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SBI損保とアクサダイレクトの比較~どちらを選ぶべき?

ダイレクト対決!どちらがお得で安心?

ナビさん

自動車保険、SBI損保とアクサダイレクトのどちらを選んだらいいんだろう?

ナビさん

インターネットやスマートフォンで補償内容を自由に組み立てて契約できる、「ダイレクト型自動車保険」が人気を集めています。
とはいえ、ダイレクト型保険は年々選択肢が増えており、違いがわかりにくいと感じる人も多いかもしれません。

そこで今回は、ダイレクト型の中でも注目の「SBI損保」と「アクサダイレクト」を徹底比較しました!

SBI損保 VS アクサダイレクト 保険料満足度は?

ダイレクト型自動車保険の大きな魅力は、やはり「お得な保険料」です。
まずは、「SBI損保」と「アクサダイレクト」の保険料に対する満足度をチェックしてみましょう。

なお、満足度の数値はそれぞれの公式サイトで公開されているデータをもとにしています。

保険料満足度

SBI損保98%  ※満足~普通を足した割合
アクサダイレクト 97%  ※満足とやや満足を足した割合

数値だけを見ると、どちらも保険料満足度はほぼ100%に近く、多くのユーザーが満足しているように見えます。

ただし、「SBI損保」の集計方法には注意が必要です。「アクサダイレクト」は「満足」「やや満足」の合計を表示していますが、SBI損保は「普通」と回答した人も含めて合算しています。満足度という観点で見るなら、「普通」を含めるのはやや不自然と言えるでしょう。

その点をふまえると、保険料満足度に関しては「アクサダイレクト」に軍配が上がりそうです

SBI損保 VS アクサダイレクト ロードサービスの充実度は?

これまで人身事故や物損事故の経験はありませんが、バッテリー上がりやパンクには何度か遭遇しています。そんなときに助かるのが、自動車保険に付帯されている「ロードサービス」です。

ほとんどの自動車保険にロードサービスは付いていますが、その内容には保険会社ごとに細かな違いがあります。

ここでは、「SBI損保」と「アクサダイレクト」のロードサービスの内容を比較してみました。

緊急トラブル対応の比較

  • 無料レッカー
  • バッテリー上がり
  • キーとじ込み
  • ガス欠の際のガソリン補充
  • オイル漏れ、冷却水など
  • パンクの際のスペアタイヤ交換
  • 脱輪など車のトラブル
  • 宿泊サービス
  • 帰宅費用サポート
  • ピックアップサポート
  • ペット費用サポート
  • レンタカーサポート

※情報元:SBI損保 アクサダイレクト

【無料レッカー距離と詳細】

SBI損保 指定工場までは無制限、ユーザーの指定した修理工場までは50㎞まで
一定の条件を満たす場合のプレミアムロードサービスならユーザー指定工場までは150㎞まで
2018年6月からは回数制限なしに。
アクサダイレクト指定工場までは無制限、ユーザーの指定した修理工場までは35㎞まで
契約期間中の回数制限についての言及なし(要確認)

【緊急トラブル対応の詳細】

バッテリー上がり

SBI損保 バッテリーの点検、交換、ジャンピング 契約期間中1回限定、交換の場合はバッテリーはユーザーで準備※プレミアムロードサービスなら バッテリーの交換費用とともに部品代もカバー。
アクサダイレクトバッテリーの点検、交換、ジャンピング 契約期間中1回限定、交換の場合はバッテリーはユーザーで準備。  

キーとじ込み

SBI損保車内にカギがある場合に限定※プレミアムロードサービスなら、車内閉じ込み以外も対応、ドアキー作成も可(期間中1回)
アクサダイレクトイモビライザーつきでも対応可能な場合と不可の場合あり、不可の場合はレッカーで工場までの搬送をサポート

ガス欠の際のガソリン補充

SBI損保2018年6月より主な保管場所もサポート対象にガソリン代も10Lまで無料、ただし契約期間中1回限定 
アクサダイレクト契約期間中1回限定、初年度はガソリン代は有料2年目更新以後はガソリン10Lまで無料に
電気自動車の「電欠」は最寄りの充電場所への搬送のみ ※こちらも期間中1回限定

パンクの際のスペアタイヤ交換

SBI損保2018年6月より回数制限撤廃、主な保管場所もサポート対象に
※プレミアムロードサービスではタイヤ交換、点検も対応
アクサダイレクトスペアタイヤ交換とタイヤ周りの点検、ただしスタッドレスなどへの交換は不可(パンクしたタイヤの補修は対象外)

脱輪など車のトラブル

SBI損保2018年6月より、3輪まで無料に (全車輪の場合は有料)
アクサダイレクト落差1mまでの落輪、脱輪のレスキュー(ただし4輪全部の場合は不可)
雪のスタックの場合、雪道仕様(スタッドレス、チェーン装着)で除雪など努力してムリだった場合のみ(自宅車庫は不可)

宿泊サービス

SBI損保1名あたり15000円を上限に一泊分をカバー
事前にSBI損保安心ホットラインに連絡のうえ利用する
アクサダイレクト自走不可でやむを得ず宿泊する場合搭乗者全員の1泊分の宿泊費をサポート(ただしビジネスホテルクラスに限る)ユーザーでいったん立て替え領収書を提出して清算
ホテルまでの交通費もこのサービスでカバーできる
※宿泊サービスか帰宅費用サポートいずれか一方のみの利用に限る

帰宅費用サポート

SBI損保 1名につき20000円を上限としてカバー、いったんユーザー側で立替え後日清算
ただしタクシーやレンタカー利用となった場合は1台につき30000円を上限とする
アクサダイレクトユーザーで立替たうえ後日清算、レンタカーの場合契約車両と同等クラスまでの車種で24時間を限度とする。有料道路走行費用は対象外
※宿泊サービスか帰宅費用サポートいずれか一方のみの利用に限る

ペット費用サポート

SBI損保 記載なし
アクサダイレクト搭乗中のペット限定で帰宅不可の場合のペットホテル料金をサポート
いったんユーザー側で立て替えたうえ領収書を提出し後日清算

見比べてみると、ロードサービスの内容には思った以上に違いがあることがわかります。
たとえば、無料レッカーの距離や、自走不能時の宿泊サポートの規定にも細かな差があります。

また、「SBI損保」にはペット関連の費用補償が設定されていないため、ペットと一緒にドライブする機会が多い人には「アクサダイレクト」の方が安心かもしれません。

SBI損保 VS アクサダイレクト 事故対応は?

では次に、もっとも重要なポイントのひとつ、「事故対応満足度」をチェックしてみましょう。

万が一の事故時にどれだけ頼りになるかは、保険選びにおいて非常に大切な要素です。「SBI損保」と「アクサダイレクト」では、事故対応に対するユーザーの評価はどうなっているのでしょうか。

SBI損保公式サイトの評価:91%
※ 満足~普通と答えた合計割合 ただし価格.com、オリコン2024ともにランク外 
アクサダイレクトオリコン2024では10位 75.23点

  

「アクサダイレクト」は、公式サイトで事故対応満足度のデータを公開していません。そのため、ここではオリコンのランキングスコアを参考にしました。

一方、「SBI損保」は、満足度の数値に「普通」と回答した人も含めている点に注意が必要です。さらに、オリコンの事故対応満足度ランキングでは10位以内に入っていませんでした。

これらをふまえると、事故対応に関しては「アクサダイレクト」に軍配が上がると言えそうです。          

SBI損保 VS アクサダイレクト 特約、オプションは?

次は、最近注目が高まっている「特約」についてチェックしてみましょう。
特約の中には、車に乗っていないときのトラブルにも役立つものがあります。
せっかく自動車保険に入るなら、自分に必要な特約はしっかり付けておきたいところです。

それでは、「SBI損保」と「アクサダイレクト」それぞれの特約内容を見ていきましょう。

【両社共通の補償、特約】
  • 弁護士費用特約
  • ファミリーバイク特約
  • 全損時諸費用特約
  • 事故時レンタカー費用特約
  • 車内(車外)身の回り品特約

次に両社独自で用意されている特約は以下のようになっています。

SBI損保の特約
個人賠償責任特約日常生活のなかで損害賠償をしなければならなくなったときに、1億円まで賠償できる特約
被害者救済費用等補償特約契約車の欠陥や不正アクセスでの人身、物損事故で被保険者に法律上賠償責任がない場合に保険金を支払う特約。※自動車保険契約時に自動的にセット
他の自動車運転危険補償特約他者から借りた車で事故の際ユーザーの申し出によって自身の保険を優先的に使う特約
対象は「対人」「対物」「借りた車の損害」「単独事故によるケガ」など
※自動車保険契約時に自動的にセット
自転車事故補償特約記名被保険者とその家族が自転車事故で他者にケガをさせたりモノを壊した際の賠償責任をカバー。また自転車事故で対象者がケガをした場合も保険金が支払われる
アクサダイレクトの特約
地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約地震・噴火、それに伴う津波で、契約車両が全損になったとき臨時費用の部分に対し50万円を一時金として支払うもの
アクサ安心プラスファミリー搭乗障害の医療補償を2倍に。
形成手術費用補償特約として10万円補償家事労働対価を1日5000円
残ったキズを形成手術費用補償特約で10万円補償
個人賠償3000万円まで補償
レディース搭乗障害の医療補償を2倍に。
事故で破損した携行品損害を30万円まで補償
残ったキズを形成手術費用補償特約で10万円補償
個人賠償3000万円まで補償
ペット搭乗中事故にあったペットの治療費用および葬祭費用を10万円まで補償。個人賠償3000万円まで補償でペットがトラブルを起こした時も安心。

それぞれの保険会社に独自の特約の強みがありますね。

「SBI損保」は、日常生活や自転車事故への補償が充実しており、「アクサダイレクト」には、ペットや女性、ご家族向けの特約が揃っているのが特徴です。

大切なのは、自分のライフスタイルを見直し、必要な特約を選ぶこと。個人的には、「SBI損保」の個人賠償責任特約が手厚く、近年増えている自転車事故にも対応する特約がある点が魅力だと感じています。

そのため、補償の内容で選ぶなら、私は「SBI損保」をおすすめします

SBI損保 VS アクサダイレクト 割引は?

それでは、「SBI損保」と「アクサダイレクト」の保険料に関する割引制度を比較してみましょう。

同じダイレクト型でも、割引の種類や条件には違いがあります。保険料を少しでも抑えたい方にとっては、見逃せないポイントです。

両社の割引SBI損保アクサダイレクト

インターネット割引

新規も継続も一律に 10000円割引55000円以上  割引額 10000円割引
 50000~55000円    9000円割引
 45000~50000円    8000円割引
 40000~45000円    7000円割引
 35000~40000円    6000円割引
 30000~35000円    5000円割引
 
25000~30000円    4000円割引
 20000~25000円    3000円割引
 20000円未満 2000円割引 
 ※一括の場合
継続割引記載なしネットで更新の場合1000円引き
新車割引車両保険は3%引き 車両保険以外は9%引き割引率不記載、ただし設定あり
運転者限定割引割引率不記載、ただし対応はあり割引率不記載、ただし設定あり
ゴールド免許割引
最大で19%引き割引率不記載、ただし設定あり
証券不発行割引 500円不発行の特約はあるが割引はなし

ぱっと見た印象では、「アクサダイレクト」の割引は細かい割引率の記載がなく、やや分かりにくい印象です。
一方、「SBI損保」はインターネット割引が一律1万円と明確で、業界内でもトップクラスの金額。この点だけを見ると、SBI損保に優位性がありそうです。

ただし、車種や走行距離、特約の有無などによって最終的な保険料は変わるため、実際の総額はユーザーによって異なります。そのため、両社で見積もりを取り、トータルで比較するのが確実です。

SBI損保 VS アクサダイレクト 総括!

全体的な印象としては、「アクサダイレクト」の評価がやや高めでした。
ただし、公式サイトの情報だけでなく、第三者のランキングや口コミなども参考にしないと、満足度の実態は見えづらいものです。複数のデータをチェックすることをおすすめします。

また、必要な特約はライフスタイルによって異なります。保険会社によっては希望する特約が用意されていないこともあるため、あらかじめ特約の有無を確認したうえで、複数社を比較検討するのが賢明です。

私のおすすめとしては、コストを抑えつつ、自転車や日常生活での補償を重視したい人は「SBI損保」、万が一の事故対応を重視する人には「アクサダイレクト」が向いていると思います。

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※本記事では、「SBI損保」や「アクサダイレクト」を含む保険会社のランキングもあわせてご紹介しています。