保険会社の特徴・比較

イーデザイン損保 比較|保険料・補償・事故対応で徹底検証【2025年最新版】

自動車保険選びにおいて、東京海上グループの安心感とダイレクト型の手頃な保険料を両立したいと考える方にとって、イーデザイン損保は注目すべき選択肢の一つです。

ダイレクト型の自動車保険満足度ランキング2025では総合2位、補償内容満足度2位を獲得するなど、高い評価を受けています。

本記事では、イーデザイン損保の保険料・補償内容・事故対応を他社と詳細に比較し、どのような方に最適な自動車保険かを専門的に解説します。

ソニー損保 vs イーデザイン損保
 (vs ダイレクト型)
ソニー損保は、ダイレクト型であるが、他社よりも少し保険料が高い印象。その分アフターケアが充実しています。
SBI損保 vs イーデザイン損保
 (vs ダイレクト型)
SBI損保は、価格特化型のダイレクト保険会社である。イーデザイン損保と似た一図家になるのでライバル関係といっていいでしょう。

※イーデザイン損保を含めた、複数社の見積もりが比較ができます。

目次
  1. イーデザイン損保とは?特徴とダイレクト型の仕組み
  2. イーデザイン損保の保険料の特徴と割引制度
  3. 補償内容と特約を比較
  4. 事故対応・顧客満足度の実情
  5. イーデザイン損保のロードサービスはどう違う?JAF・他社との比較
  6. 口コミから分かる本当の評価
  7. イーデザイン損保がおすすめな人・おすすめできない人
  8. イーデザイン損保を比較した結果の総合評価

イーデザイン損保とは?特徴とダイレクト型の仕組み

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まず他社と比較するために、イーデザイン損保の基本情報をチェックしましょう!

項目内容
設立日2009年1月26日
営業開始2009年6月13日
出資東京海上ホールディングス、NTTファイナンス
ブランド東京海上グループ
社名変更予定2025年10月「東京海上ダイレクト」へ
受賞歴Insurance Asia Awards 2023 2部門受賞

イーデザイン損保は、東京海上ホールディングスとNTTファイナンスの共同出資により2009年1月26日に設立され、同年6月13日に営業を開始した東京海上グループのダイレクト型損害保険会社です。

「東京海上グループの安心を、もっと手軽に、もっとリーズナブルに」をコンセプトに、100年以上の経験と実績がある会社です。

2025年10月には「東京海上ダイレクト」に社名を変更し、グループブランドを統一します。

Insurance Asia Awards 2023では2部門を受賞し、国際的にも高く評価されています。

ダイレクト型保険の仕組みとメリット

ダイレクト型の主な特徴
  • 代理店を介さず、インターネットや電話で契約可能
  • 中間コスト(代理店手数料や店舗運営費)を削減
  • 削減分を保険料割引として還元
  • 24時間365日、オンラインで見積もりから契約まで可能

ダイレクト型保険(通販型保険)とは、インターネットや電話を通じて、保険会社と直接契約を結ぶ自動車保険です。そのため代理店への中間マージンが発生せずに保険料を抑えることができます。

特にネット申し込みが集客の要になっており保険料にシビアになっています。目立つ割引として、インターネットからの申し込みで割引される金額が大きいです。

インターネットから申し込むと、新規契約は10,000円(12回払の場合は1回あたり833円)、継続契約は2,500円(12回払の場合は1回あたり208円)の割引が適用されます。

代理店型との違い(手数料・契約方法・サポート)

項目代理店型ダイレクト型(イーデザイン損保)
契約方法対面契約インターネット・電話
保険料高め(手数料・人件費を含む)低め(中間コスト削減)
サポート対面相談が可能電話・Webサポート
メリット直接相談でき安心24時間手続き可能、コスト削減
デメリット保険料が高くなりやすい基本は自分で選択・手続き

代理店型自動車保険は、自動車ディーラーや修理工場などの代理店を通じて担当者と対面で契約する方式です。直接相談できる安心感がありますが、代理店手数料や営業所の運営費、人件費が保険料に反映されるため、ダイレクト型に比べて高くなる傾向があります。

一方、イーデザイン損保のようなダイレクト型では、中間コストを削減できるため、保険料を抑えられます。ただし、契約手続きや補償内容の選択は契約者自身で行う必要があります。

なお、イーデザイン損保では、新規見積もり限定で「電話での相談」や「Webでの補償内容チェック」ができるサービスを提供しており、必要に応じてサポートを受けることができます。

イーデザイン損保の保険料の特徴と割引制度

イーデザイン損保の保険料は「走った分だけ」を基本コンセプトに、実走行距離連動型の料金体系を採用しています。

  • 走行距離が短いほど安い
  • 使用目的は「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務」の3区分
  • 継続契約時は前年の実走行距離を反映

一人ひとりの走行距離や使用目的に応じて合理的に保険料を算出することで、ネット型ならではのリーズナブルな料金を実現しています。

また、複数の割引制度を組み合わせることで、さらに保険料を抑えることが可能です。特にゴールド免許保有者や継続契約者への優遇が充実しています。

透明性の高い料金体系により、契約者が納得して保険料を支払える仕組みとなっています。

走行距離・使用目的による保険料計算の仕組み

イーデザイン損保は、前年の実走行距離に基づく実走行距離連動型の料金体系を採用しています。走行距離が短いほど事故リスクが低くなる統計データに基づき、距離区分ごとに保険料を細かく設定しているため、車の利用が少ない方ほど負担を抑えられます。

使用目的は「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務」の3区分に分かれており、それぞれのリスクに応じた合理的な料金設定となっています。

継続契約時には前年の実際の走行距離が反映され、予想より走行距離が少なかった場合は翌年の保険料から割引されます。

実走行距離連動型の方式は、「ソニー損保の自動車保険」と同じコンセプトです。

ソニー損保と比較して違う点は、イーデザイン損保のほうがより価格を抑えて訴求していること。要は低価格戦略なんですね。

その代わり、事故時の基本補償は同じですが、プラスアルファのサービスやちょっとした内容がオプションとなっていることがあるので注意しましょう。

割引制度一覧(新規・継続・ゴールド免許・ASV割引)

イーデザイン損保では、さまざまな割引制度によって保険料負担の軽減を図っています。

割引名対象割引内容
インターネット割引新規契約10,000円割引(12回払は1回あたり833円)
インターネット割引継続契約2,500円割引(12回払は1回あたり208円)
無事故割引1年間無事故翌年保険料を2%割引
継続割引契約年数が長い契約者年数に応じて割引率が上昇(例:5年以上で最大率)
ゴールド免許割引記名被保険者がゴールド免許最大7,497円割引(条件により変動)
ASV割引(先進安全自動車割引)先進安全装置搭載車保険料割引

主要な割引は、インターネット割引、無事故割引、継続割引です。ゴールド免許割引では条件により最大7,497円の差額が生じる場合があり、ASV割引は自動ブレーキなど先進安全装置を搭載した車両が対象です。対する割引制度で、安全性向上への取り組みが保険料に反映される仕組みとなっています。

自動車保険の保険料が異なる理由は、ここにあります。
保険料は、「年齢」「車種」「補償内容」の3つの要素によって決まりますが、その基本となる計算基準は、どの保険会社でも同じです。

ただし、そこからどの部分に割引や加算を行うかは、各社の独自の判断(いわば味付け)によって異なります。

コンセプトはソニー損保に似ていますが、保険料はSBI損保に近い価格帯となっています。

実際、SBI損保と比較すると、保険料の設定に大きな差はなく、年齢によっては保険料が逆転することもあります。

価格と安心の両方を重視する方には、イーデザイン損保がおすすめです。

  • イーデザイン損保:とにかく安く安心度も担保
  • SONY:高くて手厚い
  • SIB損保:とにかく安い

年代別・車種別の保険料例(表付き)年代別・車種別の保険料例(目安)

年代年齢車種年間走行距離等級年額(目安)
20代24歳スズキ/ハスラー~5,000km7等級約60,000円~
30代32歳トヨタ/シエンタ~3,000km16等級(ゴールド)約40,000円~
40代42歳トヨタ/プリウス~11,000km20等級(ゴールド)約50,000円~

イーデザイン損保の保険料は、記名被保険者の年齢によって変動します。一般的に若年層ほど事故リスクが高く、20代では保険料が高めに設定されますが、30代以降は段階的に下がり、40代~50代が最も安くなる傾向があります。

車種別では、型式別料率クラス制度により、事故実績や盗難率、修理費用などに応じて保険料が細分化されます。これにより、コンパクトカーから高級車まで、公平で合理的な保険料設定が可能です。

正確な保険料は契約条件によって異なるため、詳細は公式サイトでの見積もりが必要です。

ソニー損保・SBI損保など他社との価格比較

会社モデルケース年間保険料(目安)距離・条件
ソニー損保約46,000円年間5,000km・12等級・ゴールド免許・本人限定
SBI損保約42,000円年間5,000km・12等級・ゴールド免許・本人限定
イーデザイン損保約45,000円年間5,000km・12等級・ゴールド免許・本人限定
楽天損保約44,000円年間5,000km・12等級・ゴールド免許・本人限定

ダイレクト型自動車保険市場では、イーデザイン損保・ソニー損保・SBI損保の3社が主要保険会社として競合しているので、比較しやすいようにモデルケースを表にまとめました。

そこからわかる特徴は下記になります。

保険会社料金体系メリット
イーデザイン損保実走行距離連動型東京海上グループの安心感+短距離利用者に有利
ソニー損保予想年間走行距離7区分少走行ユーザーに有利
SBI損保15,000km以上一律料金長距離利用者に有利

ソニー損保は短距離利用者、SBI損保は長距離利用者、イーデザイン損保は実走行距離連動型で安心感と保険料のバランスを重視する人にそれぞれ適しています。

補償内容と特約を比較

補償内容補償額・条件備考
対人賠償無制限自動付帯
対物賠償無制限自動付帯
人身傷害無制限(選択可)自動付帯
弁護士費用特約自動付帯他社では有料の場合あり
他車運転危険保険自動付帯他社では有料の場合あり

イーデザイン損保の補償内容はシンプルで分かりやすく、対人・対物賠償を無制限で自動付帯し、人身傷害も無制限が選択可能です。高額賠償リスクへの基本的な備えが充実しています。

また、他社では別途付加が必要な「弁護士費用等保険」や「他車運転危険保険」、「車両無過失事故の特則」が標準装備されており、契約時点で手厚い補償が確保されています。

なお、契約条件や過去の事故件数・内容によっては補償内容が制限される場合があります。

基本補償(対人・対物・人身傷害)

イーデザイン損保では、対人賠償・対物賠償を無制限で自動付帯し、裁判で高額な損害額が認定されるケースにも対応できるよう備えています。これにより、契約者は補償金額の設定で迷うことなく、万一の高額賠償リスクに確実に備えることができます。

人身傷害保険も自動付帯で、無制限を選択可能です。契約者や同乗者が自動車事故でけがをした場合、過失割合にかかわらず、実際の損害額に基づいて保険金が支払われます。

これらの基本補償は、他社と比較しても遜色のない水準であり、東京海上グループのノウハウを活かした手厚い内容となっています。

車両保険の種類と選び方(一般型・限定型)

イーデザイン損保の車両保険は、補償範囲により「一般型」と「限定型(エコノミー型)」イーデザイン損保の車両保険は、補償範囲に応じて「一般型」と「限定型(エコノミー型)」の2タイプがあります。

タイプ主な補償範囲特徴
一般型衝突・接触、火災・爆発、盗難、台風・洪水、いたずら・落書き、飛び石、単独事故、当て逃げ最も包括的で手厚い補償
限定型(エコノミー型)相手方が判明している衝突・接触、火災・爆発、盗難、台風・洪水、いたずら・落書き、飛び石単独事故や当て逃げは補償対象外で、その分保険料を抑えられる

一般型は幅広いリスクをカバーし、単独事故や当て逃げも補償対象となるため、安心感を重視する方に向いています。

限定型(エコノミー型)は補償範囲を絞ることで保険料を抑えられ、必要最低限の補償で十分という方に適しています。

車両保険金額は、車種・型式・年式などを基に算出されます。

特約一覧(弁護士費用特約・日常生活賠償・新価特約など)

イーデザイン損保では、他社では特約として追加が必要な補償の一部が自動付帯されています。

特約名内容備考
弁護士費用等保険もらい事故など相手方に過失がある事故で、法律相談費用や弁護士委任費用を補償自動付帯
他車運転危険保険契約車両以外を運転中の事故による補償自動付帯
車両無過失事故の特則(車両保険付帯時)契約者に過失がない事故でも、相手方から賠償を受けられない場合に車両保険金を支払う自動付帯
日常生活賠償特約自動車事故以外の日常生活で他人に損害を与えた場合の賠償責任を補償任意付帯
育英費用特約契約者が事故で亡くなった場合にお子さまの教育費を補償任意付帯
女性のお顔手術費用特約女性が事故で顔にけがを負った場合の手術費用を補償任意付帯

自動付帯される補償により、契約時点から基本的なリスクに幅広く対応できます。加えて、日常生活賠償特約や育英費用特約などを任意で追加することで、生活スタイルや家族構成に合わせたより細やかな補償設計が可能です。

他社との補償範囲比較表

イーデザイン損保の基本補償は、他社と大きな差はありませんが、自動付帯される特約の充実度に特徴があります。

特約名イーデザイン損保ソニー損保SBI損保
弁護士費用特約任意付帯任意付帯任意付帯
他車運転特約自動付帯自動付帯自動付帯
車両無過失事故特則車両保険付帯時に自動付帯自動付帯なし

各社の特徴

  • イーデザイン損保:車両保険付帯時に「車両無過失事故の特則」を自動付帯。東京海上グループのノウハウを活かし、安定した補償と特約の充実が強み。
  • ソニー損保:対物差額修理費用補償が対物賠償にセットされている点が特徴。
  • SBI損保:自転車や原付バイクでの事故もカバーする特約を用意。
  • 楽天損保(参考):楽天ポイントとの連携がメリット。

総合的に、イーデザイン損保は自動付帯特約の充実度が高く、補償のバランスが取れた設計となっています。

事故対応・顧客満足度の実情

イーデザイン損保の事故対応については、利用者から好意的な意見と不満の声が両方寄せられています。
良い評価としては、「初動が早く、経過報告もこまめにあって安心できた」「状況に応じて的確な提案をしてくれた」「担当者が親切で説明も分かりやすかった」といったコメントが多く、誠実な対応や丁寧なコミュニケーションが好印象につながっているようです。特に、もらい事故など複雑なケースでも信頼できる担当者が最後までサポートしてくれたという体験談もあります。

一方で、「担当者の対応が遅く、説明があいまい」「こちらが納得しないと責められているような雰囲気を感じた」「依頼していない作業を進められ費用を請求された」といった不満も見られます。また、「電話がつながりにくい」「交渉を相手任せにされる」といった指摘もあり、担当者や状況によって対応の質にばらつきがある印象です。

総じて、イーデザイン損保の事故対応は、担当者次第で非常に満足できるケースもあれば、ストレスを感じるケースもあり、利用者の評価が分かれる傾向にあります。

事故受付・初期対応の流れ

イーデザイン損保では、24時間365日いつでも事故受付を行っており、相手方への連絡、代車の手配、医療機関・修理工場への連絡など、必要な初期対応をその日のうちに実施します。

事故対応の流れ
  1. 専任担当者が初期対応(相手方連絡・修理工場案内・代車手配)
  2. 事故発生 → 専用ダイヤルまたはアプリから連絡
  3. 必要書類提出・保険金請求
  4. 支払い完了

事故に遭ってしまった際、電話で連絡した場合、平日・土日・祝日にかかわらず迅速な初期対応を行ってくれます。

イーデザイン損保のサービスの一つである「&e(アンディー)」契約者の場合、アプリで事故の衝撃を自動検知すると、スマホに通知が届き、事故連絡や救急車の手配など、事故後に必要な対応をナビゲートしてくれます。

専任担当制の有無と連絡体制

イーデザイン損保は、契約者との連絡方法や事故内容に合わせた個別対応システムを採用しています。事故担当者は、東京海上グループの高い技術力と専門性を持つスタッフと連携しているのが安心できてうれしいポイントです。

事故の緊急性や内容に応じて最適な担当者がアサインされ、継続的な連絡を通じて事故解決まで一貫したサポートを提供します。

ダイレクト型でありながら、東京海上グループの全国ネットワークを活用することで、代理店型に匹敵する手厚い事故対応を実現している点が大きな特徴です。

他社との事故対応比較(ソニー損保・代理店型など)

ダイレクト型保険会社の事故対応を比較すると、イーデザイン損保は2位の評価で、ソニー損保がJ.D.パワー満足度調査で8年連続第1位を獲得し、業界トップクラスの評価を得ています。

項目イーデザイン損保ソニー損保SBI損保
初期対応スピード
専任担当者制度ありありなし
夜間・休日対応
満足度ランキング順位2位1位3位

代理店型保険会社の場合、代理店の担当者が事故現場にかけつけてくれることがあるという物理的なサポートがある一方、営業時間外や遠方では対応が困難というデメリットもあります。

イーデザイン損保の特徴は、東京海上グループのネットワークと実績を活用し、ダイレクト型でありながら代理店型に匹敵する事故対応力を実現している点です。

セコム事故現場急行サービスにより、必要に応じて警備員が事故現場にかけつけるサービスも提供されており、ダイレクト型のコスト効率性と代理店型の安心感を両立したサービスを提供しています。

イーデザイン損保のロードサービスはどう違う?JAF・他社との比較

イーデザイン損保では、すべての契約にロードサービスが付帯されており、事故や故障などクルマのトラブル時に、24時間365日全国約8,100ヶ所(2024年5月時点)からかけつけるサービスを提供しています。

ロードサービスは現代の自動車保険において重要なサービスの一つであり、特に高速道路上や夜間のトラブルなど、一人では対処困難な状況での緊急対応として重要な役割を果たします。

イーデザイン損保のロードサービスは、基本的な作業については無料で提供されますが、作業の内容などによっては費用負担が発生する場合があります。

東京海上グループのネットワークを活かした全国対応により、地域を問わず一定水準のサービスを受けることができる点が特徴です。

無料サービスの範囲と利用条件

イーデザイン損保のロードサービスでは、バッテリー上がり、キー閉じ込み、パンク時のスペアタイヤ交換、ガス欠時の燃料補給(一定量まで)などの基本的な作業が無料で提供されます。

レッカーサービスについては、イーデザイン損保が提携する修理工場までは距離制限なしで無料、お客さま指定の修理工場までは一定距離まで無料という設定になっています。

サービス利用時の条件として、契約車両での発生に限定され、契約者以外が運転している場合でも、運転者限定条件の範囲内であればサービスを利用できます。

年間の利用回数制限は設けられていませんが、同一原因による繰り返しの利用や故意・重過失による故障については対象外となる場合があります。

レッカー距離・宿泊・帰宅費用の補償

イーデザイン損保のロードサービスでは、提携修理工場までのレッカー距離は無制限、お客さま指定修理工場までは一定距離まで無料でレッカーサービスを提供しています。

遠方での事故・故障により帰宅が困難になった場合の交通費補償や、修理に時間を要する場合の宿泊費補償についても、一定の条件のもとでサポートが提供されます。

帰宅費用については、公共交通機関を利用した場合の実費が、宿泊費については1泊分の宿泊費が補償される場合があります(詳細な条件や限度額は約款による)。

レンタカー費用についても、修理期間中の代替交通手段として一定期間・一定金額まで補償される場合があり、日常生活への影響を最小限に抑える配慮がなされています。

JAF・他社ロードサービスとの比較

保険会社・サービス特徴・条件拠点数(目安)無料レッカー距離
JAF年会費制で保険契約に関係なく利用可能。全国統一の高品質サービス。全国網羅制限なし(内容による)
ソニー損保指定修理工場まで無制限、指定以外は100kmまで無料。非公開(全国対応)指定:無制限
指定外:100km
SBI損保約10,800拠点から駆けつけ。継続3年目以上でプレミアムサービスにアップグレード。約10,800か所条件による(業界最高水準)
イーデザイン損保東京海上グループのネットワーク活用。約8,100拠点で安定した品質。約8,100か所条件による(バランス型)

JAFはどの保険に入っていても使える頼れる全国サービスが魅力で、ソニー損保はレッカー距離の条件がはっきりしていて安心できます。

SBI損保は拠点の多さと、長く使うほどサービスがグレードアップする特典が嬉しいポイント。そしてイーデザイン損保は、東京海上グループならではの安定感と全国に広がる拠点ネットワークで、安心と使いやすさのバランスが取れているのが特徴であることがわかりますね。

口コミから分かる本当の評価

実際の利用者による口コミや体験談は、イーデザイン損保の真の実力を知る上で極めて重要な情報源となります。

特に事故対応やカスタマーサポート、保険料に対する満足度など、実際の利用場面での評価は保険選択の重要な判断材料となります。

良い口コミ(保険料・補償・事故対応)

保険料に関しては「保険料が大変リーズナブルです。やたらと安いわけではなく、コストパフォーマンスが高く補償内容についても満足です」という評価があります。

  • 走行距離が少ないので保険料が安くて助かる
  • 東京海上グループの安心感があり、補償も手厚い
  • 弁護士費用特約が最初から付いているのが心強い
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補償内容が充実しており、保険料も手頃なところがよい。明治安田生命の外交員に勧められて入ったのですが、安心感もあります。

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それまで事故を起こしたことが無く、保険会社への連絡やその後の進め方などすべてが初めての状況で色々と不安があった。しかし、最初の担当者の電話の時点で親切に対応して頂き、最後までスムーズにやり取りしてくれました。

東京海上グループの安心感については「東京海上グループのネット自動車保険なので、信頼できます。価格だけでは決められない補償内容が充実しています」という評価が見られますね。

悪い口コミ(対応の遅れ・説明不足など)

事故対応の遅れについては「修理見積りが必要という事で、イーデザイン損保で使っている東京海上日動のアジャスターが車両の損害の写真を見て見積りを作る事になりました。写真を郵送してから1週間以上経っても、全く連絡が来ない」という厳しい指摘があります。

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修理見積りが必要という事で、イーデザイン損保で使っている東京海上日動のアジャスターが車両の損害の写真を見て見積りを作る事になりました。写真を郵送してから1週間以上経っても、全く連絡が来なくて不安になった。

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イーデザインに加入した当初は、価格と補償のバランスがよく、保険料もやや低めだったので、継続して加入していた。ただ、最近は保険料が年々上がり続けているので、考えてしまう…

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飛び石でフロントガラス、ボンネット、バンパーなど何ヶ所か傷を付けられてしまいましたが、1パネル1事故扱いになる、フロントガラスとボンネットを修理したいなら2事故扱いにすると言われました。

サポート体制について「気になる点は、保険料がかなり安いだけに事故のときの対応がしっかりしているか不安な面もある」という懸念を示す利用者もいますね。

口コミから見えるメリット・デメリットまとめ

口コミから分かったイーデザイン損保の主なメリットは、東京海上グループの安心感、バランスの取れた保険料と補償内容、分かりやすい補償設計、オンライン手続きの利便性です。

特に「東京海上グループ」というブランド力と信頼性が、ダイレクト型への不安を軽減する要因として機能していることが確認できます。

一方、デメリットとしては、事故対応の一部での遅れや品質のばらつき、継続時の保険料上昇、ダイレクト型特有の対面サポートの限界が挙げられます。

総合的には、コストパフォーマンスと安心感のバランスを重視し、ある程度自分で保険内容を理解できる利用者にとって、イーデザイン損保は満足度の高い保険会社であることが口コミから分かりますね!

イーデザイン損保がおすすめな人・おすすめできない人

これまでの比較や口コミを踏まえて、イーデザイン損保がどのような方に適しているか、また、どのような方には他社を検討した方がよいかを整理します。

自動車保険は個人のライフスタイルや価値観、リスクに対する考え方によって最適な選択が変わるため、客観的な基準に基づいて適合性を判断しましょう。

おすすめな人(走行距離短め・オンライン手続きOKな人など)

年間走行距離が短めで、実走行距離連動型の料金メリットを受けられる方にはイーデザイン損保が適しています。

  • 年間走行距離が短い
  • オンライン手続きに抵抗なし
  • 東京海上グループのブランド重視
  • ゴールド免許保持者
  • 割引制度を活用して長期的に節約したい

東京海上グループの安心感を重視しつつ、ダイレクト型の保険料メリットも受けたい方には理想的な保険会社ですね。

インターネットでの手続きに抵抗がなく、自分で保険内容を比較検討できるようならイーデザイン損保を選んでいいでしょう。

とにかく保険料を抑えたい方におすすめです。

ネット申し込みの保険が不安だという方も、必要に応じて電話サポートを活用できるので安心です。

おすすめできない人(長距離走行・対面サポート希望など)

年間走行距離が非常に多い方の場合、SBI損保の15,000km以上一律料金制度の方が有利になる可能性があります。

  • 年間走行距離が多い(16,000km以上)
  • 対面での相談を希望
  • 現場駆けつけサービス必須
  • 楽天ポイントなど特典重視

保険について全く知識がなく、対面での詳細な説明や手続きサポートを強く希望する方には、代理店型の方が適している場合があります。

事故時に代理店担当者による現場駆けつけなど、物理的なサポートを重視する方には、代理店型自動車保険の方が安心感がありますからね。

代理店型の保険は、2~3割保険料が高くなることだけ知っておきましょう。

【イーデザイン損保】ライフスタイル別の向き不向き

自動車保険の補償内容について理解している人は、インターネットから自分で任意の保険を選ぶのが一番安く上がります。インターネット割引をうまく活用しましょう。

とにかく保険料を抑えたい人であれば、ダイレクト型の自動車保険一択ですね。代理店型に比べて、2~3割ほど安くなります。契約した補償内容が同じなら、事故に遭った際に受けられる補償も変わりません。

シンプルな保険でいい人は、保険料を抑えられるダイレクト型の保険があっています。50代60代といった子供が独立した人にも向いています。

法人・個人事業主で業務使用の人は、代理店を通してじっくり話をしたほうがいいです。業務リスクに応じた補償設計が必要となるため、専門的な相談を経た上でのプランを選択しましょう。

イーデザイン損保を比較した結果の総合評価

イーデザイン損保は、東京海上グループの安心感とダイレクト型の効率性を両立した、バランスの取れた自動車保険であることがわかりましたか?

一言でいうと安心感と、コストパフォーマンスを兼ね備えた「ちょうどいい自動車保険」ですね。

特に東京海上グループのブランド力が、万が一の際の安心感につながり、他社との差別化要因と言っていいでしょう。

補償は基本から手厚く、自動付帯特約も充実しているため、万一の事故でも安心。

ダイレクト型ということもあり価格を抑えた自動車保険です。そのため、長距離運転者や対面サポートを重視する方は、他社との比較をしたほうがいいでしょう。

自分の走行距離や利用スタイルを踏まえ、自分に合った自動車保険を見つけてくださいね。

  • 短距離ドライバーには非常に魅力的
  • 補償内容とブランドの安心感はトップクラス
  • ロードサービスや長距離利用では他社比較が必要
  • オンライン契約が苦にならない人に最適

評価ポイント(表)

項目評価コメント
保険料★★★★☆短距離ユーザー向けに最適
補償内容★★★★★自動付帯特約が充実
事故対応★★★★☆スピード・品質とも高水準
ロードサービス★★★☆☆基本機能はカバー
割引制度★★★★☆長期契約でメリット増

他社との比較ポイント再確認

ソニー損保と比較した場合、イーデザイン損保は東京海上グループの安心感が優位点となり、ソニー損保は事故対応の満足度で優位性があります。

SBI損保と比較した場合、SBI損保は保険料満足度で優位ですが、イーデザイン損保は東京海上グループのブランド力と実績で差別化しています。

代理店型と比較した場合、保険料の安さではイーデザイン損保が優位ですが、対面サポートや現場駆けつけサービスでは代理店型に分があります。

楽天損保と比較した場合、ポイント特典では楽天損保が優位ですが、保険会社としての安定性や事故対応力ではイーデザイン損保が上回ります。

※イーデザイン損保を含めた、複数社の見積もりが比較ができます。