こんにちは、今回のお役立ち情報は…
郵便局(かんぽ)の自動車保険について教えてほしい!
郵便局で保険を扱っているということは、割と知られていますが、実は「自動車保険」も取り扱いがあります。
ここでは、郵便局の自動車保険について紹介します。
郵便局でも自動車保険を取り扱っているの?
郵便局の自動車保険は、民間の損保会社のように独自で保険を組み立てているわけではありません。
郵便局という保険を扱う「代理店」と考えよう
郵便局は損害保険の会社ではないので、一般企業が用意している自動車保険を郵便局が販売している「代理店」という立場です。
複数の保険を扱っているものの、実は加入できるのはひとつだけ。
「郵便局の自動車保険」は、損害保険会社5社の共同保険となっており、窓口は「東京海上日動の自動車保険」だけとなっています。
このように確認してみても、やや理解しづらいシステムに感じてしまいますね。
提携・取り扱いのある保険会社、郵便局の自動車保険の仕組み
東京海上日動火災(幹事保険会社)⇒ 損害保険会社5社の共同保険(実際に加入できるのはコレ)
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
- AIG損害保険株式会社
- 損害保険ジャパン株式会社
- 東京海上日動火災保険株式会社(幹事会社)
- 三井住友海上火災保険株式会社
この5つの保険会社の「共同保険」であり、加入するのは「幹事保険」である「東京海上日動火災の自動車保険」ということになります。
なので取り扱っている保険は実質的にはひとつという感じですね。
これら5つの保険会社で責任の分担を行っている、という考え方です。
郵便局で自動車保険に加入するメリットは?
郵便局は全国1,496局で自動車保険を取り扱っています!
全国津々浦々にある郵便局、そのネットワークが強み
特に郊外や田舎町ですと、自動車保険の窓口を探すとなったら遠かったりなかなかないなど大変です。でも郵便局ならどの地域にも存在します。
かんぽ生命など生命保険もこういったネットワークがあることで、利用しやすい保険として定評です。それと同じように自動車保険の代理店として利用しやすいと思って加入している人も沢山いますからね。
貯金や郵便関係のことなどのサービスと同じ窓口なので便利で効率がいい
また一般的な自動車保険の代理店は、ディーラーや車屋さん、また代理店のみで別途営業しているものです。しかし、郵便局ならゆうちょ銀行に用があってとか、郵便物や荷物を持ち込むときに相談できます。
あちこちに行く必要もなく、一か所で保険の事が済むのなら楽だし効率的というメリットがあります。
口コミや評判は?
郵便局の自動車保険とは、実質的には郵便局という代理店から民間の自動車保険を購入している形です。内容的には「東京海上日動の自動車保険」そのものといった感じなので、安心です。
口コミなどを見ても、費用的にはいわゆる代理店型の自動車保険ですから、ダイレクト型の保険のような格安保険とは違います。コストダウンを検討しているのならソニー損保といった通販型の保険を検討してください。
田舎町で代理店が少なかったり、かんぽ生命に入っているから一緒に話がしたいという方におすすめです。
【まとめ】保険料が他に比べて安いという分けではない
郵便局で加入できる自動車保険は、共同保険であり、ほぼ「東京海上日動の自動車保険」ということ。
ゆうちょ銀行や郵便関連、かんぽ生命などと一緒の窓口で検討できる利便性がメリットです。
安心感や、人を介して検討したいという方には良いですね。とはいえ、もう少し保険料を下げたいというのなら、他社との相見積もりを取ってみることをおすすめします。