マンガで分かる【自動車保険の基礎知識】 PR

1日保険を徹底解説!補償内容から支払い方法を紹介

1日保険を徹底解説!補償内容から申し込み・支払い方法を紹介!

ナビさん
ナビさん
こんにちは!ナビ子です!今回は…
ナビさん
ナビさん
一日保険の事を詳しく知りたい!

免許を持っていれば、自動車を所有していなくても家族や友人の車を運転したいこともあります。

しかし、いざ自動車を運転になった時、「自動車保険が適用されないという場合」と困ってしいます。

そんな時に利用できる「一日保険」について解説します。

一日保険の活用シーン
  1. 車友人の車を借りたい
  2. 親の車を借りたい

★ポイント
自動車保険に加入している人は「他車運転特約」が利用できます。
※自身が加入している任意保険の補償を、他車で利用できる特約です。

1日自動車保険とは

1日単位で加入することのできる自動車保険です。

この1日自動車保険は任意保険で、「対人」「対物」「傷害」「車両」を補償できます。

1日自動車保険の必要性

1日保険の必要性

自動車保険には「年齢条件・運転者限定」の補償対象者を限定する特約に加入している場合がほとんどです。

その場合、補償対象者が絞られてしまうため、車を貸し借りした場合に補償対象から外れてしまう事があります。

補償の適用内だったとしても、保険は利用と翌年からの保険料が大幅に上がるため、借主に迷惑をかけることになってしまいます。

しかし、どうしても車を「借りたい・貸したい」というシーンが出てくるときがあり、そんな時に役に立つのが「1日自動車保険」です。

こんな時に助かった!

友人や知人の自動車を借りるとき、「自動車の所有者が保険に入っているから、もし事故をしてもその保険があるから大丈夫だろう」と考えるのは危険です。

1日自動車保険は手軽に加入できるため、他人の自動車を借りるときは、貸してくれる相手へのマナーとして加入しておきもしょう。

ナビさん
ナビさん
先ず任意保険の適用範囲を見てみましょう!

車を借りた際の補償の適合を知っておきましょう

●【任意保険】の限定条件による補償範囲

運転者

家族

他人
車の持ち主
(父)
息子
(借りる人)
未婚で別居の子
(借りる人)
友人
(借りる人)
52歳 22歳 18歳 20歳

運転者限定特約 限定なし
30歳以上
家族限定
/30歳限定
家族
30歳
夫婦限定
/30歳限定
家族
30歳
個人限定
/30歳限定
個人
30歳

※家族=家族のみ限定
※個人=個人のみ限定
※30歳=30歳未満不担保

※登場人物は架空の家庭です。

代表的な保険商品

 

三井住友海上 セブンイレブンの1日保険
東京海上日動 ちょいのり保険
NTTドコモ ワンタイム保険
あいおいニッセイ同和損保 ワンデーサポーター
項目 ちょいのり保険 1DAY保険 ワンデーサポーター
東京海上日動 三井住友海上 あいおいニッセイ同和損保
補償期間 24時間 24時間 24時間
保険料 A.500円 A.500円 A.500円
B.1500円 B.1500円 B.1500円
C.1800円 C.1800円
基本補償 対人賠償
対物賠償
対物超過
自損傷害
搭乗者傷害
ロードサービス
車両復旧費用
弁護士特約 × ×
加入方法 スマートフォン
コンビニ × セブンイレブン ×
被保険者の追加 250円/3名 480円/名 480円/名

1日自動車保険の対象者は?

1日保険の加入条件

●加入できない人

  • 自分の車
  • 車の所有者の配偶者
  • 法人名義の車(レンタカー)(カーシェア)
  • 車検切れの車

1日保険に加入するケースで最も多いのが、「友人・知人名義の自動車を借りるとき」と、「親や兄弟名義の自動車を借りるとき」です。

一般的に自動車保険の対象となる自動車は、「本人名義の自動車であること」が必要ですが、1日自動車保険の場合、名義変更は必要ありません。

また、他人の自動車を借りることが前提となっているので、契約手続き自体がスムーズに行えることも魅力ですね。

スマートフォンがあればどこでも契約できる上、保険料も500円からと手軽で便利に利用できるようになっています。

1日自動車保険の対象となる自動車は、基本的に自家用乗用車(普通乗用車・小型乗用車・軽四輪乗用車)となり、高額車両は対象外です。例えば、高級スポーツカーやキャンピングカー、タクシー、バス、バイクなどの運転は認められませんので、そういった車種を運転する機会があるのであれば、事前に保険会社へ問い合わせしておきましょう。

また、レンタカーは、レンタカー会社で専門の自動車保険があり、レンタル費用に保険代が含まれています。

保険料はいくら位で入れるの?

1日保険の吠えん量と期間

現在販売されている1日自動車保険の保険料は、1日500円から加入できます。この1日の考え方は各保険会社によって異なりますが、「1日=加入した日の24時まで」の場合と、「1日=加入した時間から24時間」の場合がありますので、必ず契約する際にチェックしておきましょう。
※現在は24時間制の方が多くなっているようです。

500円からというのは、オプションをセットすると保険料が少し高くなるからです。車両保険や社内手荷物特約などをつけると、1500円~2000円前後になりますが、運転初心者の方はセットしていても損はないでしょう。

また、この1日保険は契約期間の延長が可能です。借りていた自動車で遠出をしていたけれど、渋滞に巻き込まれてしまって、運転時間が長引きそう・・・という場合は、スマートフォンで簡単に継続できますので、必ず保険期間の延長をしておきましょう。

加入方法・流れ

1日保険の加入方法

加入方法は、スマートフォン、セブンイレブン、保険代理店での手続き方法がありますが、代理店経由の場合、導入している代理店が少ないのと、セブンイレブンの場合、保険会社が三井住友海上のみになるため、各社を比較するのであればスマートフォンからの契約が便利でしょう。スマートフォンであれば24時間いつでもどこでも契約できるので、おすすめです。

保険料の支払い方法は、スマートフォンからの契約は携帯電話代と合わせて請求となり、セブンイレブンの場合はレジで現金またはnanacoで支払います。

加入の流れは以下の通りです。

<スマートフォンの場合>

  • スマートフォンでお客さま情報を入力し、運転免許証の登録を行う
  • 情報登録後、利用しているキャリアでの決済を行う
  • スマートフォンの画面上に「契約申し込み完了」の画面が出れば、手続き完了

<セブンイレブンの場合>

  • マルチコピー機で申し込み手続きを行う
  • レジで支払いを行い、手続き完了

セブンイレブンの場合、①の前に事前にネットから仮申し込みを行うことで、店頭での手続きがスムーズになります。インターネット環境があれば、あわせて利用しましょう。

ペーパードライバーでも大丈夫?

ペーパードライバーの方だと、特に「自動車の運転自体、久しぶり」という方も多いと思います。そんな方にも1日自動車保険はとてもおすすめです!1日自動車保険の主なターゲットは、自動車を所有していない人なので、もちろんペーパードライバーの方も対象です。しかし、他人に借りた自動車を傷つけたらどうしよう・・・と不安も大きくなりがちですよね。

そんなペーパードライバーの方に向けて、お得な保険料でより充実したオプションも用意されています。500円プランには車両保険がセットされていませんが、2000円前後の「車両付き」プランであれば、より安心も大きいと思います。ペーパードライバーの方は、ぜひ車両保険ありタイプを選んでみてはいかがでしょうか。

1日自動車保険の口コミ・評価

○こんな場面で利用しました!

●帰省中、実家の車を運転になりましたが、ペーパードライバーで久々の運転が心配でした。しかも実家の保険は「本人・配偶者限定」で、私は補償の対象外だったので、1日自動車保険を利用しました。合計4日ほど利用したのですが、自分にも保険があることで安心して運転できました。

●友人と一緒にゴルフへ行くことになりました。長時間の運転が予想されたので、交代で運転になったのですが、万が一自分が運転中に事故を起こしたら、友人の保険を使うことになり迷惑になると思ったので、自分の補償は自分でかけておこうと思い、1日自動車保険に加入しました。

1日自動車保険のメリット・デメリット

メリットを紹介

複雑な契約手続きは一切なし!

これまでの保険といえば、代理店で加入するのが一般的でした。しかし1日自動車保険は、スマートフォンから契約できることと、24時間、場所を選ばずに契約できるので、とても便利です。

保険料が格安!

やはり1日自動車保険の最大の魅力は、保険料が500円から加入できることではないでしょうか。オプションを付帯しても格安で加入できるので、格安な保険料で安心を得ることができます。

急な場面にも対応!

免許を持っていると、予期しないタイミングで自動車を運転しなければならない、そんな場面も考えられますよね。1年間の自動車保険の場合、契約始期日を決定し、申込書を送付してから保険会社の承認を得て、ようやく契約がスタートする・・・という流れのため、契約開始日まで時間がかかります。
一方、1日自動車保険の場合、スマートフォンさえあればその場で契約できるので、急な場面にも対応が可能です。

最大で7日間加入できる!

1日自動車保険は、連続して最大7日間契約できます。1週間以内で自動車を借りる予定があるのであれば、1度の契約で手続きが完了するので、便利に利用できます。

1日自動車保険のデメリット

スマートフォンのキャリアや機種が限られる

実はこの1日自動車保険、スマートフォンならすべて対応しているわけではなく、各保険会社の提携している大手キャリアのものや、自分名義のスマートフォンである必要があるなど、いくつか条件があります。
例えば、格安スマホを利用している場合や、他人のスマートフォンから契約しようとする場合、利用できないことがあります。その場合は、1日自動車保険を販売しているセブンイレブンで加入できますが、スマートフォンの利便性よりは少し劣ります。

コンビニエンスストアが限られる

現在、コンビニエンスストアで直接加入できるのは「セブンイレブン」のみとなっています。また保険会社も「三井住友海上」に限られています。もし契約したい保険会社があるのであれば、デメリットとなるでしょう。

8日以上利用する場合、再度加入する必要がある

メリットの中で「7日間連続で契約できる」とお伝えしましたが、延長も含め最大7日となるため、もし8日以上になる場合、いったん8日目で新たに契約する必要があります。8日以上借りる予定があれば、少し面倒ですね。

【まとめ】上手に生かして1日保険を活用しよう

1日保険のは安心を買う

1日自動車保険は、自動車を所有していない人にとって、手軽に運転時の安心を買うことができる商品です。

車を知人・両親に借りる時は、上手に一にり保険を利用しましょう。