自動車 任意保険 全損

自動車保険の全損のについて

 

 

車の全損と言えばエンジンやシャーシ部分に多大なる被害が生じて修理しても基に戻らないといったものですが、自動車保険における全損はそれとは多少意味合いが違ってきます。

 

保険会社は、車の評価額以上に補償金を払えないのです。

 

そんな時に全損処理とされてしまうのです。


 

全損処理の説明

 

事故で車に修理が必要になった場合、その修理費が保証金よりも高くなってしまった場合、その差額は補償外となってしまい自分で支払う必要性が生じてしまいます。

 

このような場合、保険会社はその車を全損として処理し、その車の所有権を保険会社に譲渡する事によって、全損としての保証金を出す事になります。

 

ですから、自動車保険においての全損とは、修理すれば元には戻るのですが、全てを保障内で処理し切れなかった場合の対応方法として処理する方法を意味するという事ですね。

自動車の損害は【全損と分損】に分けられる

 

交通事故で自動車を壊されたとき、自動車全体が壊されたのか、自動車の一部が壊されたのかを判別します。

 

    ●全損と分損の説明

     

  • 自動車全体が壊された状態を、「全損」(全部損害のこと)
  •  

  • 自動車の一部が壊された状態を、「分損」(部分損害)

 

全損と分損に分けるには理由がある!

 

全損と分損に分ける理由は、クルマの損害を請求できる範囲が変わるからです。
全損のときは、自動車を買い替え、購入時に発生する費用を請求でき、分損の時は、自動車の修理代を請求できます。

 

  • 全損…車の評価金額分補償がおりる
  •  

  • 分損…車の修理費用分補償がおりる

 

これは、修理できる車を修理せずに買い替えたいと言っても修理費用以上には補償金を出すことが出来ない事から定められた内容です。

 

 

事故の補償金で車の買い替えをするためには、自車が全損と判断される必要があります。

 

 

全損にも2種類ある

 

自動車の全損は、物理的全損と経済的全損の2つにわけられます。

 

物理的全損

 

物理的全損とは、技術的にクルマの修理が不可能な状態です。例えば、クルマが水没した場合やフレームが原形をとどめないほどは壊れた場合を言います。

経済的全損

 

経済的全損とは、技術的にクルマの修理は可能ですが、修理代が壊れたクルマの時価額より高くなる場合を言います。修理をするよりも中古車を購入したほうが安い場合です。このような場合、クルマが全部壊れたという扱いになります。

 

経済的全損と分損をわける基準はクルマの時価額

 

全損となった場合、クルマ本体の補償は時価で評価されます。つまり、事故時、クルマに現存する価値を、補償額としているのです。

 

クルマの時価は、レッドブック(「オートガイド自動車価格月報」有限会社オートガイド社発行)掲載されている金額となります。

 

このクルマの時価額と修理代の比較で、全損時の車両の補償代や経済的全損と分損をわけることになります。

 

全損の場合請求できるもの

 

分損の場合、クルマの修理費用が認められます。

 

全損と判断された場合、物理的全損、経済的全損であっても、以下の項目を請求できます。

 

まず、車両買い替え費用(壊れた自動車の時価分)。
ただ、クルマ本体を手に入れただけでは、使うことができません。
そこで取得費用となる車検費用・車庫証明のかかる費用・自賠責保険代・自動車取得税・自動車重量税などの費用も請求できます。

 

また全損となったクルマの廃車費用、解体費用も請求できます。


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