全労済の自動車共済の評判と特徴は?
それが「自動車共済」というもの。
「共済」とは営利目的ではなく、加入した人が事故に遭ったときのサポートを「共済組合」が行っています。
ここではそんななかの「全労済の自動車共済」について、深堀りしてみました。
先ずはTwitterの声を聴いてみましょう
どうせ親と住んでんだから、車の保険親の全労済の方に加入させてもらったらアホほど安くなって草
車両なしで月3.4k
車両込みで12k同じ保証でソニー損保
車両なしで8.5k
車両ありで19.7k— ほりおさんちのあれは (@mu_nakamu39) 2019年3月28日
全労済「マイカー共済」の特徴
全労済の「マイカー共済」って、テレビCMでもけっこう見かけますよね。
わりと耳なじみしているのではないかと思います。
この「マイカー共済」は、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)が、提供しているものです。
いくつか特徴がありますので、みていきましょう。
- 全労済「マイカー共済」は22等級まである(割引率が64%!)
- ハイブリッド車割引は7%!しかも「無期限!」
- 運転者を家族に限定すると3%割引、夫婦限定なら7%割引
- 盗難は防止装置装備割引は5%
- 新車割引は普通車で9%、軽自動車なら3%割引
- 福祉車両割引7%
- 人身傷害補償の被共済自動車搭乗中のみ補償特約は四輪15%、二輪原付は2%
特に優良ドライバーの方は、等級が20等級でずっと頭打ちになっているという場合も少なくないですよね。
「マイカー共済」なら22等級まであるので、さらに保険料を抑えることができるのは大きな魅力ではないでしょうか。
- 弁護士費用等補償特約 … 事故の際の弁護士費用をカバー
- 交通事故危険補償特約 … 車に乗ってるとき以外の交通事故の実損害額をカバー
- 自転車賠償責任補償特約 … 自転車で他者に対し賠償をしなければならなくなった場合をカバー
- マイバイク特約 … 原付などバイクでの事故の補償をカバー
ほかにも搭乗者傷害を家族のみに限定と、搭乗者傷害の掛け金を10%割引するなど、細かく設定できるのはいいですね。
私が感じた全労済「マイカー共済」の印象
実際に全労済の「マイカー共済」に入っていて、事故対応や車のトラブルの対応などを受けた方のご意見をまずはまとめてみました。
- 保険料(掛け金)としては安いと感じる。事故対応は自分の時は初動にも問題はないと思った。
- 加入の際に知識不足のスタッフがいた。家族に11等級以上の人がいると言ったにもかかわらず、等級が7等級スタートなのに6等級に。苦情を言ったが聞いてないといわれた。
- それほど重大ではない事故でしたが、連絡したら、「その程度で連絡しないで」という感じで対応された。
- 事故対応は、担当者にもよると思うけど、ほかの保険会社とそれほど変わらない。事故がなければ割安なのでいいかもしれないです。
- 22等級で車にいたずらをされてしまい、補償を使ったけど割引がほとんど変わらなかった(現在は事故あり係数が導入されてますが)。
以前は事故あり係数が導入されていなかったらしいです。
昨年2016年からだそうで、それまでに最高等級になっていた方は、保険を使ってもそれほど割引率が下がらなかったのですね。
いずれにしても等級が一般の20等級以上あり、割引が多いのは優良ドライバーにはありがたいのではないでしょうか。
事故対応に関しても、一般の保険会社と比較して、担当スタッフ個人の差にもよるですが、大幅に劣る、ということでもなさそうですね。
個人的は、コストを抑えたいかた、優良ドライバーの方にはいいのではないか、という印象です。
まとめ 意外と悪くない?「マイカー共済」
一般の自動車保険の保険料と比較して、コスト的に安く収まるかたや、優良ドライバーで補償を使ったことがない、というユーザーには悪くないです。
事故対応に関しては、どの保険に入ったとしても、スタッフによって個人差が出るものですので、このあたりは一概に共済だからどう、ということも言えないでしょう。
少し気になったことは、「ロードサービス」が「人身傷害補償」か、「車両損害補償」に入っていないとつかないというところ。
JAFなどに入っていれば気にしなくていいですが、必要な方はこのあたりも加味しつつ、他社と比較検討するほうがよさそうです。