400ccのバイクの任意保険の考え方と相場
保険料は初期は高いけど、等級評価があるため年々安くなります。
バイクの任意保険を取り扱う会社も沢山あるため、一度各社の見積もりを比較をおすすめします。
どこの保険会社が安いのか一目でわかります。
さっそく皆さんへ問題!
問題:400㏄のバイクの任意保険料は
A.250㏄バイクより排気量が大きいから保険料も高い
B.250㏄バイクより排気量が大きいけれども保険料は安い
C.250㏄バイクと変わらない
答えは・・・
C.250㏄バイクと変わらない
でした。
バイクの任意保険料は、排気量では保険料が決まらないんです。
保険料を確認! 400㏄バイクの任意保険加入のシミレーションをしました!
●400ccバイクの規格
排気量400ccバイクは、「中型自動二輪運転免許」で乗ることができます。
車検制度があるため、車検や自賠責保険の期限切れに注意する必要があります。
同時に、任意保険にも加入しましょう。
このページでは、400㏄バイクの保険料について紹介します。
※おすすめのバイク保険会社、ここから比較・申し込みもできます。
バイク保険の取り扱いのある保険会社一覧と特徴を紹介
400㏄バイクの任意保険の相場
※バイクの所有者の情報として上記の条件で算出しています。
ダイレクト系保険会社の見積もりは
A社(代理店型) | B社(ダイレクト型) | C社(代理店型) | |
---|---|---|---|
全年齢 | 76,800円 | 44,310円 | 69,060円 |
21歳以上補償 | 36,440円 | 23,980円 | 26,900円 |
26歳以上補償 | 24,030円 | 16,840円 | 22,000円 |
30歳以上補償 | なし | 16,710円 | 14,760円 |
125~250㏄のバイクの保険料と比べてみましょう。
じつは、400㏄と、125~250㏄のバイク保険の保険料はほとんど変わらないのです。
ということは・・・
これからバイクに乗りたいというバイク入門者にオススメするバイクは250cc?400ccのバイクです。
体格が小さいのであれば125㏄や250ccを選ぶって選択肢もありますが、大人の気分を味わいたいなら中型バイク、400ccのバイクにしましょう!
※どこの保険会社に加入していいか分からない場合は、ますは見積もり比較を利用してみるのがいいです。
複数社の見積もりを比較出来るので、安い保険会社が見つけられおすすめです。
こちらから→バイクの無料一括見積もり比較を利用できます。
400㏄バイクの任意保険は必要なの?
時折、自賠責保険しか入っていませんというライダーの方に出合います。
しかし、バイクは自動車と比べ事故率が高く、ケガも重症になりやすい乗りものです。
ちなみに自賠責保険の補償は下の通りです
-
●自賠責保険の補償
- 死亡時: 3000万円
- ケガの補償: 120万円
- 後遺障害時:75~4000万円
これは、被害者1名に対する補償ですが、事故の相手方へ支払われるものであり、自分のケガも相手のバイクや車など物損については補償されません。
相手の怪我 | 相手の物 | 自分の怪我 | 自分の物 | |
---|---|---|---|---|
自賠責補償 | 〇 | × | × | × |
そうすると任意保険に入っていないとはすべて自腹で負担になります。
-
事故時に賠償しなければならないもの
- 相手のモノの弁償
- 自分のケガの治療費
- 自分のモノの修理代
ということで、バイクでも絶対に任意保険の加入は必要です。
バイクの任意保険の補償内容を教えて!
「バイクでも任意保険に加入しないといけないのはわかった。でも、いままで保険屋まかせ、
『去年と同じ』で保険を継続してきたから、どんな内容があるのかわからない」という方のために、バイク保険の補償内容を紹介します!
自賠責保険と任意保険の違い
任意保険の加入は強制ではありません
自賠責保険の加入は強制保険ですが、任意保険は、その名前の通り「任意」で加入する保険です。
自賠責保険は政府の保険、任意保険は民間の保険会社
自賠責保険の保険料は政府が決めた保険料です。そして補償内容はどの保険会社で加入しても同じです。
一方、任意保険は、保険会社によって保険料が変わります。また補償内容、範囲が変わります。
任意保険の補償内容
-
●任意保険の補償内容
- 事故の相手方の補償
- 対人賠償保険
- 対物賠償保険
- 自分への補償
- 人身傷害
- 搭乗者傷害
- 車両保険
- 弁護士特約
- 対物差額費用
などがあります。
もう一度、自賠責の補償範囲と比べてみましょう
相手の怪我 | 相手の物 | 自分の怪我 | 自分の物 | |
---|---|---|---|---|
自賠責補償 | 〇 | × | × | × |
自賠責補償 | 〇 | 〇 | △ | △ |
自賠責保険と任意保険の「相手へのケガ」の補償が重なっていますね。
この「相手へのケガ」の補償が厚くなるため、任意保険は自賠責保険の上乗せ保険と言われるのです。
相手への補償
相手への補償は、「対人賠償」と「対物賠償」があります。
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1.対人賠償責任保険とはなんだろう?
対人賠償責任保険は、事故の相手の死亡、ケガの治療費、後遺障害などに対して払われる補償です。
具体的は、治療代、死亡や後遺障害による逸失利益、慰謝料、葬儀代、休業損害などです。
支払額は
損害額-自賠責保険の支払限度額=任意保険の対人賠償額
によって算定します。
ただし、被害者に事故の原因について過失がある場合、損害額に過失割合を掛けて
支払額を決定します。
ただ、事故の相手を選ぶことができません。無制限での加入がよいでしょう。
なお、自分の家族は「対人賠償」では補償されません。
対物賠償責任保険とはなんだろう?
対物賠償責任保険は、事故の相手のモノに対する補償として支払われます。
具体的は、
相手の車の修理代、
相手の車載品の破損代、
ガードレールや電柱などにぶつけたときのガードレールの修理代や、
電柱代、踏切事故などで列車を止めてしまった鉄道会社への営業損害の補償
などが対象になります。
具体的なものから、営業損害まで幅広く対象となっています。
支払額は
損害額×相手の過失割合=任意保険の対物賠償額
によって算定します。
ただ、事故の相手を選ぶことができません。無制限での加入がよいでしょう。
なお、自分の家族のモノは「対物賠償」では補償されません。
自分への補償
自分への補償は、「人身傷害保険」・「搭乗者傷害保険」と「車両保険」があります。
「人身傷害保険」・「搭乗者傷害保険」
「人身傷害保険」・「搭乗者傷害保険」も自分のケガを補償します
人身傷害
ケガや死亡による損害が補償されます。単独事故でも過失があって、実際の損害が補償されます。
搭乗者傷害
ケガや死亡によりあらかじめ契約していた金額、たとえば死亡したら1000万円、骨折位したら10万円など 定額が支払われます。
車の任意保険を契約している人の場合
契約している自動車保険に「人身傷害保険」を「搭乗中以外も補償」にしていれば、
バイクの任意保険は、搭乗者保険だけでも大丈夫でしょう。
車の保険を契約してない人の場合
搭乗者傷害だけでは、死亡や大ケゲのときの補償が足りなくなる可能性があります。
バイクの任意保険の「人身傷害保険」を契約しましょう。
ただ、人身傷害保険を契約すると保険料が4~6万円くらい高くなります。
車両保険
自動車と比較すると修理費自体は高額にはなりません。車両価格も自動車より安いので、壊れたら買い替えるという方法もありです。また車両保険に加入すると保険料が高額になります。ローンでバイクを買った人以外は、車両保険は「なし」でもよいのです。
それから、保険会社によってはバイクの車両保険がない会社もあります。
まとめ
400㏄のバイクの保険料は、250㏄までのバイクの任意保険料と変わりません。
任意保険に入る時は、対人対物は無制限で。
自動車保険で人身傷害の契約があるなら、バイク保険は搭乗者傷害だけでもよいでしょう。
車両保険は、バイクのローン残高がなければ「なし」でOKです。