割引制度

【夫婦しか運転しない家庭の自動車保険】夫婦限定割引で安くなる

夫婦だけしか運転しない人の場合

▼「【夫婦間の自動車保険】の加入ポイントをマンガで解説」▼

気が付いたら、夫婦しか家の車を運転しないなんて人は、夫婦限定特約をつけましょう
運転者を検定と保険料は大幅に安くなります
若いころは友人が運転することなどがあったですが、気が付けば夫婦しか車を運転しなくなっているなんてことよくあります。
私も結婚する前は自分以外の人が運転もありましたが、結婚して所帯を持つようになると夫婦しか運転しないんですよね。
それに気が付いた時に自動車保険の夫婦限定を設定しました。
その結果、かなり保険料が節約できたのを覚えています。

★関連する特約
運転者限定特約(ドライバー限定)を利用すると保険料はどれ位安くなる?

運転者の条件を夫婦だけに限定すると安くなる

「夫婦限定割引(本人・配偶者限定特約)」とは?

「夫婦限定割引」は、任意保険の適用範囲を夫婦(配偶者)だけに限定します。
保険の適用範囲が夫婦2人だけになるため、保険料は大きく割引されます。
運転者を限定による割引には「家族限定割引」・「夫婦限定割引」・「家族限定割引」があります。
運転者が「本人のみ」「家族のみ」、と限定と、保険適用の範囲を限定させる条件設定です。
夫婦のみしか運転しない、という家庭に着目した保険会社が「夫婦限定割引」を導入しました。

運転者の範囲

家族

記名被保険者本人

30歳以上を補償

記名被保険者に配偶者
「記名被保険者またはその配偶者」の同居の親族

?補償されません

「記名被保険者」「その配偶者」のどちらとも別居の未婚の子

上記以外の親族友人・知人など

どのくらい保険料が変わるの?

夫婦のみしか運転はしない、という場合に運転者を限定する「夫婦限定割引」を使うと、どのくらい保険料が安くなるのか気になりますよね。
ある家族の場合を例にあげ、チェックしてみました。

割引率

限定する範囲 割引率
本人限定 約8~7%
配偶者限定 約7~6%
家族限定 約3~1%
限定なし 割引なし

限定条件の割引率は保険会社によって若干の差が有ります。

限定条件の範囲による保険料の違い

※車の所有者の情報として下記の条件で算出しています。(ソニー損保)

  • 車種:トヨタ・アクア
  • 年齢:37歳
  • 使用者:家族限定
  • 使用目的:通勤・通学
対物賠償 無制限 年齢条件 30歳未満不担保
対人賠償 無制限 車両保険 各車設定
人身傷害 無制限 (一般、免責金額) 1回目5万/2回目10万円
弁護士特約 有り 等級 15等級

運転者限定範囲

年間保険料

エコノミー車両保険

車両保険なし

限定しない

72,510円

54,450円

39,510円

家族限定

71,810円

53,940円

39,510円

配偶者限定

67,780円

50,940円

37,000円

本人限定

67,090円

50,430円

36,630円

限定範囲による価格差

運転者限定範囲

年間保険料

指定なしとの差

家族限定との差

配偶者限定との差

本人限定との差

限定しない

72,510円

700円↑up↑

4,730円↑up↑

5,420円↑up↑

家族限定

71,810円

700円↓down↓

4,030円down↓

4,720円↑up↑

配偶者限定

67,780円

4,671円down↓

4,030円down↓

690円↑up↑

本人限定

67,090円

5,420円down↓

4,720↓down↓

690円↓down↓

●保険料のまとめ
夫婦(配偶者)限定特約は保険会社によって若干の割引率の違いが有ります。
どの保険会社が一番割引率が大きいのかチェックしたい場合は、複数社の見積もりを比較と分かります。
複数社の見積比較はこちらからできます。

夫婦で車を2台所有している場合

2台目の車を新しく購入した場合

ナビさん
ナビさん
夫婦で車を2台所有する場合、「セカンドカー割引」が使用できます
この割引は、新しく保険契約を増やす時にしか使えません。

夫婦が車を増車する場合

割引の内容が、新規加入時にスタートの等級が「1等級分」おまけしてくれる割引ですので、車を増車した場合のみ活用できる割引です。
新たに車を増車する場合は活用しましょう。また、セカンドカー割引は1台加入している人がいるだけで、別の保険餓死者でも適用できます。

元々車を2台所有している場合

複数台保険の重複に注意

元々車を複数所有している夫婦がチェックしておきたいポイントは、補償の重複です。
自動車保険は、1人加入しているだけで家族全員をカバーしてくれる補償が多くあります。
代表的なものに「個人賠償特約」や「人身傷害保険(車外も適用を付けた場合)」があげられ、保険会社によっては「弁護士特約」も交通事故に限り、別の車でも家族全員が適用されます。
1台目の保険と同じように2代目の車も同じ補償内容で加入すると、重複してしまう補償が出てしまいます。
補償が重複と困ることはありませんが、その分の保険料はもったいないですからね。

籍を入れていなくても適用される

事実婚でもOK

最近では家族の形もさまざまになってきて、場合によっては「事実婚」いわゆる内縁関係の夫婦もいます。
そのような戸籍としては婚姻関係にない場合も、この夫婦限定割引は利用できます。
ただし生活の拠点が別で半同棲のようなものや、同居している、事実婚だとみなされない場合は、適応になりませんので注意が必要です。

●条件と注意点

  • 戸籍上一緒になっていない
  • 住所が同じ
  • 半同棲・別に住所(住民票)がある場合はダメ
  • 同棲中の彼女・彼氏は適用外

「内縁関係」のが重要で、内縁関係にある配偶者(戸籍を入れていない関係)も配偶者と定義するのは、各保険会社共通で考えらています。
生活実態に合わせ、万が一の時は補償する考え方を持っています。

同棲中のカップル(彼氏・彼女)では適用されない)

事実婚が可能ならば同棲中のカップルも「夫婦限定特約」が使えるんじゃないの?とおもうですが、カップルの状態では適用されません。
なぜ?と思うですが、事実婚が認められているだけでも柔軟な対応だと思います。
もし事実婚まで行っていない同志で車の運転をする場合は「運転者限定条件」を付けることはやめましょう。

「夫婦限定割引(本人・配偶者限定特約)」【まとめ】

保険料比較などをチェックしてきましたが、「夫婦限定割引」を設定すると、「家族限定」よりもかなり保険料が変わることが分かりました。
家族構成によって、ご夫婦のみしか運転しない、という場合は、これを使わない手はありませんね。
ライフスタイルが変わり、家族のなかで、ご夫婦しか運転しなくなった、という場合は、ぜひこの「夫婦限定割引」をチェックして保険を見直してみましょう。

●自動車保険・加入契約のまとめ

  • 夫婦だけしか運転しないなら限定と保険料が安くなる
  • 限定したらその他の人には運転させない
  • 別居の息子・娘も補償対象外になる(年齢条件のみなら補償対象内)
  • 事実婚でも夫婦限定が使える
  • 同性のカップルでは適用されない