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SBI損保と三井住友海上!新旧比較で軍配の上がるのはどちら?

新参ダイレクト型と老舗代理店型はどちらに軍配?
SBI損保と三井住友海上の徹底比較

ナビさん
ナビさん
国内自動車保険の老舗どころはほとんど「代理店型」ですが、グループ内からダイレクト型保険が登場しているところもあり、ますますダイレクト型が増えてます。
ここではダイレクト型自動車保険「SBI損保」そして歴史ある代理店型自動車保険「三井住友海上」を徹底比較しました。

SBI損保 VS 三井住友海上 保険料満足度は?

まずは自動車保険の決め手「保険料満足度」をチェックしましょう。
この2社だと、ダイレクト型と代理店型なのでユーザー層も違うです。
データは「オリコン2018」のランキングのものです。

【保険料満足度】

  • SBI損保    … 74.66点 ランキング第3位
  • 三井住友海上   … ランキング圏外(10位以下)のためデータなし

保険料満足度はダイレクト型と代理店型ではどうしても差が出るようです。
ランキング10位以内に代理店型は下位にしか入っていません。やはり保険料はダイレクト型有利と言わざるを得ないですね。
ということで「SBI損保」と「三井住友海上」の保険料満足度の軍配は「SBI損保」でした。

SBI損保 VS 三井住友海上 ロードサービスの充実度は?

次は「SBI損保」「三井住友海上」のロードサービスの充実度を比較しました。
今やどの自動車保険にもロードサービス付帯が当たり前。ただ内容は意外と差があります。
【無料レッカー距離と詳細】

SBI損保 指定工場までは無制限、ユーザーの指定した修理工場までは50㎞まで
一定の条件を満たす場合のプレミアムロードサービスならユーザー指定工場までは150㎞まで
三井住友海上 レッカー牽引は500㎞までOK、手配から費用までしっかりカバー

【緊急トラブル対応の詳細】

バッテリー上がり

SBI損保 バッテリーの点検、交換、ジャンピング 契約期間中1回限定、交換の場合はバッテリーはユーザーで準備※プレミアムロードサービスなら バッテリーの交換費用とともに部品代もカバー。
三井住友海上 バッテリーのジャンピング 契約期間中1回限定で対応

キーとじ込み

SBI損保 車内にカギがある場合に限定
※プレミアムロードサービスなら、車内閉じ込み以外も対応、ドアキー作成も可(期間中1回)
三井住友海上 キーとじ込み時のドアの開錠

ガス欠の際のガソリン補充

SBI損保 2018年6月より主な保管場所もサポート対象にガソリン代も10Lまで無料、ただし契約期間中1回限定
三井住友海上 契約期間中1回に限りガス欠時ガソリン代10L無料で補充対応

パンクの際のスペアタイヤ交換

SBI損保 2018年6月より回数制限撤廃、主な保管場所もサポート対象に
※プレミアムロードサービスではタイヤ交換、点検も対応
三井住友海上 パンクした場合の応急のスペアタイヤへの交換作業

オイル漏れ、冷却水など

SBI損保 冷却水補充、ボルト締付け、オイル漏れ点検補充、ヒューズ取替えなど対応、ただし部品は実費
三井住友海上 30分以内の作業時間で対応できるサポートが可能(ただし消耗品の代金は要確認)

脱輪など車のトラブル

SBI損保 2018年6月より、3輪まで無料に (全車輪の場合は有料)
三井住友海上 詳しい記載はなし。ただし30分程度での作業の対応はありのためその範疇なら対応あり

宿泊サービス

SBI損保 1名あたり15000円を上限に一泊分をカバー
事前にSBI損保安心ホットラインに連絡のうえ利用する
三井住友海上 搭乗者にたいしひとり1万円までの宿泊費をサポート

帰宅費用サポート

SBI損保 1名につき20000円を上限としてカバー、いったんユーザー側で立替え後日清算
ただしタクシーやレンタカー利用となった場合は1台につき30000円を上限とする
三井住友海上 車の事故やトラブルの際の帰宅費用か当面の目的地までの費用をひとりあたり20000円までカバー(ただし1000円は自己負担)

比較したところあまり差がありませんでしたが、自走ができない場合の帰宅費用や宿泊のサポートは額に差がありました。
全体的に見ると「SBI損保」がロードサービスの充実度はやや高めといえそうです。

SBI損保 VS 三井住友海上 事故対応は?

次はもっとも肝心なポイント「事故対応満足度」を比較しましょう。
公平なデータをと、いくつかチェックしましたが以下のようなデータしかありませんでした。

【事故対応満足度】

  • SBI損保    … 公式サイトの評価:91% ※ 満足~普通と答えた合計割合 ただし価格.com、オリコン2018ともにランク外
  • 三井住友海上   … 75.69点(オリコン2018 第7位)

会社によっては公式サイトで「事故対応満足度」を公表してますが、ないところもあります。
「SBI損保」は公表してますが「普通」と答えたものも含んでしまっているので、評価の数値を上げるため?と疑ってしまいそう。
またオリコンや価格.comなどの自動車保険ランキングでもランク外でしたので、事故対応満足度に関しては「三井住友海上」に軍配ですね。
事故対応満足度はオリコン2018では1位から10位まで2点ほどしか差がありませんでしたので、ランクインしてればまず安心といえそうです。

SBI損保 VS 三井住友海上 特約、オプションは?

では次は自動車保険にプラスとさらに補償を手厚くしたり、車以外でも助かる「特約」を「SBI損保」「三井住友海上」を比較しましょう。

【両社共通の特約】

  • 弁護士費用特約
  • ファミリーバイク特約
  • 全損時諸費用特約
  • 車内(車外)身の回り品特約
  • 個人賠償責任特約 (日常生活賠償特約)

次に両社独自で用意されている特約は以下のようになっています。

SBI損保の特約

被害者救済費用等補償特約 契約車の欠陥や不正アクセスでの人身、物損事故で被保険者に法律上賠償責任がない場合に保険金を支払う特約  ※自動車保険契約時に自動的にセット
他の自動車運転危険補償特約 他者から借りた車で事故の際ユーザーの申し出によって自身の保険を優先的に使う特約
対象は「対人」「対物」「借りた車の損害」「単独事故によるケガ」など
※自動車保険契約時に自動的にセット
自転車事故補償特約 記名被保険者とその家族が自転車事故で他者にケガをさせたりモノを壊した際の賠償責任をカバー。また自転車事故で対象者がケガをした場合も保険金が支払われる

三井住友海上の特約

重度後遺障害時追加特約 事故で重い障害が残った場合自宅のバリアフリー改造費用、福祉車両の購入費用など500万円まで実費で補償。職業訓練や資格取得の費用も月額で5万円まで補償。
ケアサポート費用特約 事故で入院したり付き添いが必要な場合、家事(ホームヘルパー含む)や介護、育児やペットの世話などそれぞれ1日2万円までサポート。治療方針の相談について1事故につき5万円をサポート
搭乗者傷害(入通院/2区分)倍額払特約 搭乗者傷害(入通院/2区分)特約の保険金の金額を倍額にして支払ってくれるという特約
搭乗者傷害(死亡・後遺障害)特約 契約車両に乗っている時の事故でケガ、死亡した、後遺障害が残ったときに補償する特約。ベビーシッターやヘルパー専門医などの紹介ネットワークも利用できる
差額ベッド費用特約 人身傷害保険の対象の事故の場合の差額ベッド費用を15000円を上限にカバー
車両保険無過失事故特約 車両保険を契約していて100対0の事故で過失がないケースで、等級を下げずに補償が受けられる特約
新車特約 規定の新車の状態で車両保険に入っている場合に、事故で大きな損害を受けたとき買い替え費用をサポートする特約
ロードサービス費用特約 この特約をプラスとレンタカー費用特約(事故で修理が必要な場合で車両保険を付帯しているとき、修理期間中のレンタカー費用を補償する特約)などが受けられる
交通乗用具事故特約 電車やバス、飛行機や船舶、エレベーターやエスカレーターなど交通乗用具でのケガ、死亡の場合も人身傷害保険を支払う特約
自動車事故特約 ほかの車と歩行中の事故など自動車事故のケガや死亡したときまたは後遺障害が残った場合、人身傷害保険金を支払う特約
地震・噴火・津波「車両全損時定額払」特約 地震や噴火、それらによる津波で車が全損になったとき車両保険金額を上限に最大50万円を支払う特約

特約の充実度は「三井住友海上」が上ですね。
さまざまなシーンを想定しサポートできる特約が揃っています。ただそれが必要かどうかは人によって違うので、自分にどういうものが必要かをまず考えるのがおススメです。

SBI損保 VS 三井住友海上 割引は?

次は保険料を左右する「割引」を「SBI損保」そして「三井住友海上」を比較しました。

【両社の割引】

SBI損保

三井住友海上

インターネット割引

新規も継続も一律に10000円割引

代理店型自動車保険のため設定なし

新車割引

車両保険は3%引き 車両保険以外は9%引き

適応あり、ただし割引率不記載

ASV割引

設定なし

規定の車両で衝突被害軽減ブレーキ(AEB)仕様車の場合割引(率は不記載)

運転者限定割引

割引率不記載、ただし対応はあり

運転者の範囲を設定によって割引はあり

ゴールド免許割引

 最大で19%引き

10%割引

証券不発行割引

 500円

設定なし

1DAYマイレージ割引

設定なし

1日自動車保険に加入した履歴によって割引(率などは不記載)

長期優良契約割引

設定なし

 20等級で事故あり件数0の場合で1年間無事故なら1.5%割引

「SBI損保」のインターネット割引がかなり大きいので、ここだけでも保険料には差がつきそう。逆に「三井住友海上」は長期優良割引など独自の割引も。
割引のあるなしの方向性も違うため、ユーザーによってどちらがいいかは違ってくるです。

SBI損保 VS 三井住友海上 総括!

「SBI損保」「三井住友海上」を比較してきました。いい意味でダイレクト型と代理店型の特徴が出ているように感じました。
ロードサービスは「SBI損保」のほうがより手厚い印象ですが、事故解決満足度は「三井住友海上」のほうが高め。
とはいえ事故を起こさなければ事故対応窓口にはお世話にならないわけですが…自身が自動車保険のどの部分を優先で考えるかによってぴったりな保険も違ってくるかも。
個人的には値段優先なら「SBI損保」手厚い特約や安心感優先なら「三井住友海上」をおすすめします。

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