自動車保険料の相場

【60代の自動車保険料相場】値上げあり?安いおすすめの保険は?

▼「60代の自動車保険加入ポイントをマンガで解説」▼

ナビさん

60代の父の保険料が年々高くなっているんだけど?

ナビさん

60代にもなると保険料が徐々に高くなるのは仕方のないんだ

60代は、年齢の上昇とともに保険料もしだいに高くなります。
保険料が気になる場合は、おとなの自動車保険のように「ダイレクト型自動車保険」の見積もりを取ってみると良いです。
ダイレクト型の自動車保険は保険料抑えるのに有効です。
保険料よりも充実したサービスがお望みの場合は損保ジャパンのような代理店型の保険会社がおすすめです。充溢したサービスと専属の担当者が対応してくれるため、トラブル時も安心して任せることができます。
また、60代では子供も独り立ちしている場合が多いため、運転者限定や年間走行距離など変化に合わせて自動車保険を見直す必要もあります。
どちらの保険も、申し込む前に「一括見積もり」を利用と、どの保険がいくらで加入できるのか比べることができます。
たくさんある保険会社から1社づつ保険料を確認する必要もなく、効率的に見積もりを取得できます。

比較見積もりをもらう

※おとなの自動車保険と損保ジャパンの比較見積もりができます。

60代の自動車保険の選び方

60代の自動車保険
【60歳代】保険料の相場と自動車保険のポイント
  1. 年々保険料が高くなるのは仕方のない?
  2. 「自分(+配偶者)」中心の補償内容に!
  3. ダイレクト型自動車保険を検討してみる!

 保険料 ▶60代の保険料相場を確認する!(´・ω・`)check

※軽自動車に乗っている人は!

※軽自動車に乗っている人は!

軽自動車は普通車とは保険料の決まり方がちがいます。
軽自動車の保険を検討している方は▶【軽自動車】の保険料相場へお進みください。

【60代】の自動車保険料 【実例・見本】

60代の平均的な自動車保険料相場を知ろう!

60代【一番安い】自動車保険会社ランキング!

ナビさん

60代で一番安い保険会社を調べました!

●トヨタ・アクア ●被保険者年齢:62歳 ●車両保険:なし

順位タイプ保険会社保険料
1位ダイレクト型SBI損保41,738円
2位ダイレクト型セコム損保46,309円
3位ダイレクト型イーデザイン損保48,047円
4位ダイレクト型SOMPOダイレクト48,405円
5位ダイレクト型チューリッヒ50,869円
6位ダイレクト型三井ダイレクト51,268円
7位ダイレクト型ソニー損保53,139円
8位ダイレクト型アクサダイレクト64,418円
9位ダイレクト型そんぽ2471,657円
10位共済JA共済78,221円
11位代理店型三井住友海上79,212円
12位代理店型東京海上日動85,788円
13位代理店型損保ジャパン東亜90,011円
14位代理店型AIU損保93,600円
15位代理店型あいおいニッセイ損保94,908円

無料で出来る自動車保険の一括見積もり比較サイトなどを利用して保険料を集めました。

複数社の見積もり結果

保険会社や車種によって、保険料は大きく変わります。
まずは人気の保険会社4社(ソニー損保、アクサダイレクト、三井ダイレクト、損保ジャパン)の見積もりから、年間保険料を比較してみましょう。

保険会社4社の年間保険料(車種別)
※車の所有者の情報として下記の条件で算出しています。

  • 使用者:家族限定
  • 使用目的:通勤・通学
対物賠償無制限車両保険付き車種毎設定
対人賠償無制限車両保険一般 ・車対車+A ・無し
人身傷害無制限(一般、免責金額)1回目5万/2回目10万円
弁護士特約有り等級20等級(継続・乗り換え)
60歳以上年齢制限保険会社年間保険料エコノミー
車両保険+A
車両保険なし
ホンダ・N-BOX30/35歳以上ソニー損保44,920円35,670円23,910円
アクサダイレクト46,450円35,790円25,910円
三井ダイレクト42,120円33,570円23,950円
損保ジャパン72,600円57,490円38,280円
ホンダ・フィット30/35歳以上ソニー損保52,860円39,100円28,120円
アクサダイレクト53,710円42,350円30,090円
三井ダイレクト50,320円37,370円27,270円
損保ジャパン78,530円60,740円43,210円
トヨタ・プリウス30/35歳以上ソニー損保69,720円46,590円27,120円
アクサダイレクト69,850円50,680円33,070円
三井ダイレクト63,500円43,570円27,270円
損保ジャパン97,690円69,590円43,210円
トヨタ・VOXY30/35歳以上ソニー損保58,880円40,560円24,940円
アクサダイレクト61,050円45,630円30,070円
三井ダイレクト54,570円38,110円25,030円
損保ジャパン85,420円62,270円40,150円
スバル・レヴォーグ30/35歳以上ソニー損保80,550円51,390円27,120円
アクサダイレクト69,090円48,690円30,070円
三井ダイレクト72,160円47,490円27,270円
損保ジャパン109,130円74,870円43,210円

※この参考保険料金は自動車保険料シュミレータでの試算です。

※損保ジャパン・三井ダイレクトは35以上 / ソニー損保・アクサダイレクトは30歳以上の年齢条件のみの選択になります。

保険料の高い20代ほどではないにせよ、60代から自動車保険は徐々に高くなります。
とはいえ60代にもなると子供が独り立ちしている場合が多いので、自分と配偶者のみに補償を絞り保険料を節約しましょう。

60歳以上の自動車保険料の相場

ナビさん

各社保険料を実際に調べて、年間保険料の相場を出しました。
コレが本当の60歳以上自動車保険料の相場です!

60歳以上年齢制限保険会社フルカバー
車両保険
エコノミー
車両保険+A
車両保険
なし
ホンダ・N-BOX30/35歳以上4社平均
(相場価格)
51,523円40,630円28,000円
ホンダ・フィット30/35歳以上4社平均
(相場価格)
58,855円44,890円32,173円
トヨタ・プリウス30/35歳以上4社平均
(相場価格)
75,190円52,608円32,918円
トヨタ・VOXY30/35歳以上4社平均
(相場価格)
64,980円46,643円30,298円
スバル・レヴォーグ30/35歳以上4社平均
(相場価格)
82,733円55,610円32,168円

相場を見ても、これまでより保険料がやや高くなることがわかりますね。
少しでも節約したい場合は、保険の見直しは必要不可欠です。

ナビさん

「一括見積もり」を使えば多くの保険会社を一度に比較できますよ!

※「保険スクエアbang! 自動車保険」のサイトへ行きます

ナビさん

60代になると車の保険料が若いころに比べ上がるというデータが有るけど、
60代の車の保険料ってまだ安くできるのでしょうか?

ナビさん

60代の自動車保険の事もっと詳しく知りたい人はさらに下を読み進めてみてくださいね!
補償契約内容を選ぶポイントや特約・割引による保険料削減方法も解説しています。

60代にオススメの契約内容は?

60代は加齢によって判断力が落ち、事故率も高まる世代。より補償を手厚くし、いざというときに自分を守れる内容にしていきましょう。

もちろん、これまで以上に慎重な運転を心がけることも大切です。

また60代では家族構成に変化のある人も多いので、補償範囲も合わせて変更しましょう。
例えば子供が独立し夫婦だけの世帯だと、運転者限定を「家族限定」から「夫婦限定」にすれば保険料を節約できますよ。

ナビさん

以下に60代にオススメの契約内容をまとめました。
保険見直しの参考にしてくださいね!

●必須の保険内容 

  • ①対人賠償保険必ず無制限! 
  • ②対物賠償保険必ず無制限! 
  • ③傷害賠償保険一億円~無制限がオススメ (人身傷害保険は加入必須。搭乗者保険は任意で選択。) 
  • ④車両保険エコノミー車両保険(車対車+A) 

●必須の特約

  • 弁護士特約
  • 日常生活賠償責任補償特約 (家族全員に適用。他人に怪我をさせたりものを壊した時に降りる補償)
  • ロードアシスト(JAF未加入の場合)

●必須の条件

  • 年齢条件
  • 運転者限定特約
  • 免許証カラー条件
  • 車の使用目的設定

この上記の条件は最低限必要です。 後はお好みで補償内容を充実させたり、各保険のサービスをつけるとよいでしょう。 その他にも以下のように、保険会社によっては自動的にセットとなる補償があります。

●自動的にセットとなる補償

  • 無保険車傷害保証特約:無保険車との事故で自身の車に乗っている人を保証してくれる
  • 他車運転危険補償:他人の車や借りた車で事故を起こしてしまった場合、自分自身が加入している保険を適用することが出来る
  • 示談交渉サービス:相手との示談交渉を保険会社が行ってくれる

※保険会社によりことなる場合があります。

「60歳~64歳」と「65歳以上」の保険料の差

保険の例
あなたの年齢本人以外の年齢制限年間保険料車両保険なし
60~64歳35歳以上55.380円28.600円
65歳以上35歳以上62.510円34.100円

保険料を抑えられる、最低限の保証内容を知ろう!

60代こそ自動車保険の見直しを!

事故が多くなる60代は保険料も高めになるので、内容を見直して保険料節約に努めましょう。
とはいえ必要な補償を削ってしまい、事故にあった時に適切な補償が受けられないのは不安なもの。そこでここからは、絶対に必要な補償を付けつつも保険料を節約するポイントについて考えます。

普通車から軽自動車へ変えた佐伯さん(60歳)の場合

佐伯さん(60歳)は、40年近く勤めてきた会社の定年を迎えました。
これからは奥さんと2人で趣味の登山に打ち込むつもりです。
38歳の息子さんと35歳のお嫁さん、3歳のお孫さんと同居しています
これまで佐伯さんは仕事で遠距離へ行くこともあったため、普通車のトヨタ・アクアに乗っていました。
しかし定年後は近くの山へ行くくらいで、維持費もバカにならないため、軽自動車のダイハツ・ムーヴに乗り換えることに。
当然、自動車保険も変更しなければなりません。
まずは、佐伯さんの現在の保険内容を見てみましょう。

見直し前の保険料~佐伯さん(60歳)の場合~

車両:トヨタ・アクア
記名保険者:佐伯さん本人
使用者限定:配偶者限定
使用目的:業務
走行距離区分:10,000km以上
免許の色:ゴールド
保険会社:損保ジャパン(代理店型)

対物賠償無制限車両保険付き車種毎設定
対人賠償無制限車両保険一般・170万円
人身傷害7000円(全タイプ)(一般、免責金額)1回目0円/2回目10万円
対物超過特約有り年齢条件35歳以上
搭乗者傷害有り・死亡1000万円日常生活(個人)賠償あり
弁護士特約あり等級20等級

★アクサダイレクトのトヨタ・アクア保険料データ(表)挿入
それでは上のデータを元に、これからの保険について考えていきましょう。

<ポイント1>保険会社の見直し

佐伯さんはこの機会に、代理店型で保険料の高い「損保ジャパン」から、ダイレクト型で保険料の安い「アクサダイレクト」へ変更にしました。

担当営業マンがつく代理店型の保険は、サービスが行き届いている分だけ保険料も高めに。
一方ダイレクト型は、インターネットから自身で手続きするなどの手間がかかる分だけ保険料を抑えられます。

<ポイント2>使用目的・走行距離の見直し

使用目的や走行距離を見直すと、保険料が安くなる場合があります。
佐伯さんの場合、定年前は出張などに車を使っていたので、使用目的は「業務」、走行距離は「無制限」でした。

しかし今では日常の買い物やレジャーなどにしか使用しないので、使用目的は「日常・レジャー」、走行距離は「5,000km以上10,000km未満」へ変更に。
車の使用頻度が少ない「日常・レジャー」は「業務」よりも保険料が安く、またダイレクト型保険には走行距離による割引があるので、保険料を節約できます。

<ポイント3>免責金額の見直し

事故にあった際に修理費用の一部を自己負担する「免責」の金額を高めに設定すると、保険料を抑えられます。

佐伯さんは、これまで「免責額1回目0万円、2回目以降10万円」だった設定を「免責額1回目10万円、2回目以降10万円」に変更しました。

見直しで60代の保険料が安く!

以上の点を変更したことで、佐伯さんの保険料はこんなにも安くなりました。
実際のデータを用意したので、以前の保険料と比べてみてくださいね。

見直し後の保険料~佐伯さん(60歳)の場合~

車両:ダイハツ・ムーヴ(平成29年7月登録)
記名保険者:佐伯さん
使用者限定:家族限定
使用目的:日常・レジャー
走行距離区分:11,000km以下
免許の色:ゴールド
保険会社:アクサダイレクト(通販型)

対物賠償無制限車両保険付き車種毎設定
対人賠償無制限車両保険一般・170万円
人身傷害3000万円(全タイプ)(一般、免責金額)1回目10万円/2回目10万円
対物超過特約有り年齢条件35歳以上
搭乗者傷害あり・死亡1000万円日常生活(個人)賠償あり
弁護士特約あり等級20等級

★上記条件(アクサダイレクト、ダイハツ・ムーヴ)の保険料データ挿入
データから、佐伯さんが保険料を★○円も節約できたことがわかりますね。
以上で解説した点を見直せば、保険料が高めの60代でも節約出来ますよ。
手厚い補償を残しつつ保険料を節約するためにも、保険はしっかりと見直しましょう。

60代の自動車保険、見直しポイント
  • 保険会社の見直し!代理店型からダイレクト型に変更すると保険料が安くなる
  • 使用目的の見直し!使用頻度が少ないほど保険料が安くなる
  • 走行距離の見直し!走行距離が少ないほど保険料が安くなる
  • 免責設定の見直し!免責設定の金額が高いほど保険料が安くなる

<裏ワザ!>運転者限定・記名保険者の見直し

保険料を抑える裏ワザとして、記名被保険者を、60歳で保険料の高い佐伯さんから、38歳で保険料の安い息子にするという手があります。

記名保険者とは「契約の車を主に運転する人」で、必ずしも契約者(この場合は佐伯さん)と同じである必要はありません。

ただこの場合は、佐伯さんが保険対象となるよう運転者限定を「配偶者」から「家族限定」へ変更する必要があります。

「おとなの自動車保険」で節約できる?

ナビさん

40~50代に人気の「おとなの自動車保険」、60代ではどうなのでしょうか?
実際の見積もりから保険料を確認してみましょう!

SOMPOダイレクト損害保険の自動車保険はおとなの自動車保険という名称です。

「おとなの自動車保険」の特徴は?

60代の保険料が高くなる理由のひとつとして、60代以上が加害者となる交通事故の増加が挙げられます。
保険料が割引される「年齢条件」をとっても、事故率の少なくなる年代の【35歳以上】までは設定できますが、【60歳以上】を設定できる保険会社はほぼありません。
そんな60代の保険で唯一の例外が、「年齢条件」を一歳きざみで設定できる「おとなの自動車保険」です。

実際に見積もりで比較してみよう!

気になる保険料を、「おとなの自動車保険」と★他保険会社の実際の見積もり結果で比べてみましょう。

★以下のデータを、「おとなの自動車保険」と他保険会社の保険料に作り替える

「おとなの自動車保険」と「他社」の保険料比較(40~69歳)

車両:トヨタ・アクア
使用者限定:本人・配偶者限定
使用目的:日常・レジャー
走行距離区分:10,000km以下
免許の色:ゴールド

対物賠償無制限車両保険付き車種毎設定
対人賠償無制限車両保険一般・130万円
人身傷害車外も含む5000万円(一般、免責金額)1回目0円/2回目10万円
対物超過特約有り年齢条件35歳以上
搭乗者傷害有り・死亡1000万円日常生活(個人)賠償あり
弁護士特約あり等級20等級

上の契約条件で見積もりを取ると

年齢保険料
40歳36000円
45歳34950円
49歳34040円
50歳34760円
55歳35250円
59歳35630円
60歳37360円
65歳39120円
69歳42660円

どちらの保険であっても50代後半を境に保険料は高くなるものの、「おとなの自動車保険」では保険料が★○円安くなることがわかります。
ただし、以上の見積もりは優良ドライバーの場合で設定しているため、条件によっては「おとなの自動車保険」のほうが保険料が高くなる場合も。
気になる人は実際の見積もりをとり、他社の保険料と比較してみてくださいね!

【60代自動車保険】まとめ

行動範囲や生活パターンに変化の多い60代は、車両や補償範囲などを現状に合わせていくことが大切です。
以下のポイントを踏まえ、しっかりと保険を見直しましょう。

行動範囲の変化があるときには…

  • 自動車を軽自動車にする
  • 保険の「走行距離」を短くする

生活パターンの変化があるときには…

  • 保険の「使用目的」を見直す
  • 保険の「運転者限定」を見直す

保険料を節約したいときには…

  • 保険会社を「ダイレクト(通販)型」に
  • 車両保険の免責設定を高めに
ナビさん

保険選びに迷っている人は次の記事も読んでみてくださいね!