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長期優良割引で20等級の人もさらに割引が受けられる

長期優良割引で20等級の人もさらに割引が受けられる

ナビさん
ナビさん
自動車保険は「等級」というものによって、保険料に差が出ますよね。
新規契約だと6等級スタートで、毎年無事故で更新と、1等級ずつアップしていき、それに伴って、保険料は割引に。
一般的な自動車保険は「20等級」が最高で、頭打ちになるのですが、なかにはさらに優良ドライバーがお得になるように、と「長期優良割引」というものが設定されているところも。
ここではそんな「長期優良割引」について、みていきます。

長期優良割引とは

「長期優良割引」とは、長い間、無事故で安全運転を心がけてきたドライバーに、お得になるようにと、20等級の保険料からさらにお安くなるように設定されたもの。

長期優良割引の特徴

長期優良割引を取り扱っている会社

  • 朝日火災
  • あいおいニッセイ同和
  • AIU
  • 三井住友海上
  • 共栄火災
  • JA共済
  • そんぽ24

ダイレクト型の自動車保険は、この「長期優良割引」の適用がないんですね。
このように確認してみると、代理店型の会社がほとんど、といった印象です。

適用条件は?

「長期優良割引」を適用してもらうは、一定の条件を満たしていないといけません。

  • 「前年と今年」の自動車保険の契約の段階で、等級が20等級
  • 事故あり係数適用期間が0
  • 前の年の間に事故を起こしていないこと
  • 前の自動車保険の契約が1年以上となっていること

このように確認してみると、「あきらかに優良」と言えるような状態が条件、といった感じですね。
20等級になりたてだと、ダメということ。
20等級になり、さらに翌年も無事故、補償を受けなかった場合に、適用、さらに今まで事故を起こしていません、といった「事故を起こす可能性が極めて低いユーザー」が対象という印象を受けます。

どれくらい安くなるの?

気になるのは、「長期優良割引」がどの程度オトクになるのか?というところですよね。
すでに20等級のかたが、さらに割引になる、ということなのですが、割引率としては以下のようになっています。

  • 朝日火災       … 1.5%
  • あいおいニッセイ同和 … 2%
  • AIU        … 10%
  • 三井住友海上     … 1.5%
  • 共栄火災       … 3%
  • JA共済       … 2%
  • そんぽ24      … 割引あり(率は不明)

20等級の人は、保険料の割引率がだいたいのところでおよそ63%となっています。
半分以上割引になっているわけですから、この段階でものすごく安い、ともとれるものの、おまもりとして保険に加入していて、まったく補償を使わない人にとっては、ただお金を払うだけの「掛け捨て」の印象も。
安くても、消えていくお金なわけですから、少しでもさらに割り引いてもらえるのは、誰だって助かるもの。
保険には加入していて、長らく補償なんて受けてない、ずっと20等級、なんてユーザーは、この割引をチェックしてみてもいいです。

全ての保険会社で用意されているわけではない

ざっと見てきたように、20等級になって久しいユーザーにとっては、さらに割引が受けられてうれしい「長期優良割引」ですが、どの自動車保険も適用してくれるわけではないんですね。
ですからまず、検討している保険会社で受けられるのかどうか確認する必要があります。
またインターネットで申し込みするタイプの、ダイレクト型(通販型)自動車保険にはこの割引が今のところありません。
ただしダイレクト型の場合、さまざまなコストを削減と、最初から代理店型自動車保険よりも安くなっていることがほとんどのため、あえてさらに割引をしない、ということなのかも…。
いずれにしても、長期優良割引がある会社、ない会社で補償内容をフラットにして比較し、検討するのがおススメです。

【まとめ】長期優良割引をどう活用するのか、冷静に見極めを!

自動車保険に入ってずっと無事故、補償を受けたことがない、いつの間にかずっと20等級、といったユーザーにとっては魅力のある「長期優良割引」。
ただし、ダイレクト型自動車保険など、個々の保険によって、基本の保険料にも差があるため、一概にこの割引がある自動車保険が絶対にお得、とまでは言い切れません。
補償内容をしっかりと精査し、複数の保険会社で内容をそろえた見積もりを取ったうえで、お得なもの、納得のいく保険を選ぶのがベストですね。