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コンパクトカー向け~【自動車保険の選び方】

ナビさん
ナビさん
「コンパクトカー」と言われて、どのような車種があるのかパッと思いつく方は少ないです。

人気車種である「アクア」「ヴィッツ」「デミオ」など、
これらはすべて「コンパクトカー」に区分されています。

年齢性別問わず人気の「コンパクトカー」に的を絞って、
保険契約時のポイントを紹介します。

コンパクトカーの概要

コンパクトカーとは

コンパクトカーとは、実は明確な定義が存在しません。

一般的に普通車の、5ナンバー枠の車でありその中からさらに小型の車を表します。

    ●5ナンバーの規格

  • 全長   :4,200mm以下
  • 全幅   :1,700mm以下
  • 全高   :2000mm以下
  • 排気量  :2000cc以下(5ナンバー)

※因みに軽自動車はコンパクトカーでは無く軽自動車枠に入ります。

 

軽自動車

5ナンバー車

5ナンバー車

3ナンバー車

3ナンバー車

N BOX

フィット

ヴォクシー

クラウン

全長(mm)

3,395

3,900

4,695

4,895

全幅(mm)

1,475

1,695

1,695

1,800

高さ(mm)

1,780

1,525

1,825

1,460

排気量(cc)

660

1,339

1.986

2,499

軽自動車よりもサイズが大きい分、室内空間は広々としているにも関わらず、ボディサイズが小さいため、小回りが利きやすい車種というのも人気のポイントです。
自動車販売台数からみても、軽自動車の次に販売実績の多い車種となり、世代を問わず選ばれていますね。

こんなコンパクトカーが売れている!

人気のコンパクトカーの例に挙げるておきますね。

  • トヨタ・・・アクア、ヴィッツ、パッソ、スペイド
  • 日産・・・マーチ、ノート
  • スズキ・・・ソリオ、スイフト
  • ホンダ・・・フィット
  • マツダ・・・デミオ

CMでもよく見かける顔ぶれです!
2016年の時点では、これらの車種がコンパクトカーの販売実績を牽引しているようです。

どんな時に使い勝手がいいの?

コンパクトカーの購入を考えたとき、必ず考えることが「軽自動車とどちらの方がお得かな?」という点ですよね。ここでは比較する際のメリットとデメリットを上げました。

助かった事
  • 小さな車が欲しいけど、軽自動車だと安全性が…というユーザーにピッタリのサイズ感
  • 最新の軽自動車と比べると、本体車両価格にあまり差がなくなってきており、軽自動車よりも安く購入できることがある
  • 室内空間が広々としているので、ファミリーカーとしても使える
  • 安全面でも軽自動車よりボディが強化されており安心

少しマイナスポイント
  • ボディサイズが小さくても、あくまでも「普通車」のため、税金の優遇を受けることができない
  • 小回りの利くサイズ感で作られているため、連続長距離走行に不向き。長時間運転は疲労が溜まりやすい

維持費は安くあがるの?

最近のコンパクトカーは、どの車種も「20Km以上/L」走ります。

特にトヨタのアクアは「37Km/L」、ホンダのフィットハイブリッドは「36.4Km/L」と、コンパクトカーの中ではダントツで燃費のよい車種となっています。
(アクアもフィットも「ハイブリッド車」のため、特に燃費がよいという点もあるです。ハイブリッド車については、ハイブリッドカーの保険を読んでみてください)

コンパクトカーは税金が安いのはもちろんですが、タイヤなど消耗品も安く上がりますので、通勤用に車が欲しいという人などにはとても助かります。

コンパクトカーの任意保険 【実例・見本】

※車の所有者の情報として下記の条件で算出しています。

  • 使用者:家族限定
  • 使用目的:通勤・通学
対物賠償 無制限 車両保険付き 車種毎設定
対人賠償 無制限 車両保険 一般・車対車+A・無し
人身傷害 無制限 (一般、免責金額) 1回目5万/2回目10万円
弁護士特約 有り 等級 9等級(継続・乗り換え)
26歳以上 年齢制限 保険会社 年間保険料 エコノミー
車両保険+A
車両保険なし
ホンダ・フィット 26歳以上 ソニー損保 72,980円 53,400円 37,790円
アクサダイレクト 90,760円 70,520円 48,650円
三井ダイレクト 75,670円 57,320円 42,740円
損保ジャパン 274,510円 225,600円 148,050円

※この参考保険料金は自動車保険料シュミレータでの試算です。

コンパクトカーの保険の選び方

ナビさん
ナビさん
お待たせしました!
ここから保険の話になりますので宜しくお願い致します。

コンパクトカーの場合、任意保険はどのような内容で加入するのがよいか分かりますか?

ここでは私のおススメの補償内容をご紹介します。

STEP1 どこの保険会社で加入する?

コンパクトカーのドライバーさんは、多くは「通勤・通学」または「日常・レジャー」で利用される方がほとんどではないでしょうか?
長距離ドライブも頻繁でなく、デイリーユーズの方が多くを占めていると思います。

そんな人は、保険料が安くなる「ダイレクト型」の保険会社での加入をおススメします。

走行距離によって保険料が安くなる割引もあり、保険料を押さえつつ、必要最低限の補償も得られるので、コスト優先の方はぜひ見積もりをとってみてくださいね。

もし勤務先の福利厚生として「団体自動車保険制度」があれば、そちらを活用するのもよいと思います。
「団体自動車保険制度」は、企業と代理店(または企業代理店)が提携して、一般で加入するよりも数十%保険料がお得になることもあります。

ダイレクト型の見積もりを取りつつ、勤務先に出入りしている代理店があれば、そちらからも見積もりをとってみると、思いがけず安く保険をかけられることがありますよ。

STEP2 どんな補償内容で加入したらいい?

どのような補償内容で加入すればよいかみていきましょう。

コンパクトカーのドライバーさんは、「通勤・通学」か「日常・レジャー」のいずれかに当てはまると思いますので、上記を想定してポイントをお伝えしていきますね。

通勤・通学用なら、運転者限定をしてしまった方がお得

通勤・通学用なら、運転者の範囲を限定してしまうのはいかがでしょうか?運転者の範囲を、メインユーザー本人に限定してしまうことで、年間数千円保険料をカットできます。
しかし週5日はメインのドライバーが運転し、空いた時間に家族が頻繁に運転するという方は、あまりおススメできません。

「ほぼ自分しか運転しない・家族は別の車を運転する」という方は、積極的に見直しを行なってみてくださいね。

対人保険・対物保険・人身傷害保険

この3点については、「対人保険・対物保険=無制限」、「人身傷害保険=3000万〜5000万程度」が個人的なオススメです。特に対人保険・対物保険というのは、相手に対する補償で、高額となるケースが多くなっています。

必ず無制限にしてリスクに備えましょう。

車両保険

新車の場合「一般車両保険」をおススメしていますが、年数が経過している自動車や中古車なら、「車両危険限定(エコノミー車両保険)」にする方法もあります。

「車両危険限定」とは、自動車対自動車の事故に限定しており、「一般車両保険」で支払われる自損事故や当て逃げ事故が補償されません。またコンパクトカーの場合、大きな事故になればなるほど修理代がかさみますが、実はその修理代で新たな新古車や中古車のコンパクトカーに乗り換えることができるです。
近年、コンパクトカーは軽自動車の人気に押され、中古車市場では「新しいものが安く」販売されているのが現状です。
その為、年式がそこまで新しくない自動車に保険をかけるのであれば、「車両危険限定」でも良いと思います。

【一般車両と車両危険限定の選び方】

  • 一般車両・・・新車/家族間で自動車を共有している/メインユーズの自動車
  • 車両危険限定・・・運転者が限定されている/中古車・年数が経過している/サブユーズの自動車

おすすめの特約

日常生活賠償特約

日常生活の中で、賠償責任が発生した場合に、相手への保険金を支払う特約です。特に大きな賠償請求となりやすい「バイク・自転車」での接触事故にも備えることが出来る補償となっています。

人身傷害入院時諸費用特約

人身傷害保険の保険金を受け取れる事故に巻き込まれた際、入院期間中に必要となった諸費用が支払われる特約です。例えば、メインユーザーの母親が自動車事故でケガをし入院になったとき、家事代行サービスやベビーシッターサービスを利用した時の費用などが補償されます。また、ペットのお世話に関する費用も支払われる特約などもあります。

弁護士費用特約

自動車事故の被害を受けた時や、相手に対して損害賠償請求を行なうとき、弁護士をたてて掛かった費用や、法律相談をした時の費用等を保険会社が負担してくれる特約です。

コンパクトカー、だからフルカバーが安心

私はコンパクトカーというと、どんなシチュエーションでも選びやすく選ばれやすい車種だなと思っています。
「軽自動車より安心」「小回りが利くし、女性の私でも運転しやすい」「初心者だから、はじめての車にピッタリ」「高齢者の父にも安心して運転してもらえる」など、安心を買っていると思っています。

きっと家族のメインカーになっている家もたくさんあるのではないでしょうか?
コンパクトカーは、小さくても普通乗用車の区分なので、税金や車両本体価格で見ると軽自動車には劣ってしまいますが、その分、家族を守り、家族の中心になれるポテンシャルがあります。

だからこそ、個人的には保険料もあまり「コスト」の面を意識しすぎず、必要な補償や特約はしっかり付帯してほしいなあと思います。
メインの車だからこそ、家族にとって大事な契約となるので、ぜひそういった観点から保険の見直しを行なってみてくださいね。