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ソニー損保とアクサダイレクトの徹底比較!
ここでは「ソニー損保」と「アクサダイレクト」の自動車保険を徹底比較してみたからみていこう!
1. ソニー損保 VS アクサダイレクト 保険料満足度は?
2. ソニー損保 VS アクサダイレクト ロードサービスの充実度は?
3. ソニー損保 VS アクサダイレクト 事故対応は?
4. ソニー損保 VS アクサダイレクト 特約、オプションは?
5. ソニー損保 VS アクサダイレクト 割引は?
6. ソニー損保 VS アクサダイレクト 総括!
ソニー損保 VS アクサダイレクト 保険料満足度は?
まずはユーザーが一番気になる「保険料」の満足度を見ていきましょう。
保険料はユーザーの年齢や車種などにより異なるので、契約ユーザーの「満足度」のデータを比較しました!「ソニー損保」も「アクサダイレクト」いずれも公式データがあり、かつ割合の出し方もフラットなのでそのデータを見てみましょう。
【保険料満足度】
ソニー損保 |
96.9% ※満足とやや満足を足した割合 |
アクサダイレクト |
97% ※満足とやや満足を足した割合 |
どちらの会社も満足とやや満足と答えた方を合算した数字を出しています。
この部分は会社によっては「普通」まで入れ込んでいることがあるので、気を付けなければなりません!
この2社についてはほとんど誤差の範疇なので、軍配としては「引き分け」。「ソニー損保」「アクサダイレクト」ともに保険料満足度はかなり高いといえます。
ソニー損保 VS アクサダイレクト ロードサービスの充実度は?
比較して確認していこう。
次はソニー損保とアクサダイレクトの「ロードサービス」の充実度を細かくチェックし比較しました。
【無料レッカー距離と詳細】
ソニー損保 | 指定工場までは無制限、ユーザーの指定した修理工場までは150㎞まで。 契約期間中の回数制限もなし |
アクサダイレクト | 指定工場までは無制限、ユーザーの指定した修理工場までは35㎞まで。 契約期間中の回数制限についての言及なし(要確認) |
【緊急トラブル対応の詳細】
バッテリー上がり
ソニー損保 | バッテリーの点検、交換、ジャンピング 契約期間中1回限定、交換の場合はバッテリーはユーザーで準備 |
アクサダイレクト | バッテリーの点検、交換、ジャンピング 契約期間中1回限定、交換の場合はバッテリーはユーザーで準備 |
キーとじ込み
ソニー損保 | イモビライザーなどセキュリティ装置がない一般的なカギの開錠に限定 |
アクサダイレクト | イモビライザーつきでも対応可能な場合と不可の場合あり、不可の場合はレッカーで工場までの搬送をサポート |
ガス欠の際のガソリン補充
ソニー損保 | 契約期間中1回限定、初年度はガソリン代は有料2年目更新以後はガソリン10Lまで無料に。 電気自動車の「電欠」は最寄りの充電場所への搬送のみ ※こちらも期間中1回限定 |
アクサダイレクト | 契約期間中1回限定、初年度はガソリン代は有料2年目更新以後はガソリン10Lまで無料に。 電気自動車の「電欠」は最寄りの充電場所への搬送のみ ※こちらも期間中1回限定 |
パンクの際のスペアタイヤ交換
ソニー損保 | スペアタイヤ交換のみ対応、スタッドレスなどへの交換は不可、スペアがない場合はレッカー対応 |
アクサダイレクト | スペアタイヤ交換とタイヤ周りの点検、ただしスタッドレスなどへの交換は不可(パンクしたタイヤの補修は対象外) |
脱輪など車のトラブル
ソニー損保 | 主な保管場所は対象外、2輪脱輪の場合は2輪目からは有料。ぬかるみなどのスタックの場合、自走可能な場所までのレスキュー。 雪のスタックの場合、雪道仕様(スタッドレス、チェーン装着)で除雪など努力してムリだった場合のみ(自宅車庫は不可) |
アクサダイレクト | 落差1mまでの落輪、脱輪のレスキュー(ただし4輪全部の場合は不可) 雪のスタックの場合、雪道仕様(スタッドレス、チェーン装着)で除雪など努力してムリだった場合のみ(自宅車庫は不可) |
宿泊サービス
ソニー損保 | ユーザー自身で手配、後日領収書を提出するなどして清算。 ※ビジネスホテルランクの料金を一泊分カバー、センターに金額を相談しながら手配する、ただし飲食代などは除外 |
アクサダイレクト | 自走不可でやむを得ず宿泊する場合搭乗者全員の1泊分の宿泊費をサポート(ただしビジネスホテルクラスに限る)ユーザーでいったん立て替え領収書を提出して清算。 ホテルまでの交通費もこのサービスでカバーできる。 ※宿泊サービスか帰宅費用サポートいずれか一方のみの利用に限る。 |
帰宅費用サポート
ソニー損保 | ユーザーが手配し、立替え後日清算、レンタカーの場合は24時間を限度。 最も合理的な交通手段での交通費をカバーするものとする。 |
アクサダイレクト | ユーザーで立替たうえ後日清算、レンタカーの場合契約車両と同等クラスまでの車種で24時間を限度とする。有料道路走行費用は対象外。 ※宿泊サービスか帰宅費用サポートいずれか一方のみの利用に限る |
ペット費用サポート
ソニー損保 | ペットホテル料金、交通費等を1万円を上限に支払い、ユーザーがいったん立て替え後日清算 同乗してなかった場合でもシッター代、ペットホテル代が延長になってしまった分を10000円を上限にカバー。 |
アクサダイレクト | 搭乗中のペット限定で帰宅不可の場合のペットホテル料金をサポート。 いったんユーザー側で立て替えたうえ領収書を提出し後日清算。 |
ざっと見たところ、両社ともなかなか充実している感じ。
自走できなくなった場合も宿泊か自宅まで帰る交通費をカバーできるのはありがたいですね。ペット費用も両社カバーしてますが「アクサダイレクト」は「搭乗中に限る」ということなので、敢えてどちらに軍配か?というと「ソニー損保」のほうが手厚いかな?という印象でした。
逆に脱輪についてはソニー損保は2輪目からは有料ですので「アクサダイレクト」のほうがいいですね。
このようにロードサービスには各社差があるので、自分に必要なサポートがあるかどうかチェックするのがおススメですよ!
ソニー損保 VS アクサダイレクト 事故対応は?
保険選びでもっとも注目すべきは「事故対応満足度」!
万が一の事故対応がしっかりしている保険のほうがいいに決まってますね。
次は「ソニー損保」と「アクサダイレクト」の事故対応満足度を確認してみましょう。
データは公式サイトになかったので「オリコン」の2018年のデータになっています。
ソニー損保 |
76.50点 ランキング第2位 |
アクサダイレクト |
75.23点 ランキング第10位 |
●軍配でいったらソニー損保!
オリコンのデータでは1位から10位までがすべて70点台で、「ソニー損保」が2位、そして「アクサダイレクト」が10位でした。
このデータからいけば「ソニー損保」に軍配ですが、点数の差は1点あまりですのでそこまで大きく違いません。ランクインしてる自動車保険はおおむね事故対応満足度は大丈夫とみていいでしょう!
ソニー損保 VS アクサダイレクト 特約、オプションは?
次の比較ポイントは補償内容のなかの「特約」「オプション」。
基本補償はどの保険会社もほとんど同じようなものですが、「特約」は自動車保険によって付けられるもの、付けられないものに差があるもの。
「ソニー損保」と「アクサダイレクト」独自の特約を確認しましょう。
まずは両社共通の特約。
- 弁護士費用特約
- ファミリーバイク特約
- 全損時諸費用特約
- 車内(車外)身の回り品特約
次に両社独自で用意されている特約は以下のようになっています。
ソニー損保の特約 |
|
おりても特約 | 「車で出かけた先」でのトラブルに対し、ケガをしたり携行品を破損した場合カバーできる特約 |
事故時レンタカー費用特約 | 車両保険をつけていて事故で修理中にレンタカーを借りる場合の費用をサポートする特約 |
個人賠償責任特約 | 日常生活のなかでの過失などで、他者に損害賠償をする必要がある場合にカバーできる特約、自転車で事故しケガをさせたなどの際にも助かる。1事故につき最大で1億円まで。 |
アクサダイレクトの特約 |
||
地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約 | 地震・噴火、それに伴う津波で、契約車両が全損になったとき臨時費用の部分に対し50万円を一時金として支払うもの | |
アクサ安心プラス | ファミリー | 搭乗障害の医療補償を2倍に。形成手術費用補償特約として10万円補償家事労働対価を1日5000円。残ったキズを形成手術費用補償特約で10万円補償 個人賠償3000万円まで補償。 |
レディース | 搭乗障害の医療補償を2倍に。事故で破損した携行品損害を30万円まで補償。 残ったキズを形成手術費用補償特約で10万円補償。 個人賠償3000万円まで補償 |
|
ペット | 搭乗中事故にあったペットの治療費用および葬祭費用を10万円まで補償 個人賠償3000万円まで補償でペットがトラブルを起こした時も安心。 |
両社ともさまざまな特約がありオリジナリティが感じられます。
個人賠償特約についてはアクサダイレクトには「アクサ安心プラス」で付帯が可能ですが、金額がソニー損保は「1億円まで」アクサダイレクトが「3000万円まで」。
自転車事故なども最近かなり高額賠償となっているので、「ソニー損保」の特約のほうがより安心です。
このように同じ名称の特約でも補償金額や範囲に差があるケースも。しっかり内容を確認して考えましょう!
ソニー損保 VS アクサダイレクト 割引は?
ソニーとアクサダイレクトの違いをみていこう!
自動車保険は年齢や性別、契約する車種などさまざまなポイントで保険料が決まります。
そこにさらに影響するのが各種の「割引」。
ここではソニー損保とアクサダイレクトの「割引」について比較しました。
【両社の割引】 |
ソニー損保 |
アクサダイレクト |
インターネット割引 | 新規は10000円、継続は2000円 | 年間保険料55000円~ 割引額10000円割引 |
50000~55000円 9000円割引 | ||
45000~50000円 8000円割引 | ||
40000~45000円 7000円割引 | ||
35000~40000円 6000円割引 | ||
30000~35000円 5000円割引 | ||
25000~30000円 4000円割引 | ||
20000~25000円 3000円割引 | ||
20000円未満 2000円割引 ※一括の場合 |
||
新車割引 | 5%引き | 割引率不記載、ただし設定あり |
運転者限定割引 | 限定範囲により1~7%引き | 割引率不記載、ただし設定あり |
ゴールド免許割引 | 10%引き | 割引率不記載、ただし設定あり |
継続割引 | 1~2%引き | インターネット継続割引 ネットで更新の場合1000円引き |
証券不発行割引 | 500円 | 不発行の特約はあるが割引はなし |
電気自動車割引 | 1000円 | 記載なし |
マイページ新規申込割引 | 1000円 | 記載なし |
継続時複数契約割引 | 1000円 | 記載なし |
くりこし割引 | 走らなかった分を翌年繰越し割引 | 記載なし |
上記の表のとおり、かなり割引きは違いがありました。
特にインターネット割引はじっくり確認しないとわかりにくいですね。
ある程度保険料が高めで更新の場合はアクサダイレクトのほうが割引額が多くなる感じでしょうか。ただその他の割引についてはアクサダイレクトは具体的に金額や割引率が記載されていないものが多いので、きちんと見積を取って総額で比較する必要がありそうですね。
さらに「アクサダイレクト」では2018年7月3日以降インターネット割引が拡大されます!
【アクサダイレクト 7月3日以降のインターネット割引】
年間保険料 | 割引額 |
---|---|
130000円~ | 20000円 |
120000~130000円 | 19000円 |
110000~120000円 | 18000円 |
100000~110000円 | 17000円 |
100000~110000円 | 16000円 |
90000~100000円 | 15000円 |
80000~90000円 | 14000円 |
70000~80000円 | 13000円 |
60000~70000円 | 12000円 |
55000~60000円 | 11000円 |
50000~55000円 | 10000円 |
45000~50000円 | 9000円 |
40000~45000円 | 8000円 |
35000~40000円 | 7000円 |
30000~35000円 | 6000円 |
25000~30000円 | 5000円 |
20000~25000円 | 4000円 |
20000円未満 | 2000円 |
保険料が高い人ほど大きく割り引かれ、最大で「2万円割引」に。これまで保険料が高かったユーザーは注目ですね!
ソニー損保 VS アクサダイレクト 総括!
ユーザーの満足度は引き分けって感じかな。ソニーが特約では「個人賠償責任保険特約」は1億円まであるのは大きいかな。アクサダイレクトはインターネット割引が拡大しているので高額のユーザーはアクサダイレクトかな。
さまざまなポイントでソニー損保とアクサダイレクトを比較してきました。
ユーザーの満足度はほとんど同じでしたので、後はライフスタイルやユーザー像によって自身に合うものをチョイスするのがよさそうです。
ロードサービスについては両社横並びに近いものの、ペットサポートでは差があったのがポイント。また特約では「個人賠償責任保険特約」は「ソニー損保」は1億円まで、「アクサダイレクト」は安心プラスで付帯しても3千万円。ここはどこまで必要か考えるべきでしょう。
個人的には個人賠償が手厚い「ソニー損保」がおススメですね。ただ「アクサダイレクト」は7月以降インターネット割引がパワーアップしているので、そうなれば総額が高いユーザーはアクサのほうがいいかもしれませんね。最大で2万円の割引はかなり嬉しいですね。