠償」も、あなたの人生にとって同じくらい取り返しのつかない事態を招きます。

 

自動車ヘ加入する目的は、この2つの「補償」ためと言っても良いくらい重要なのです。

 

また、「対人賠償」と「対物賠償」で重要なのは賠償金額を無制限にすること!

 

車で起こる事故は、どんな事が起こり、どれほどの賠償が必要になるか分からないからです。

 

●人身傷害賠償の例

 

例えば事故を起こしてしまった車に5人乗っていたとしたら、8人分の賠償をしなければなりません。

 

一人辺り3000万円必要だったとしたら、3000万円×8人=2億4千万円も必要になってしまうのです。

 

対人賠償の金額には際限がなく、寝たきりになってしまえば延々と賠償金額が増えていきます…恐ろしいですね…。

 

●対物損害賠償の例

 

対物賠償保険も同じで、あなたがきっかけでもしトラックが事故を起こしてしまったら?

 

そのトラックの修理代金が300万円だったとしても積み荷に精密機械が乗っており、その価格が1億円以上だったなんてこともありえるのです。

 

対物賠償も賠償金に際限がないのです…。

 

●賠償金額に上限を設けていたとしたら?

 

もし対物賠償金額を3000万円で契約していたとしたら、契約の上限以外の2300万円はあなたが自己負担しなければなりません。

 

この場合お金がないから払えないなんて言い訳は利かず、あなたの人生をあっという間に狂わせてしまうのです。

そんな交通事故のリスクを知っても、賠償金額に上限を設けますか?

 

一般的に「対人賠償保険」は無制限で加入する人が多いですが、時々「対物賠償保険」を3,000万円など保険会社の支払いへ上限を設けて契約されている方がいます。
対人賠償も対物賠償保険も、「無制限」で契約しても3000万円で契約しても保険料はそれほど変わらないので、早急に確認してください。

 

 

 

対人、対物賠償は共に無制限で加入すべし!

 

それぞれの補償の役割を理解すれば、自分に必要な保険が見えてきます!
次は、自分に必要な補償内容を選んでいきましょう!


 

あなたの車の搭乗者を守る【傷害保険】

 

補償内容を選ぶ内容としてまだ、「傷害保険」と「車両保険」がありますが、次に重要な補償は「傷害保険」です。

 

傷害保険はあなたの車に乗っていた人のケガを補償します。
対人・対物賠償同様、人命が関係するため際限のない責任と賠償が必要になります。

 

友人や家族など「自分の車に乗っていた人」に対しての補償ですので、納得のいく条件を付けておきたいですよね?

 

傷害保険とには、幾つか種類が有りますので簡単に説明しますね。

 

 

●傷害保険の種類

  賠償のタイプ 保険の名称(種類) 附帯の特性
自分の受け取り ケガの補償

(傷害保険)

3 人身傷害保険   【対人】 特約
4 搭乗者傷害保険  【搭乗傷害】 特約
5 無保険車傷害保険 【無保険傷害】 自動附帯
6 自損事故傷害保険 【自損傷害】 自動附帯

 

自動車保険の傷害保険には、表3・4・5・6の4つの種類があり、自動的にセットされている補償と自身で選ぶ保険が有ります。

 

●自動的にセットされている傷害保険

  • 5 無保険車傷害保険  【無保険傷害】
  •  

  • 6 自損事故傷害保険  【自損傷害】

 

※この補償は自動車保険に自動で附帯されるので、改めて選択する必要はありません

 

●選択の必要のある傷害保険

  • 3 人身傷害保険(特約)【対人】
  •  

  • 4 搭乗者傷害保険   【搭乗傷害】

 

独自で選択する【人身傷害保】と【搭乗者傷害保険】は、契約の選択と、加入する場合は「補償金額」も選ぶ必要があります。
この補償金額の選択こそいくらで選んでいいのか分からない部分であるため、契約の可否と補償金額についても触れながら「傷害保険」の説明していきますね。

 

【人身傷害保険】と【搭乗者傷害保険】は両方必要なの?

 

「人身傷害保険」と「搭乗者保険」は両方とも、自分の車に乗っていた人の怪我や死亡時に補償される保険です。

 

しかし、この違いは中々理解できていない人が多いです。

 

この2つの保険は、「保険料の受け取り方」が違います。

 

【人身傷害保険】は掛かった医療費の実費を補償してくれ、【搭乗者保険】はケガの度合いによって保険会社が定めた定額を補償してくれます。

 

受け取り方と言っても良く分からないと思うので、賠償金の支払い例を【死亡例】と【怪我の場合】と分けて紹介しますね。

 

●【人身傷害保険】と【搭乗者傷害保険】の加入例

 

  • 人身傷害保険3000万円
  •  

  • 搭乗者傷害保険1000万円

 

死亡例

 

もし、車に5人乗っていたとして、居眠り運転事故で搭乗者が全員亡くなってしまった場合、一人辺りいくらの賠償金を遺族は受け取れると思いますか?

 

上限3000万円(人によって異なる賠償金額)+1000万円

 

内訳は人身傷害保険3000万円と搭乗者傷害保険の1000万円です。

 

搭乗者保険の1000万円は一人ひとりそのまま受け取ることができます。

 

しかし、「人身傷害保険」はその人によって金額が変わるのです。

 

よく、医者と事故を起こすのと老人と事故を起こすのでは支払われる賠償金が違うという話を聞きますが、それと同じで、賠償金額が対象者によって変わるのです。

 

怪我の場合

 

もし、あなた一人で運転している時に、居眠りで事故を起こしてしまった自損事故の場合。

1ヶ月間(30日)入院し、その後30日通院し、治療費が40万円掛かりました。
その間会社を2か月間休んだとしたらどうなるでしょう?

 

★【人身傷害保険】と【搭乗者保険】は別々で支払われるので、分けて説明しますね!★

 

●人身傷害保険

 

治療にかかった40万円は全額受けとれます。それとは別に、慰謝料として37万8千円が受け取れます。
また、会社を休んだ休業損害は2か月分から、実際に支払われた給与を差し引いた金額を受け取ることができます。

 

●搭乗者傷害保険

 

搭乗者傷害保険は2つの契約内容があり、保険会社によって選べます。

 

  • 一般的な契約
  •  

  • 部位症状別払契約(怪我の部位や程度によって賠償金額が決まっています)

 

契約の種類 賠償の計算 受け取れる金額
一般的な契約 入院保険金15000円×20日=30万円 受取額50万円
通院保険金10000円×20日=20万円
部位症状別払契約 15万円(全身と認定した場合) 受取額15万円

 

★【一般的な契約】は、入院と通院の日数によって支払金額が計算され、保険金は入通院が終了した後にまとめて支払われます。

 

★【部位症状別払契約】の場合は入通院の日数は関係なく、怪我の程度によって保険料が決められ、ケガの程度が確定した時点で保険料が支払われます。

 

※どちらが良いかと言うと、やはり「実費」+「補償」と言う観点から見て、一般の契約をおすすめします。

 

【人身傷害保険】と【搭乗者傷害保険】は結局どう違うの?

 

この2つの保険は保険金の支払いほうほうが違います。

 

●人身傷害保険

 

人身傷害保険の助かる点は、治療費を建て替える必要がないことです。
交通事故御治療費は、病院側に【人身傷害保険】への加入を伝えることで、保険会社に直接請求が行きます。そのため、長期入院していても貯金がなく治療費が払えないという場合でも、病院側からの請求があなたに来ることはありません。

 

怪我での入院は、長期にわたる入院も珍しくないため、総額数百万円と掛かってしまう事もあります。

 

●搭乗者傷害保険

 

搭乗者傷害保険の請求は入院だけでなく、通院も終わった後の支払いになります。
支払い金額が「入院」と「通院」の日数によ理計算されるため、途中で受け取ることができません。
また、怪我の具合に関係なく、日数で保険金が計算されるため、手術代金など治療内容によっては病院費用をすべて賄えない場合があります。

 

【人身傷害保険】と【搭乗者傷害保険】のどちらか一方だけ契約していればいいかというと、出来たら両方契約しておきたいですね。

 

もし、一方だけで良いかな?と考えるようでしたら、「人身傷害保険」を優先して契約しましょう。
人身傷害保険に加入していたら、治療費等が足りないなんて事にはなりません。

 

【まとめ】 基本補償の選び方

 

●ステップ2:基本補償の選び方のまとめ

 

①対人・対物賠償保険は絶対に【無制限】を選択!

 

②【人身傷害保険】が優先で、【搭乗者傷害保険】は見舞金と言う認識で!

 

 

基本補償が決まったら、今度は車両保険を考える番です。

 

車両保険の難しいところは、自分の車には車両保険が必要なのか?必要だとしたらどれくらいの補償を付けたらいいのかが分かりにくいところです。

 

車両保険を選ぶ基準を知ることが出来たら、迷う事がなくなるとは思いませんか?


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