見直し

自動車保険を他の保険会社に乗り換える手順と注意点

▼「【保険を乗り換える】方法や注意点をマンガで解説」▼

保険を乗り換える方法を解説しています。

ナビさん
ナビさん
更新ハガキが来るたびに今より安い保険会社に乗り換えたい!と思いませんか?保険会社を乗り換えるのは思っているより簡単です。

今契約している保険会社より、もっと安い保険料で自動車保険に加入できるのでは?と、思うのですが、結局そのまま更新してしまうなんてことがよくありました…。

自動車保険の乗り換えは、意外に簡単にできるので、今年こそチャレンジしてみてください。

ページ情報 ここからは、自動車保険の【乗り換え手順】や【切り替えのタイミング】について説明します。

 

どのタイミングで保険会社を乗り換えたら良いの?

ナビさん
ナビさん
別の保険会社に切り替えようと思うのだけど、どのタイミングで何をしたらいいの?

自動車保険の乗り換えタイミング

保険の乗り換えができるのは、満期日の約3か月前から申し込めるのが一般的です。

現在加入している保険の契約終了前に申し込んだとしても、補償が切り替わる日は満期日に合わせることが出来るため、契約の重複は起りません。

もちろん、期限ギリギリの1日前でも申し込み可能です。

check 今すぐ保険を切り変えたい人は、先ずは「自動車保険料の相場」をチェックしましょう。

切り替わるのは契約満期日から

保険会社を乗り換えるベストタイミングは、契約中の保険が「満期」を迎える更新日です。

満期日に切り替えることで、前後どちらの契約の保険料も無駄になりません。

自動車保険は、指定した日付けから契約をスタートできるため、事前に乗り換え先の保険会社と契約して問題ありません。

満期日前の場合は、「満期日の応当日」を指定できる

契約満期日まで日がまだあるけど保険会社の乗り換えを考えているこてであれば、契約満期日の同日である「満期日の応当日」に設定出来ます。

例:保険の満期が11月30日で、10月中に解約する場合、11月31日が満期日の応当日となります。

満期以外の日に乗り換えるても返金される

保険を解約する場合、契約期間が残っていたら「月割」で返金してくれます。

1年分の保険料を一括で支払っていた場合、応当日以外の解約は保険料の無駄払いが発生してしまいます。

また、満期日以外で乗り換える場合は、「保険期間通算特則」を利用しよう。

等級は、1年間保険から補償を受けなければ、次年度に1等級上がります。

そのため満期日以外で解約してしまうと、等級が上がる「1年間無事故でいる」という条件を満たせないため、新たな会社の始期日からまた1年間、無事故歴を積み上げなくてはなりません。

これでは等級の進行が遅れてしまいますよね。

そこで満期日以外の乗り換えの場合は、「保険期間通算特則」を利用しましょう!

※保険期間通算特則というのは、前の保険の解約日と、新しい保険の始期日を一致させることで、等級の進行をそのままにする制度です。

●切り替えるタイミング(まとめ)

  • 乗り換えは90日(3か月)前から申し込み可能
  • 切り替わる日は現在契約保険の満期日であるためロスがない
  • 途中解約しても月割りで返金される

乗り換えのタイミングと変更については分かりましたか?

次に「保険会社を乗り換える」敵のメリット・デメリット、保険会社の選び方について解説します。

保険会社の乗り換えポイント

ナビさん
ナビさん
自動車保険の保険会社を乗り換えるメリット・デメリットは何があるの?補償内容は?保険料とか安くなるのかな?

保険を乗り換えることで、今までより保険料が安くなったり、今まで以上のサービスが受けられたりもよくあります。

いつもの保険会社でいいやと、何となく更新してしまうと、気が付かないうちに保険料を多く払っていたなんてことにも珍しくありません。

メリットは保険料と補償内容!

  • 安い保険会社に切り替えられる
  • 今までになかった保険会社独自の特約・オプションを付けることができる
  • 補償内容の見直しによる補償の最適化

自動車保険を切り替えるタイミングで、補償内容の見直しができます。

また、ダイレクト型の自動車保険など安い保険会社を選ぶことで、保険料も削減出来ます。

デメリットは面倒なだけ?

  • 今まであった補償が後付けオプションになっている
  • よく分からずメンドクサイ…

自動車保険を乗り換える事のデメリットはほぼありません。

携帯電話の乗り換えと同じで、前より保険料は抑えられ補償は充実したなんてこともあります。

また、乗り換えないまでも、他社との比較をと、今までの保険会社の良さが分かる事もあります。

乗り換え先の保険会社の見つけ方

●保険会社を比較どこの保険会社を選んでいいのか悩んでいる人は「ピッタリな自動車保険を探せ!保険会社17社の特徴比較!」をご覧ください。

保険料を安くする無駄のない保険会社の選び方も紹介。

自動車保険の乗り換え手順

ナビさん
ナビさん
保険の乗り換え方法は、ネット申し込みが簡単一括見積を利用するものも効率的です

保険会社を変更するのは不安もあり、いざ乗り換えと言ったら手順はどうしたらいいのか分かりませんよね。

ページ情報 ここからは、保険会社の切り替えの【手順・手続方法】を説明します。

【更新時に合わせて】保険会社を乗り換える場合

まずは、自動車保険だけを乗り換える場合の手順です。

● A社→B社 へ乗り換える

以下は現在の保険契約の解約日と、新しい保険契約の始期日が一致している場合です。

★手続き方法★

※A社=解約する保険会社

※B社=新しい保険会社

  1. 乗り換える日(=解約日と契約始期日)を決めて、他の保険会社の見積もりをとる
  2. 見積もり、検討してどの保険会社で契約するか決める。
    新たに契約する保険会社(=B社)がある代理店に申し込みを行なう。
    B社がダイレクト型であれば、インターネットから申し込みを行なう。
  3. 現在の保険会社(=A社)を契約した代理店、またはA社のカスタマーセンターに連絡し、解約希望日を伝える<。/li>
  4. A社から解約書類が届いたら、速やかに記入して返送する。※2
  5. B社から契約申込書などが届いたら、始期日を確認するとともに、必要事項を記入し、車検証のコピーや、その他必要な書類を同封して送付する※2

※2(ダイレクト型の場合、インターネットで完了する場合もあります。)

★用意するもの★

乗り換えに必要なものは、「代理店型」か「ダイレクト型」の保険会社かによっても異なります。

現在の保険会社宛

  • 自動車保険変更届出書
  • 契解約申込書

※加入していた保険会社から所定の書類が送られてきます

新たに契約する保険会社宛

  • 自動車保険申込書
  • 車検証のコピー
  • 免許証のコピー
  • 中断証明書(必要である場合)

※詳細は必ず各保険会社にご確認ください。

保険会社を乗り換えても等級は引き継げる

ナビさん
ナビさん
保険会社を乗り換えたら今までの等級はどうなるの?

保険会社を乗り換えたとしても、次の保険会社へ等級は引き継ぐ事ができるため、保険会社が変わったからと言ってロスすることはありません。

自動車保険を乗り換える時の等級

等級失効猶予期間

満期日から7日以内であれば、等級を引き継ぐことができる

満期を過ぎて保険を契約したとしても、7日間は今までの等級を引き継ぐ事ができます。

等級は、「等級継承期間」が定められており、原則として7日間の期間が定められています。

7日以上経過すると、新規6S等級から再スタートとなる

満期日より7日以上経過してしまった場合は等級が引き継ぐ事ができません。

その場合「新規6S等級」から再スタートとなります。

しかし、7日以上経過してしまった場合に利用できる、「継続特約」を設けている保険会社もあります。

また、スタートとなる等級の6等級よりも低くなってしまっている人は、13か月たたなければリセットされませんので、再契約したとしてもマイナス等級からスタートになります。

6等級以下の場合

6等級以下の場合は、割増価格になるため、正直等級は引継ぎたくは有りませんよね。

6等級以下の人は、保険契約満了後でも13か月間はマイナス等級をリセットすることは出来ません。

13か月が過ぎた場合は再度、新規加入の6等級Sから始めることが出来ます。

※保険等級をリセットしたいからと1年以上無保険で車を運転することはしないで下さい。

●乗り換えと等級(まとめ)

  • 契約が切れても7日以内なら今までの等級を受け継げる
  • 7日過ぎてしまうと新規加入の等級から再スタートになる
  • マイナス等級の場合は13か月はリセットされない

解約する側の保険会社には?

ナビさん
ナビさん
保険乗り換えの申し込みは、満期の90日前からできるもちろん、満期日に契約が切り替わるります

期限ギリギリの1日前でも申し込めます。

通常の余裕のある切り替えではもちろん等級は正常に引き継がれますが、ギリギリになってしまったり満期を過ぎて更新なんてこともあります。

そんなときの等級はどうなるのか見てみましょう。

解約の際、自動継続特約がセットされているか確認しよう

通常、現在の契約が1年契約であれば、満期が来て自動的に契約終了です。

しかし保険会社によっては、「自動継続特約」が自動的にセットされている場合があります。

自動継続特約とは、契約者が万が一更新を忘れたり、更新までに意思表示が確認できなかった際、等級継承できなくなることを防ぐため、自動的に契約を継続させる特約のことです。

もし更新の意志がなかったとしても、この自動継続特約がセットされている場合、勝手に更新され保険料も請求される、ということになりかねませんので、必ず確認し、セットされていたら解約連絡を忘れずに行ないましょう。

解約してから時間が空く場合

ナビさん
ナビさん
契約満了後、しばらく時間を空けてから保険再開したいと考えているなら中断証明を絶対に取得してください

中断証明書を発行してもらおう

解約理由の中は、転勤で自動車を使用しないことになったなど、自動車自体がしばらく不要になる場合もあるかと思います。

次の契約までに期間が空いてしまう場合、解約手続きとあわせて、現在の等級や事故歴を証明する「中断証明書」を発行してもらうことができます。

もしすぐに自動車保険を乗り換えない場合は、必ず「中断証明」を発行してもらいましょう。

乗り換え時の注意するポイント

ナビさん
ナビさん
もちろん気を付けなければならないポイントが有ります事故歴は保険移転に少し影響は有ります

また、返戻金や引き継げない特別な物もありますね

事故歴について

事故歴の申告誤りがあると、遡及して追加保険料が発生します。

実は自動車の事故歴は、ほぼ全ての保険会社が共有できるデータベースの中で管理されています。

保険会社は新規契約を締結した後、必ずこのデータベースで事故歴などを確認し、申告漏れや誤りがないかをチェックしています。

そのため、もし自動車保険を乗り換える際に事故歴の申告誤りがあると、必ず契約始期日に遡及して追加保険料が発生する仕組みになっています。

二度手間を防ぐためにも、契約前に今一度契約内容や申告内容に誤りがないか確認してくださいね。

事故有りで満期前に切り替えると等級ダウンが早まる

通常、等級は1年毎に管理していますので、例えばA社で3等級ダウン事故があれば、翌年の更新から3等級ダウンした等級で契約になります。

しかしA社で保険請求した後、1年契約の満期を迎えずに自動車保険をB社に切り替えると、上記のデータベースの情報から事故歴のある契約者とみなされ、1年未満でも3等級ダウンした等級で契約することとなります。

もし保険を請求した場合、保険の乗り換えは満期を迎えるまで待つ方が、保険料の無駄な出費がありません。

解約保険料の返金は満額ではありません

解約保険料は、契約時の割引などを相殺して返金となりますので、必ずしも支払済保険料から何ヶ月分全額返金される、という訳ではありません。

20等級以上の長期優良割引は引き継げない

いくつかの保険会社では、事故歴のない優良ドライバー向けの割引として「長期優良割引」の設定があります。しかしこちらも、保険会社を乗り換えてしまうと、乗り換え後1年は利用できないなどの条件がありますので、注意が必要です。

自動車保険を乗り換える時の注意点・疑問に答えます!

自動車保険を乗り換える時のQ&A

Q:自動車保険の乗り換えは損でしょうか?

A:いいえ、殆どの場合得します。もちろん更新の時期に合わせての場合に限ります。

契約途中での乗り換えは等級の進行に影響を及ぼすため損してしまいます。

Q:自動車保険会社の乗り換えにあたり等級は引き継げるのでしょうか?

A:問題なく引き継げます。この時保険の名義が自身の名義であれば、そのまま次の保険会社でも適用されます。

もし親の名義で加入していた場合は同時に、自分の名義に変更も出来ます。

Q:保険会社を乗り換えるメリットは何でしょうか?

A:より自分に合った保険会社が見つかります。自動車保険は会社ごと、オプション・特約・サービスが違います。

必然的に保険料も変わっています。

そのため、同時に補償内容が見直せるので、保険料が安くなることもあります。

Q:安い自動車保険い乗り換えたいのですが、どうしたら良いのでしょうか?

A:無料一括見積サービスを利用するのが一番です。安い保険会社を探すには複数社の会社を比較する必要があります。

保険料を安くする方法もありますので、「一番安い自動車保険はどこ?保険料を下げるための方法は」でまとめています。

まとめ

ついつい面倒になりがちな自動車保険の見直しですが、同じ保険会社で更新しているうちに、もっとよい保険が他社で発売されているということがあります。

自動車保険の乗り換えを視野に見直しをと、保険料が安くなったり補償内容が充実したりとメリットがあります。

乗り換えること自体が面倒と感じますが、 自分自身の安心を手に入れる意味も込め、最適なプランを比較検討をおススメします!

保険会社の乗り換え先に迷ったら、複数社の見積もりを比較すると、各社の特徴が一目でわかるので保険選びには最適です。(→比較見積もりはここからできます。