ソニー損保とチューリッヒの比較メリットが大きい方は?
では「ソニー損保」と、「チューリッヒ」について比較しながらみていこう!
ソニー損保 VS チューリッヒ 保険料満足度は?
まずユーザーがもっとも気になる「保険料満足度」を「ソニー損保」「チューリッヒ」で比較しました。保険料は個々のユーザーや契約車両によっても違うので、ここではユーザーの「満足度」という指標からチェックしてます。公式サイトに自社の集計データがあるのはソニー損保だけだったので、公平を期すため、今回は「オリコン2018」のデータを参考にしました。
保険料満足度
ソニー損保 |
74.21点 ランキング第4位 |
チューリッヒ |
74.70% ランキング第2位 |
●判定
オリコンの集計データの保険料満足度は「チューリッヒ」は総合2位「ソニー損保」は4位。
なので軍配をあげるとしたら「チューリッヒ」ということになりますね!
ただし数値を見るとかなり拮抗していて、1位から6位まではすべて74点台だったので、両社保険は保険料満足度はトップレベルといえそうです。
ソニー損保 VS チューリッヒ ロードサービスの充実度は?
次はソニー損保とチューリッヒで「ロードサービス」はどちらが充実しているか細かく比較しました。
【無料レッカー距離と詳細】
ソニー損保 |
指定工場までは無制限、ユーザーの指定した修理工場までは150㎞まで。 契約期間中の回数制限もなし |
チューリッヒ |
指定工場までは無制限、ユーザーの指定した修理工場までは100㎞まで。 回数については要確認 |
【緊急トラブル対応の詳細】
バッテリー上がり
ソニー損保 | イモビライザーなどセキュリティ装置がない一般的なカギの開錠に限定 |
チューリッヒ | キーの開錠、キーを紛失時もとじ込み時も対応、現場でキー作成可能な場合はそちらも無料対応。 ただし上記対応が難しい場合はレッカー対応。 |
キーとじ込み
ソニー損保 | イモビライザーなどセキュリティ装置がない一般的なカギの開錠に限定 |
チューリッヒ | キーの開錠、キーを紛失時もとじ込み時も対応、現場でキー作成可能な場合はそちらも無料対応。ただし上記対応が難しい場合はレッカー対応 |
ガス欠の際のガソリン補充
ソニー損保 | 契約期間中1回限定、初年度はガソリン代は有料2年目更新以後はガソリン10Lまで無料に。電気自動車の「電欠」は最寄りの充電場所への搬送のみ ※こちらも期間中1回限定 |
チューリッヒ | 契約期間中1回に限りガス欠時ガソリン代10L無料で補充対応 |
オイル漏れ、冷却水など
ソニー損保 | 対応の種類を準備できる場合に限り点検や補充を行う、冷却水も汎用のもので対応可能なら補充(オイルや冷却水の代金は実費) |
チューリッヒ | エンジンオイルや冷却水の補充、それらにかかるオイルや冷却水の代金も無料対応 |
パンクの際のスペアタイヤ交換
ソニー損保 | スペアタイヤ交換のみ対応、スタッドレスなどへの交換は不可、スペアがない場合はレッカー対応。 |
チューリッヒ | スペアタイヤを装備している場合に限りタイヤ交換無料(スタッドレスなどへの交換は不可) |
脱輪など車のトラブル
ソニー損保 |
主な保管場所は対象外、2輪脱輪の場合は2輪目からは有料。 ぬかるみなどのスタックの場合、自走可能な場所までのレスキュー。 雪のスタックの場合、雪道仕様(スタッドレス、チェーン装着)で除雪など努力してムリだった場合のみ(自宅車庫は不可)。 |
チューリッヒ |
落輪した本数にかかわらず対応、料金も無料。 ただしクレーンでの引き上げとなった場合はクレーンにかかる費用は有料。 |
宿泊サービス
ソニー損保 |
ユーザー自身で手配、後日領収書を提出するなどして清算 ※ビジネスホテルランクの料金を一泊分カバー、センターに金額を相談しながら手配する、ただし飲食代などは除外 ※同乗していた人の宿泊費もカバーできる |
チューリッヒ | トラブルで帰宅が困難になった場合、搭乗者全員を対象にビジネスホテルクラス宿泊費用を1泊分金額無制限でサポート。自宅から宿泊施設までの距離に規定や制限はなし(ただしレッカーサービス利用時に限る) |
帰宅費用サポート
ソニー損保 |
ユーザーが手配し、立替え後日清算、レンタカーの場合は24時間を限度。 最も合理的な交通手段での交通費をカバーするものとする |
チューリッヒ | トラブルで帰宅困難な場合の交通費をバスや電車など合理的な手段にて、搭乗者全員を対象に金額無制限でカバー。自宅からの距離に規定や制限はなし(ただしレッカーサービス利用時に限る) |
ピックアップサポート
ソニー損保 | 対応なし |
チューリッヒ | 修理後自宅まで車を搬送する「ピックアップサポート」があり距離や金額は無制限で対応 |
レンタカーサポート
ソニー損保 | 事故時レンタカー特約のがあるが、事故の際で特約を付けている場合のみのもの |
チューリッヒ | 事故や故障によって臨時で代車が必要なとき、契約車両と同等クラスのレンタカーを24時間借りられ、その費用をカバーできる |
ペット費用サポート
ソニー損保 |
ペットホテル料金、交通費等を1万円を上限に支払い、ユーザーがいったん立て替え後日清算 同乗してなかった場合でもシッター代、ペットホテル代が延長になってしまった分を10000円を上限にカバー。 |
チューリッヒ |
事故やトラブルでのペットの1泊分の宿泊費、また自宅までの交通費をカバー。 同乗してなかった場合でもシッター代、ペットホテル代が延長になってしまった分を10000円を上限にカバー(レッカーサービス利用時に限る)。 |
●判定はチューリッヒ!
「チューリッヒ」のほうがより充実度が高い感じですが、どちらの保険もかなり充実している印象です。
脱輪時の対応や、修理後の搬送費用もカバーできるピックアップサポート、オイル補充などの代金も無料なので他社と比べてもかなり手厚いです。
ソニー損保 VS チューリッヒ 事故対応は?
自社公式サイトで事故対応満足度が高いと謳ってる「ソニー損保」と「チューリッヒ」。
この22つを比較した場合どちらのほうが事故対応満足度が高いのか?
ここでは公平に比較するために2018年のオリコンのデータを見てみましょう。
ソニー損保 |
76.50点 ランキング第2位 |
チューリッヒ |
76.19点 ランキング第4位 |
●判定は引き分け!
数字だけなら「ソニー損保」のほうが事故対応満足度が高いですね。
ただし僅差で誤差の範囲ともいえるので、そこまで事故対応満足度には差がないのが正解です。
また事故の種類や状況は常に違いますし、ユーザーの主観によっても差が出るものなのでデータからは「引き分け」という感じですね。
事故を起こすと誰でも気が動転するもの。個人的には自動車保険とともにドライブレコーダーの検討もおススメします。
ソニー損保 VS チューリッヒ 特約、オプションは?
次は「ソニー損保」と「チューリッヒ」の自動車保険の「特約・オプション」を詳しく見ていきましょう。
自動車保険は基本の補償はどの保険会社も比較的横並びですが、特約は意外と個性的なものがあります。
特約をしっかり把握すれば、自身にぴったりな保険がどれなのか見えてきます。
- 無保険車障害特約
- 弁護士費用特約
- ファミリーバイク特約
- 全損時諸費用特約
- 車内(車外)身の回り品特約
- 個人賠償責任特約
次に両社独自で用意されている特約は以下のようになっています。
ソニー損保の特約 |
|
おりても特約 | 「車で出かけた先」でのトラブルに対し、ケガをしたり携行品を破損した場合カバーできる特約 |
事故時レンタカー費用特約 | 車両保険をつけていて事故で修理中にレンタカーを借りる場合の費用をサポートする特約 |
チューリッヒの特約 |
|
代車提供特約 | 車両保険が支払われる場合に修理の間、1500㏄~軽自動車クラスの代車を手配、提供する特約 |
車両事故免責金額ゼロ特約 | 等級が7以上で車両保険が支払われる事故の初回に限り、免責金額をなしにする特約 |
地震・噴火・津波による車両全損時一時金支払特約 | 地震や噴火それらにともなう津波で契約車両が全損となったとき、50万円を支払う特約 |
日常生活家族傷害補償特約 | 車に乗っていないときのケガを補償する特約。国内だけでなく海外も含む普段の生活のなかでのケガを補償。 本人のみ、夫婦のみ、家族全員を補償する3つのタイプから選べる |
ファミリーケア特別見舞金特約 | 搭乗者傷害保険で死亡保険金、後遺障害1~3等級までの後遺障害保険金が支払われるとき、その被保険者1名につき100万円を支払うもの |
地震・噴火・津波による被保険者死亡一時金支払特約 | 地震・噴火・津波によって傷害を負いその日を含めて180日以内に死亡した場合に、被保険者1名につき300万円をそのかたの法定相続人に支払う特約 |
●判定はチューリッヒ!
両社とも独自の特約がありますが、数の多さと独自性といった意味では「チューリッヒ」が際立っていますね。
また個人賠償特約はどちらも特約として付けられますが、金額がソニー損保は「1億円まで」チューリッヒは「3000万円、5000万円、1億円から選択」。ユーザーの状況によってどちらがいいか違ってくるです。
特約は自身に必要性が高いものを優先しつつ、検討するとよいでしょう。
ソニー損保 VS チューリッヒ 割引は?
先ほど保険料の満足度をチェックしました。
保険料を決定する重要なファクターが「割引」です!
ここでは「ソニー損保」と「チューリッヒ」おのおのが設定している「割引」を比較しましょう。
【両社の割引】 |
ソニー損保 |
チューリッヒ |
インターネット割引 | 新規は10000円、継続は2000円 |
新規:保険料 3万円までは 3000円引 3~45000円までは5000円引 45000円~は 10000円引 |
継続:1回目 3万円までは 2000円引 3~45000円までは 4000円引 45000円~は 5000円引 2回目以降は保険料の金額に関わらず一律に 1500円割引 |
||
新車割引 | 5%引き | 対人・対物賠償保険、搭乗者傷害保険、人身傷害保険を割引(率などは要確認) |
エコカー割引 | 設定なし | 規定の低公害車の場合保険料を割引(率などは要確認) |
公害車の場合保険料を割引(率などは要確認) | 設定なし | 規定の低公害車の場合保険料を割引(率などは要確認) |
運転者限定割引 | 限定範囲により1~7%引き | 割引率不記載、ただし設定はあり |
ゴールド免許割引 | 10%引き | 割引率不記載、ただし設定あり |
継続割引 | 1~2%引き | 設定なし |
証券不発行割引 | 500円 | 500円 |
電気自動車割引 | 1000円 | ※エコカー割引に準ずる |
マイページ新規申込割引 | 1000円 | 記載なし |
継続時複数契約割引 | 1000円 | 記載なし |
くりこし割引 | 走らなかった分を翌年繰越し割引 | 記載なし |
早期契約割引 | 設定なし | 保険開始日の45日前までに契約した場合500円割引 |
紹介割引 | 設定なし | 自動車保険、バイク保険、傷害保険の契約者から紹介の場合お米券1500円分プレゼント |
●判定はソニー損保
同様の名称の割引もありますが、内容には違いもあります。
例えばインターネット割引は新規と継続2回目以降は「ソニー損保」が有利、その他は保険料によって違うので実際に見積もってみないと比較しづらいです。
両社独自の割引がいくつも設定されていますので、ひとつひとつチェックするのは大変で、実際の見積もりのトータル金額を見てみないとどちらが自分にとって安くなるかわからないですね。
ソニー損保 VS チューリッヒ 総括!
2ポイント! |
4ポイント! |
●総括~一言いわせて!
さまざまな角度から「ソニー損保」と「チューリッヒ」の自動車保険をチェックしました。
どちらも甲乙つけがたい印象ですが、あなたがが何を重視して保険を選ぶのか明確にして検討したいところです。
私の場合「ソニー損保」の新規インターネット割引が魅力的なのでまずはソニーかなと思います。
その後継続するかどうかでチューリッヒを比較するです。
保険によって補償や特約、ロードサービスの内容は異なるので、しっかりと確認してから自動車保険を選ぶようにしましょう。
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