ペーパードライバー向けの自動車保険講座

ペーパードライバーのための保険講座

ペーパードライバーだったから運転が不安。

運転に自信が無いからこそ自動保険はどうしたら良いの？

こんな人に向けて安心のできる補償内容を紹介します。

引っ越しや結婚を機にペーパードライバーだったけど車を購入！
自動車免許は取ってみたものの、日常的な移動手段が公共交通機関のため自動車が不要な方や、電車通勤のために自動車を使うことがない方は、何年も運転する機会がないままペーパードライバーになってしまった…という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ページ情報　ここではペーパードライバーだった方が自動車を新規で購入した場合、どのような保険に加入すべきか解説します。

どんな自動車保険に加入したらいいの？

まずはペーパードライバーの方が自動車を購入したとき、一番はじめに考える自動車保険について考えていきましょう。もしペーパードライバーになる前に自動車を所有していた経験があれば、保険の内容も何となく分かりそうなものですが、初めて自分の自動車を購入する方は、そもそも自動車保険って何？自賠責保険ではダメなの？というところから確認していく必要があるかもしれませんね。

2種類のの自動車保険を知るべし

まずここでいう自動車保険とは、民間の損害保険会社で契約できる任意保険のことをいいます。自賠責保険との違いは、「強制加入」か「任意加入か」という点です。

ペーパードライバーの皆さんは、自動車の運転歴も浅い方が多く事故リスクも大きくなりがちなので、自分と相手を守るためにも、自動車を購入したら必ず任意保険に加入しましょう。

ペーパードライバーが任意保険に新規加入する

ペーパードライバーの方にとって、次に気になることは「ペーパードライバーであること」が保険料に影響するのか？ということではないでしょうか。

どちらかというとペーパードライバーだった人の方が事故に遭った事がないという理由で保険には有利な状況であったりします。

保険料はどうなるの？

ペーパードライバーは、年齢や性別、免許の色、これまでの運転歴など個々の状況は様々かと思いますが、いずれの人の場合も運転経験が豊富な人と比べると、運転に不慣れなために事故リスクが確実に高くなります。事故リスクが高いということは、その分保険料も高くなるということです。ないよりはあったほうが良い運転経験ですが、このような運転経験の差は保険料には影響しません。

ペーパードライバーだからといって、それだけで保険料が高くなることはなく、運転をしないからこそ事故に遭う事もなく、にゴールド免許になった方や年齢が21・36・30歳となっている人は、「ゴールド免許割引」や「年齢条件」によって割引が適用され、免許を取得したてのドライバーより保険料が安くなるります。

しかし保険料が安くなる要素の一つである「等級」は、新規加入の場合、年齢に関わらず6ｓ等級からのスタートとなり、保険料は高い位置からのスタートになります。

ペーパードライバーだからこそ、保険料が安くなる？！

ゴールド免許になっている

ペーパードライバーの人はは日常的に運転する機会がないため、事故の発生リスクも皆無です。そのため、免許更新時には多くの人がゴールド免許へ更新できます。（運悪く1日自動車保険などに加入していて運転していた時、違反があった方は除きます。）

ゴールドになるためは、グリーン免許から数えて6年、ブルー免許から数えると3～5年の年数が必要ですが、この年数が経過するとともに、自分の年齢も重ねていることにお気づきでしょうか？

また免許の色というのは、「事故リスクを起こしにくいドライバー」であることの証となりますので、グリーンよりもブルーが、ブルーよりもゴールドの保険料の方が安くなります。
ゴールド免許の場合、保険料が安くなる最も大きな要因は「ゴールド免許割引」の適用です。自動車によく乗る人（＝記名被保険者）がゴールド免許を保有していれば、割引が適用されます。

年齢による保険料評価

自動車保険というのは、契約者全体の平均をとって保険料率を決定し、契約者の保険料に対して公平性を図っています。そのため、どの保険会社も年齢が若い方と事故を起こしやすい高齢者の保険料を高く設定し、30代後半から60代前後までのゾーンを安く設定しています。

また保険適用する運転者への年齢条件を設定できることで、若年層の人が初めて保険い加入するよりもリーズナブルに加入できるのです。

優遇される優良ドライバーと一致している！

気になる割引率ですが、こちらは各保険会社でバラバラかつ公表している会社と非公表の会社があります。しかし割引率を公表している会社をみてみると、約7％～20％の割引率になっていることが多いようです。少なくとも7%割引されているというのは、やはり保険料全体でみても大きいのではないでしょうか。

ペーパードライバーの皆さんの中は、運転に対する経験不足の恐怖から、自動車を購入しても保険料が高くなるのではないか？それなら運転をしないほうがよいのではないか・・・？と思われている方もいらっしゃるです。しかし、ペーパードライバーだったからこそ、「年齢条件による割引」と「ゴールド免許割引」の適用を受けることができるということをぜひ覚えておいていただければと思います。

補償内容に対する注意点

車の運転に自信がないという人は補償内容を充実させておくことをおすすめします。
特に「人身障害保険」の補償額を多めに取っておくことと、必要とあれば車両保険への加入をしておいた方が良いでしょう。

怪我に対応

ケガに対応する補償は「人身傷害保険」が重要です。人身傷害保険は自社に乗る人への補償であり、補償の上限額が決められる場合が有ります。この上限金額を1億円又は無制限に設定しておくことで、補償内容としては安心です。

人身傷害は自分だけではなく、家族や友人などを自分の車に乗せている場合に事故を起こしても手厚い補償が受けることができ、自損事故の時にでも賠償ができるため特に気をかけて加入をおすすめします。

自分の車に対応

車両保険は年齢と車の価格いよっても変わってきますが、もしそれなりに高額な車に乗ることになるのなら加入したいですね。しかし、車両保険は保険料が上がる原因でもあるため、保険料が安くなる年齢かどうかでも判断する必要が有ります。

21歳以下ではまだまだ高額になりますが、26・30歳以上の限定割引が適用される方は、「フルカバータイプの一般型車両保険」へ加入すると自損事故でも保険が使えます。

番外編（ペーパードライバー講習）

どうしても車の運転が怖いという人は「ペーパードライバー向けの運転講習」を受けてみるのも良いかもしれません。
自動車は事故を起こさないのが大前提で、事故に遭わないことが一番の節約です。

1日2時間・トータルで10時間程度の講習コースを用意しているところが多いようですね。
コース料金は5万円から10万円程度ですが、事故を起こしてしまうよりもずっと安上がりです。

【まとめ】ペーパードライバーだった人は補償を充実させよう