
SBI損保とソニー損保を比較すると、どちらがいいのか。
自動車保険、ソニー損保とSBI損保の自動車保険のどちらを選んだらいいんだろう?
どちらもダイレクト型の保険だから、まさにガチのライバルだね!
それでは、「ソニー損保」と「SBI損保」、それぞれの特徴を比較してみよう!
- 満足度が高いのはソニー損保。
- アンケートの取り方は、ソニー損保のほうが正直で信頼できると感じた。
- 自転車も補償したい場合は、SBI損保が対応している。
- 割引価格は、SBI損保のほうが安い印象。
- 私のおすすめは、ソニー損保!
ソニー損保vsSBI損保 保険料満足度を比較
どちらの方が保険料が安いの?
自動車保険の保険料は、ユーザーの置かれた環境や条件によって逆転することがあります。
そのため単純な比較は難しく、「満足度」という観点で評価しています。
納得の保険料なら、すぐにでも契約したいところですが、ソニー損保とSBI損保では、どちらの保険料がお得なのでしょうか?
ソニー損保 | 96.9% ※満足とやや満足を足した割合 |
SBI損保 | 98% ※満足~普通を足した割合 |
データは両社の公式サイトを参考にしていますが、どちらも高い割合で「保険料に満足」と答えているのが印象的です。
数字だけを見れば「SBI損保」に軍配が上がるように見えますが、注目すべきはその内訳。
「満足」と「やや満足」を合算しているソニー損保と、「満足」から「普通」までを合算しているSBI損保では、評価の基準に違いがあります。
細かく見ると、「満足」と答えた人の割合はソニー損保の方が多く、総合的に見れば軍配はソニー損保に上がると言えるでしょう。
なお、各社の公式サイトでは、さまざまな満足度データが掲載されていますが、「普通」と答えた人まで加算しているケースもあります。
そうした点にも注意しないと、実態とは異なる印象を持ってしまう可能性があるので気をつけましょう!
●ソニー損保とSBI損保、どちらが安いの?
同じ補償条件で契約した場合、価格だけを比較すると、SBI損保のほうがやや安く設定されています。
ただし、保険料と補償範囲、サービス内容のバランスを総合的に見ると、ソニー損保に軍配が上がります。
さらに、ソニー損保では補償条件を細かく設定できるため、工夫次第で保険料を抑えることも可能です。
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SBI損保とソニー損保のロードサービス充実しているのはどっち?
自動車保険のロービスって保険会社によって結構違わない?
そうなんだ!
それじゃあ次は、ソニー損保とSBI損保の「ロードサービス」を徹底比較してみよう!
今では、自動車保険に無料のロードサービスが付いているのが当たり前になっていますが、その内容には細かな違いがあります。
緊急トラブル対応の比較
- 無料レッカー
- バッテリー上がり
- キーとじ込み
- ガス欠の際のガソリン補充
- オイル漏れ、冷却水など
- パンクの際のスペアタイヤ交換
- 脱輪など車のトラブル
- 宿泊サービス
- 帰宅費用サポート
- ピックアップサポート
- ペット費用サポート
- レンタカーサポート
【無料レッカー距離】
ソニー損保 | 指定工場までは無制限、ユーザーの指定した修理工場までは150㎞まで。契約期間中の回数制限もなし。 |
SBI損保 | 指定工場までは無制限、ユーザーの指定した修理工場までは50㎞まで。一定の条件を満たす場合のプレミアムロードサービスならユーザー指定工場までは150㎞まで。 2018年5月末までは契約期間中1回のみ、2018年6月からは回数制限なしに。 |
バッテリー上がり
ソニー損保 | バッテリーの点検、交換、ジャンピング 契約期間中1回限定、交換の場合はバッテリーはユーザーで準備 |
SBI損保 | バッテリーの点検、交換、ジャンピング 契約期間中1回限定、交換の場合はバッテリーはユーザーで準備 ※プレミアムロードサービスなら バッテリーの交換費用とともに部品代もカバー |
キーとじ込み
ソニー損保 | イモビライザーなどセキュリティ装置がない一般的なカギの開錠に限定 |
SBI損保 | 車内にカギがある場合に限定 ※プレミアムロードサービスなら、車内閉じ込み以外も対応、ドアキー作成も可(期間中1回) |
ガス欠の際のガソリン補充
ソニー損保 | 契約期間中1回限定、初年度はガソリン代は有料2年目更新以後はガソリン10Lまで無料に。 電気自動車の「電欠」は最寄りの充電場所への搬送のみ ※こちらも期間中1回限定 |
SBI損保 | 2018年5月末までは契約期間中1回限定、主な保管場所を除いて対応、ガソリン代は10Lまで無料。2018年6月より主な保管場所もサポート対象にガソリン代も10Lまで無料、ただし契約期間中1回限定。 |
パンクの際のスペアタイヤ交換
ソニー損保 | スペアタイヤ交換のみ対応、スタッドレスなどへの交換は不可、スペアがない場合はレッカー対応 |
SBI損保 | 2018年5月末までは期間中1回のみ、主な保管場所は対象外。2018年6月より回数制限撤廃、主な保管場所もサポート対象に。※プレミアムロードサービスではタイヤ交換、点検も対応 |
脱輪など車のトラブル
ソニー損保 | 主な保管場所は対象外、2輪脱輪の場合は2輪目からは有料。ぬかるみなどのスタックの場合、自走可能な場所までのレスキュー。雪のスタックの場合、雪道仕様(スタッドレス、チェーン装着)で除雪など努力してムリだった場合のみ(自宅車庫は不可) |
SBI損保 | 2018年5月末まで1輪のみ無料、雪道スタックも対応。 2018年6月より、3輪まで無料に (全車輪の場合は有料) |
宿泊サービス
ソニー損保 | ユーザー自身で手配、後日領収書を提出するなどして清算。 ※ビジネスホテルランクの料金を一泊分カバー、センターに金額を相談しながら手配する、ただし飲食代などは除外 ※同乗していた人の宿泊費もカバーできる |
SBI損保 | 1名あたり15000円を上限に一泊分をカバー。事前にSBI損保安心ホットラインに連絡のうえ利用する |
帰宅費用サポート
ソニー損保 | ユーザーが手配し、立替え後日清算、レンタカーの場合は24時間を限度。最も合理的な交通手段での交通費をカバーするものとする |
SBI損保 | 1名につき20000円を上限としてカバー、いったんユーザー側で立替え後日清算。 ただしタクシーやレンタカー利用となった場合は1台につき30000円を上限とする |
ペット費用サポート
ソニー損保 | ペットホテル料金、交通費等を1万円を上限に支払い、ユーザーがいったん立て替え後日清算。同乗してなかった場合でもシッター代、ペットホテル代が延長になってしまった分を10000円を上限にカバー |
SBI損保 | サポートなし |
ロードサービスの詳細を確認してみると、やはり細かいところに違いがあります。
特に「ペット費用サポート」については、ソニー損保には付帯されていますが、SBI損保にはそのサポート自体がありません。
また、宿泊費用に関しても、上限額が決まっているSBI損保と、状況に応じて相談しながら対応してくれるソニー損保では、どちらが良いかはケースによって変わってきそうです。
ペットと一緒に出かけることが多い方には、ソニー損保が向いていますし、
雪道でのスタック対応に関しては、SBI損保の方が守備範囲が広いため、雪の多い地域にお住まいの方にはSBI損保のロードサービスのほうが合っているかもしれませんね。
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※ロードサービスの各社の比較を詳しく知りたい方は、「→【自動車保険のロードサービス】JAFは不要?各社の条件比較」もぜひチェックしてみてください。
ソニー損保vsSBI損保!事故対応の満足度を比較
事故対応は保険の対応としては気になるところよね
こはちょっと難しいところで、事故対応の評価は担当者による部分が大きいんだよね…。
では次に、最も重要なポイントである「事故対応満足度」について、ソニー損保とSBI損保をチェックしてみました。
ここでも、アンケートの取り方に違いが見られました。
ソニー損保 | 91.7% ※とても満足~満足までの合計割合 |
SBI損保 | 91% ※満足~普通と答えた合計割合 |
データは、各社の公式サイトを参考にしています。
一見すると数字は拮抗しているように見えますが、事故対応満足度に関しても、SBI損保のデータには「普通」と答えた割合まで含まれています。
同じ基準で比較するなら、「満足」66%と「やや満足」13%を合算した79%という数字を見るべきでしょう。
つまり、実質的にはソニー損保のほうが、事故対応満足度でも上回っていると言えます。
満足度を知りたいときに、「普通」と答えた人の割合まで含めるのは、少し違和感がありますよね。
ということで、事故対応でもソニー損保の勝利と言えそうです!
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ソニー損保 VS SBI損保 特約、オプションは?
オプションや特約って保険会社によっても違うの?
基本的なところは同じだけど、痒いところに手が届くような特約の内容は、会社ごとに違いがあるんだ!
では次に、「ソニー損保」と「SBI損保」の補償特約やオプションの違いをチェックしてみましょう!
特約は、保険会社ごとにかなり特色が出るポイントなので、しっかり比較したいところです。
まず、両社に共通している特約は以下のとおりです。
- 個人賠償責任特約
- 弁護士費用特約
- ファミリーバイク特約
- 全損時諸費用特約
- 車内(車外)身の回り品特約
次に両社独自で用意されている特約は以下のようになっています。
【ソニー損保の特約】
おりても特約 | 「車で出かけた先」でのトラブルに対し、ケガをしたり携行品を破損した場合カバーできる特約 |
【SBI損保の特約】
被害者救済費用等補償特約 | 契約車の欠陥や不正アクセスでの人身、物損事故で被保険者に法律上賠償責任がない場合に保険金を支払う特約。※自動車保険契約時に自動的にセット |
他の自動車運転危険補償特約 | 他者から借りた車で事故の際ユーザーの申し出によって自身の保険を優先的に使う特約 |
自転車事故補償特約 | 記名被保険者とその家族が自転車事故で他者にケガをさせたりモノを壊した際の賠償責任をカバー。また自転車事故で対象者がケガをした場合も保険金が支払われる。 |
同じダイレクト型でも、やはり特約には違いがありますね。
たとえば、ソニー損保の「おりても特約」は、レジャーなどで車を使って出かけた先でのケガやトラブルをカバーするものです。
そのため、車でのレジャーやスポーツなどでリスクがある方には、特におすすめです。
一方、SBI損保には「自転車でのトラブル」を補償する特約があります。
ご家族で自転車をよく利用していて、事故などのリスクが考えられる場合には、わざわざ別途自転車保険に入るよりも、この特約をつけたほうがオトクです。
特約の数だけで比較すれば、SBI損保のほうが多くなっています。
でも、自分にとって必要のない特約であれば、多くてもあまり意味はありませんよね。
だからこそ、自分にどんなリスクがあるのかを考えたうえで、必要な特約だけを選ぶのがおすすめです。
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ソニー損保 VS SBI損保 割引は?
割引もたくさんあるといいな!
割引も各社違うから確認する必要があるね
ダイレクト型自動車保険の「ソニー損保」と「SBI損保」。
今回は、両社のおトクな割引について比較してみました。
なお、セカンドカー割引など、どの会社でも用意されている一般的な割引はここでは割愛しています。
【両社の割引】 | ソニー損保 | SBI損保 |
---|---|---|
インターネット割引 | 新規は10000円、継続は2000円 | 新規も継続も一律に 10000円割引 |
新車割引 | 5%引き | 車両保険は3%引き 車両保険以外は9%引き |
運転者限定割引 | 限定範囲により1~7%引き | 割引率不記載、でも対応はあり |
ゴールド免許割引 | 10%引き | 最大で19%引き |
継続割引 | 1~2%引き | 記載なし |
証券不発行割引 | 500円 | 500円 |
電気自動車割引 | 1000円 | 記載なし |
マイページ新規申込割引 | 1000円 | 記載なし |
継続時複数契約割引 | 1000円 | 記載なし |
くりこし割引 | 走らなかった分を翌年繰越し割引 | 記載なし |
チェックしてみると、ソニー損保のほうが割引の種類は豊富な印象ですね。
ただし、注意が必要なのは「インターネット割引」です。
更新時の金額は、SBI損保のほうがかなり高くなる傾向があるため、その他の割引も含めた「トータルコスト」をしっかり確認して検討することをおすすめします。
さらに、乗っている車種や追加する特約によっても、最終的な保険料は変わってきます。
だからこそ、そこまで細かく出した見積もりを見て、自分が納得できる保険を選ぶのが大事ですね。
ちなみに私の場合は、インターネット割引とゴールド免許割引が大きく効くので、「SBI損保」のほうが保険料は安くなりそうです。
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ソニー損保 VS SBI損保 総括!
ダイレクト型自動車保険の中でも人気の「SBI損保」と「ソニー損保」。今回は両社を、さまざまなポイントから比較してきたけど、最終的にどっちを選んだらいいの?
ポイントだけでいうとSBI損保がリードしていますね。だけどトータルで見たら、ソニー損保をおすすめしたいな!
保険料は少し高くなるけど、通販型の中ではサービスが細かいところまで行き届いていると思うんだ。
各種満足度のデータを見ると、ソニー損保のほうがより実直な数字を出している印象です。
一方、SBI損保の場合は「普通」と回答した人も含めて集計しているため、数字が同じように見えても、実際には大きな差があるケースもあることを知っておくべきでしょう。
また、特約や割引にも違いがあり、ユーザーのライフスタイルや年齢層によって、どちらが向いているかは変わってきそうです。
たとえば、レジャー先でのトラブルが心配な方やペットと一緒に出かける機会が多い方には、ソニー損保がぴったり。
一方で、自転車に乗る機会が多く、自転車事故のリスクが気になる方には、SBI損保の特約が合っているでしょう。
そして、意外と利用する機会の多い「ロードサービス」も、両社で細かな違いが見られました。
筆者の場合、トータルの保険料はSBI損保のほうが安くなりそうですが、
サービスの満足度や安心感という点では、ソニー損保のほうがよりおすすめだと感じています。
価格が評価されるSBIか?少し高いけど安心できるソニー損保か?
1ポイント | 4ポイント |
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※本記事では、「SBI損保」や「SONY損保」を含む保険会社のランキングもあわせてご紹介しています。