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【自動車保険の継続割引】契約更新による割引はメリットが少ない?

更新時にオトク?「継続契約割引」

ナビさん
ナビさん
自動車保険も以前のような、代理店の担当者におまかせして契約するもののほかに、パソコンやスマホなどインターネットを利用して、契約内容を自身で組み立てて契約する「ダイレクト型自動車保険」が増えてきました。
それだけ契約を伸ばすのにも競争が激化してきていることから、さらにさまざまな「割引」も増えています。
保険会社もほかに逃げられたくないですし、できるだけ自社で長く契約してほしいと考えますよね。

そういったことから次の更新も自社でとなった場合「継続契約割引」という割引が設定されているところもあります。
ここではこの「継続契約割引」について、新規契約と比較しつつ、みていきましょう。

継続契約割引とは?

ダイレクト型自動車保険がおもですが、自社の自動車保険に続けて契約してくれた場合、割引しますよ、のが「継続契約割引」。
自動車保険にはユーザーの状況や車両によって、使える割引があれこれありますが、そのようなものの場合、自分できちんと入力すると適用されます。
でも「継続契約割引」の場合は、ただ単にネットで継続の手続きを取るだけで、自動的に割引が受けられるような仕組みになっているので安心です。

継続契約割引を知るべし!

早期契約割引は基本的に新規加入者に適用される割引です。
「それじゃあ、翌年の更新時には早めに契約しても割引はないの?」
と残念に思われる方も多いでしょう
早期契約割引に代わって、次年度からの更新時に同じ割引をするために用意されているのが継続契約割引です。
ですから、継続契約割引は早期契約割引と同じ性質の割引と考えていいでしょう。
継続契約割引は次年度の保険開始日より1ヶ月以上前に保険契約をすませることで割引を受けることができます。
呼び方は違えど、どちらも保険開始日よりも余裕を持った時期に契約と割引を得られるので、その性質はまったく同じものです。
それじゃあ割引も期待できないのでしょうか?それがそうでもないのです。
継続契約割引の割引額は下記表のようになり、

継続契約割引
ソニー損保 2,000円
アクサダイレクト 1,000円
三井ダイレクト ×
アメリカンホーム ×
チューリッヒ ×
SBI ×
イーデザイン損保 10,000円

早期契約割引と同様、取り扱っている保険会社は少ないのですが、割引額は早期契約割引よりもかなりお得であることが見て取れます。
継続更新はインターネットだけでなく書面郵送でも可能ですが、書面郵送での継続更新では上記の割引は受けることはできません。
この点はシッカリと理解しておくようにしましょう。
ソニー損保以外は継続契約割引を受けるにはインターネットからの申し込みが必須です。
つまり、純粋な継続契約割引が用意されているのはソニー損保のみであり、他の継続契約割引はインターネット割引の一つとも言えるのです。
インターネット割引には様々なものが用意されており、適用している割引種類やその割引額も各社様々です。
しかし、割引率が低いものが多い契約形態割引の中でも高額な割引が期待できる割引サービスですから、絶対に利用しない手はないのです。
それでは新規契約・継続契約に焦点を当てて、インターネット割引でどのような割引条件が設けられているのかをご説明していくことにしましょう。

ソニー損保にはもう一つの継続契約割引が!

継続契約割引をうけるにはインターネットでの継続更新が必須と申しましたが、実はソニー損保にはまた違った継続契約割引が用意されています。
インターネットでの継続契約更新で得られる2,000円の他に、継続年数によって受けられる割引です。
その割引はといいますと、

継続回数 割引率
1回目 1%
2回目 1.5%
3回目以降 2%

となっています。
正直、期待できるような割引率でなく、3年目以降は同率となっているので大幅な割引は期待できませんが知っておいて損はありません。
保険会社選びに困った時には是非、検討材料の1つとしてもらいたいところですね。

新規契約割引

インターネット割引を利用しなくとも早期契約割引を利用すれば500円前後であありますが割引を受けることが可能です。
早期契約割引は新規申し込み者限定の割引制度ですから、少額であるといっても可能なら利用したいところです。
しかし少額である早期契約割引も、インターネットで新規契約を行えば驚くような割引が受けられます。
それが数あるインターネット割引の一つである新規契約割引です。
それでは新規契約割引では一体どれくらいの割引が受けられるのかを見ていくことにしましょう。

新規契約割引
ソニー損保 8,000円
アクサダイレクト 保険料により2,500円~10,000円
三井ダイレクト 保険料により4,000円~10,000円
アメリカンホーム 約10%割引(上限20,000円)
チューリッヒ 保険料により2,500円~12,000円
SBI 5,500円
イーデザイン損保 10,000円

契約保険料によって変動する会社と一律設定している会社の2つがありますが、どちらも早期契約割引の500円と比べれば雲泥の差ですよね。
これなら皆さん「利用しないと損!」と思われるのではないでしょうか。
しかも早期契約割引のあるところならば新規契約割引と合わせて割引を受けることができますから、効果的な保険料の減額が可能となってくるのです。
例:イーデザイン損保 

新規契約割引10,000円+早期契約割引500円=10,500円
新規契約割引はインターネット割引の一つとはいえ、性質的には早期契約割引と同じと考えられます。
そう考えれば、新規契約申し込み時には是非ともこの制度を利用してもらいたいものですね。

ネット手続きの継続契約割引

保険開始日より余裕を持った保険契約をと受けられる割引が継続契約割引ですが、それとは別にインターネット割引でも同じような割引制度が用意されています。
それがインターネット割引の継続契約割引です。
この継続契約割引ならば契約開始日の1ヶ月以上前に契約しなければならないという拘束もなく、保険開始日前の契約で割引が受けられるので、使い勝手もグンと上がってきます。
それでは継続契約割引ではどれくらいの割引が受けられるのかを見ていくことにしましょう。

継続契約割引
ソニー損保 5,000円
アクサダイレクト 1,000円
三井ダイレクト 3,000円
アメリカンホーム 約5%割引(上限10,000円)
チューリッヒ 保険料により2,500円~12,000円
SBI 1,500円
イーデザイン損保 10,000円

先ほどの新規契約割引に比べると割引感が低いのは残念なところですが、継続と毎年受けることができることを考えれば欠かすことはできない割引制度ですね。
特に新規契約割引と同じ10,000円の割引を設定しているイーデザイン損保の割引制度なんて本当に有難い限りです。

【まとめ】使える割引すべて入れ込んで、複数の保険を比較すべし!

継続契約にあれこれ割引をしてくれる会社と、そうでない会社となると、割引がある会社がオトクなの?と思うですがこれも一概には言えません。
ユーザーの状況や車種、車両保険をどうするかなど、契約の内容によって、どの保険がどのユーザーに合うか?安いか?というのは個々に違います。
ですので、継続更新にはこういったさまざまな割引があることも知っておきつつ、複数の保険を更新時には早めに比較するのがベスト。
継続、更新の比較は早割が効く前のころ、およそ2か月前くらいから始めるのがおススメです。