セカンドカー割引は増車する時にしか使えません
割引内容はスタート時の等級が1等級分おまけされます
子供が免許を取得した場合や、夫婦それぞれに車が欲しくなった場合、家族に車が増車されることがあります。
一家で2台以上の車を所有する場面でのみ「セカンドカー割引」が利用できます。
保険料 【セカンドカー割引】を利用した時の保険料を確認!(´・ω・`)check
セカンドカー割引とは?
1度しか利用できない割引ってどういうこと?
セカンドカー割引は2台所有すると保険料が安くなる割引ではありません
新規加入の1度きりしか恩恵が受けられません。
「セカンドカー割引」といっても、すべての2台目の車が適用ができる訳ではありません。
割引が受けられるのは、新規加入時の車に限られます。
割引内容は、等級が1つサービスされ「7等級からスタートできる」事だけです。
※通常新規加入は6等級スタートです。
- 契約している自動車保険の等級が「11等級以上」である
- 1台目と2台目の【被保険者】が「本人か配偶者・同居の親族」である
- 1台目と2台目の【車の所有者】が「本人か配偶者・同居の親族」である
- 契約する車種・用途が【自家用】であること
- 適用車種は「小型乗用車」「軽四輪乗用車」「普通乗用車」「軽四輪貨物車」「小型貨物車」「最大積載量2トン以下の普通貨物車」「キャンピングカーなど特種用途自動車」
「セカンドカー割引」は「複数所有新規割引」などと、各社呼び方が異なっている場合もあります。
自動車保険に新規で契約する場合、最初は「6等級」からスタートしますが、先に契約している自動車保険の等級が「11等級以上」であることで、「補償を使わず優良なドライバー」と見なされ、少し等級を「おまけ(保険料を安く)」してスタートしてもらえる、と言った感じですね。
「たった1等級分?」と言うなかれ、6等級と7等級の間には大きな差が有ります。
割引率は19%で約2割も安くなるのです。
自動車保険の保険料は、等級によって割引や割り増しの設定となっています。
6等級でスタートするよりも、7等級でスタートと割引率が大きくなり、保険料が安くなります。
セカンドカー割引を使用した際の保険料
※車の所有者の情報として下記の条件で算出しています。(イーデザイン損保)
フルカバー 車両保険 | エコノミー 車両保険+A | 車両保険なし | |
20歳以下 | 396,840円 | 322,960円 | 209,480円 |
21-25歳 | 211,230円 | 172,610円 | 1132,90円 |
30-34歳 | 76,250円 | 63,070円 | 42,830円 |
40-49歳 | 79,920円 | 65,740円 | 43,940円 |
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セカンドカー割引の適用範囲
同じ保険会社でなく別の保険会社でも割引してくれます
セカンドカー割引がどういうものか見てきましたが、家庭環境により状況に複雑な違いがありますよね。
ここでは具体的にセカンドカー割引を適応できる状況について、見ておきましょう。
セカンドカーと言っても、一人で複数契約する必要もなく保険会社も別々で問題ありません。
記名被保険者や所有者が「同一」でなくても利用できる!
セカンドカーだからと、契約者の「記名被保険者」や「車両の所有者」が同じである必要はありません。
考えかたとしては、「同居している家族・親族」であれば、その家族内でのセカンドカー、「2つめの保険契約」という認識で適用されます。
ですので、被保険者が1台目はご主人、2台目は奥様であったりお子さんであったり、という契約場面で適用できます。
契約保険会社が違っても適用される!
契約する保険会社は、1台目と2台目が別々の会社で契約しても割引適用されます。
1台目はA社の保険、2台目はB社の保険でも適用が可能なので、運転実績のある家庭であるという事が重要なのかもしれませんね。
そのため、1台目の保険の等級が11等級以上となっている場合は、2台目の自動車保険を検討する際、どの保険会社にするかにかかわらず、必ずこの割引について適用できるか確認しましょう。
11等級以上でも【事故有係数】がある場合は要問合せを!
セカンドカー割引の適用について、先の契約が「11等級以上」でも、保険会社によっては、「11等級以上かつ事故有係数適用期間0年」としているところもあります。
同じ11等級以上であっても、3年以内に事故を起こしたことがある11等級と事故ナシでの11等級では、実際違いますよね。
事故を起こしていない、補償を使っていないユーザーのほうが、保険会社としてはありがたいのは納得できますので、ここで違いを付けられるのもわからなくはありません。
ただこの部分まで適用条件としているのかは、保険会社により見解が分かれていますので、セカンドカー割引を検討する際は問い合わせする必要が有ります。
セカンドカー割引の取り扱いのある保険会社一覧
社名 | 名称 |
ソニー損保 | セカンドカー割引 |
SBI損保 | 複数所有新規 |
AIU保険 | 複数所有新規 |
アクサダイレクト | 複数所有新規割引 |
チューリッヒ | セカンドカー割引 |
三井住友海上保険 | ノンフリート多数割引 |
あいおいニッセイ同和損保 | ノンフリート多数割引 |
そんぽ24 | 複数所有新規制度 |
アメリカンホームダイレクト | – |
東京海上日動火災 | |
共栄火災 | 複数所有新規割引 |
三井ダイレクト | セカンドカー割引 |
セコム損保 | 複数所有新規 |
セゾン自動車火災 | 複数所有新規 |
損保ジャパン日本興亜 | 複数所有新規割引 |
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セカンドカー割引の注意点・疑問に答えます!
新しい車を増車する場合一律スタート等級から始まります。
月日をかけて等級を上げていくしかありません。
7等級Sからスタートになります。
セカンドカーと言っても一人で2代契約する必要はありません。
セカンドカー割引は同居であることが条件です。
車を主に使う人(被保険者)は娘さんにしなければならないのでセカンドカー割引は適用できないのです。
保険会社が同じ必要はありません。
その場合契約時に「証券番号等」を報告する必要があります。
セカンドカー割引は4輪車同士のみの適用です。
【まとめ】2台目の車が新規加入ならば活用しよう!
一般的なユーザーであれば、事故を起こしなければ毎年等級はアップします。
私も、ずっと無事故できているので、気付いたらもう16等級になっていました。
子供が車を購入して乗るようになったら、このセカンドカー割引が使える状態ってことですね。
このように2台目の車を検討する際は、まず先の自動車保険の等級をチェックし、11等級以上となっていれば、その他の条件を満たすかどうか確認しましょう。
特に新規契約時の1等級分は、保険料もかなり変わりますので、適用できる場合はしっかりと割引を利用しましょう。
●セカンドカー割引(まとめ)
- セカンドカー割引は新規加入時にしか使えない
- 割引の内容は1等級サービスされる
- 家族の保険が11等級以上であること
- どの保険会社も同じ内容
- 保険会社がちがっても割引される
- 家族の保険が11等級以上であること