バイク保険の選び方 PR

バイクを複数所有!任意保険はまとめて入れないの?

ナビさん
ナビさん
バイクを複数台所有していた場合、任意保険の加入はどんなふうに進めたらいいのでしょうか。
ここではバイクを複数台所有しているかたの任意保険の考え方について、くわしく解説していきます。

趣味がバイクというかたは、どんどんのめり込んで複数台のバイクを所有している方もいますよね。
でもバイクも自動車と同様に任意保険のみの加入では、万が一交通事故を起こしてしまったとき、補償が足りず人生を棒にふるリスクが。
何台所有していたとしても、バイクにもバイクのための「任意保険」に入るのが鉄則です。

基本は個別にバイク保険に加入する必要がある!

結論からいうと、複数台バイクを所有していた場合は、そのバイク一台一台について「個別に任意保険に加入」する必要があります。
自動車について考えてみるとわかりやすく、同様に一台一台の車は状況は同じではありません。
車種も大きさも違い、年間に走る距離も一台ごとに違いますね。
バイクも自動車保険と同様に、個別の車種や走行距離に応じた任意保険に加入する必要があるのです。

バイクも「セカンドカー割引」は適用できる!

個別にそれぞれのバイクに「任意保険」を付けなければならないとなると、毎年けっこうな出費になりますね。
まとめて入れたらいいのに…と思いますが、こればかりは車種ごとの事故リスクに備えているため仕方がありません。
でもバイクも自動車保険と同様に2台目、3台目と複数所有している場合に使える「割引」があります。
それが「セカンドカー割引」です。
自動車と同様に2台目以降のバイクに対し、新たに任意保険に入る場合に利用できます。
割引の内容は、増車分の等級を1つサービスしてくれ「6等級」からではなく「7等級からスタート」できるというものです。
このセカンドカー割引は利用条件があり、主に優良者を優遇する内容となっています。

【セカンドカー割引が受けられるケース】

  • 1台目の任意保険の等級が「11等級以上」である
  • 2台目のバイクが「自家用」である
  • 所有者が任意保険の契約者本人、又は同居している親族
  • 1台目・2台目のバイク共に排気量が250cc以上である
  • 1台目の任意保険が「自動車」ではなく「バイク」である

自動車とバイクを1台ずつ持っている場合は適用外

バイク保険で利用できるセカンドカー割引は、「バイクを複数台」所有している場合に限ります。
自動車とバイクを1台ずつ持っているという場合も、任意保険の数としては2つ目になるのでこの等級が11等級以上だったらいけるのでは、と思ってしまいがちですが、あくまでも「バイクはバイク」「自動車は自動車」のセカンドカー割引ということですね。
ですので自動車を所有していて自動車保険に入っていた場合にバイクを購入した段階では、「新規扱い」でバイクの「任意保険に加入」その後もう1台バイクを買った、という場合はそこではじめて規定を満たしていた場合は「セカンドカー割引が適用できる」ということ。
逆にバイクを持っていて任意保険に加入していてその後自動車を購入するケースも同様の考え方になります。

どの保険会社もセカンドカー割引に対応しているわけではない!

バイクを複数台所有している場合で、1台目のバイクの任意保険がセカンドカー割引を適用できる規定に合っている場合でも、保険会社によっては「セカンドカー割引そのものが設定されてない」会社もあります。
となると「セカンドカー割引」がある保険会社を選んで比較するべきか?と思いがちですが、そうとも限りません。
保険会社によって、バイクの車種やユーザー像によって基本保険料にも差があります。
その保険会社にセカンドカー割引がなくても結果的に補償が手厚く保険料が安い、というケースも考えられます。
ですのでバイクの任意保険を検討する場合は、複数台あろうとセカンドカー割引に固執せず、いくつかの保険会社から見積もりを取って、トータルコストで検討するのがおすすめです。

原付バイク複数台の場合は?

125cc以下のミニバイクや原付バイクなどを複数台所有している、というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
ご家族のなかで毎日のように原付に乗る人が複数いるとなると、一人に1台所有しているケースも稀ではありません。
ではこういった場合は任意保険はどうすればいいのでしょうか。

基本原付バイクでも大きさに関係なく「任意保険は必要」

小型の原付バイクだからといって、事故リスクが小さいわけではありませんよね。
万が一事故を起こしたら、それこそ自分の身体にも大きなリスクが生じますし、バイクそのものもちょっとした事故でも破損して廃車になるケースも。
事故リスクを考えるとバイクの大きさに関係なく、「任意保険」は必要です。

「ファミリーバイク特約」は複数台の補償対象登録ができる

ファミリーバイク特約はが利用できる場合、「ファミリーバイク特約」を利用するのがおすすめです。
ファミリーバイク特約には登録者の数に上限がなく、1つの保険で何台でも対象にできます。
原付バイク単体で任意保険に加入するよりも安く任意保険に加入できるため、原付バイクを複数所有しているユーザーに支持されています。
ただし「ファミリーバイク特約」には「搭乗者傷害」が付帯されていないなど、「任意保険」との補償には差もあります。
また補償内容は原付バイク単体の「任意保険」に加入したほうが細かく設定できる面もありますので、リスクを考慮したうえで必要な方を選びましょう。

原付バイクだけ複数台の場合も「任意保険」に個別にはいるべき

自動車を所有しておらず、原付バイクだけを複数台所有しているご家族もいらっしゃるのではないでしょうか。
原付バイクであっても「任意保険」は必要ですし、複数台あるならなおさら事故リスクが大きいわけですから、個々にきちんと加入するのが無難です。
自賠責保険だけでは自分自身への補償がないうえに、相手への補償も足りません。
実際に事故を起こすと多額の賠償リスクが生じます。
原付・原付2種であろうと、複数台所有していても「任意保険」は必要と考え個別に加入しておきましょう。

バイク保険にも「等級」が適用されます

原付であっても中型や大型バイクであっても、「任意保険」に入ると自動車保険と同様に「等級」が適用されます。
ですので仮に自動車を持っていてファミリーバイク特約が使えるケースであっても、原付などミニバイクで別途「任意保険」に加入しているうちに等級が上がり、手厚い補償ながら特約よりも任意保険の保険料が割安になってくるケースもあり得ます。
またもし「ファミリーバイク特約」に入っていた場合、自動車に乗るのをやめたら、原付バイクをカバーしていた特約部分もなくなってしまいますので、自動車と原付をどのくらい所有するか、どのくらいの頻度で乗るのか、事故リスクはどうなのか総合的に考えて、特約にするのか「任意保険」にするのか検討すべきでしょう。

あまりおススメできないが、中にはこんな人も…

バイクを複数台持っている場合、もちろん乗るのであればそのバイクにも「任意保険」をかけるべきです。でも中には乗る頻度によってこんな方法を使っているかたもいるようです。

乗る季節の数か月だけ「月割り」で保険に加入する

数台バイクを所有している人のなかにこんな方法を使っているかたがいました。
2台のバイクはいつも使うので個々に「任意保険」をかけていて、その保険会社のかたに掛け合って、別の乗る頻度が少ないバイクについては乗る時期だけ「月割り」で任意保険をかけているようです。
ただしこのような方法は一般的な保険会社がどこでも対応してくれるとは限りません(無理なところの方が多いはず)。
またこのユーザーも保険会社の担当者は、実際に嫌な顔をされているということですので、おすすめできる方法ほまでは言えません。

バイクでの交通事故!補償の部分だけでなかう「刑事責任」も念頭におくべし

複数台所有の場合も1台だけの場合でも、交通事故が起こったら車両が壊れますし物損や人身で相手も自分も身体的なダメージを受けるもの。
とくに自動車ではなくバイクの場合はほとんど体をさらした状態で走っているため、ケガの度合いが大きくなり命に係わるリスクが高い。
そういった部分は「任意保険」に加入していれば、補償でカバーできるので、コストはかかってもしっかり考えておくべきです。
さらに言えば事故が起こると自分が「加害者」になるケースももちろんあり得ます。
そうなると重大事故の場合「刑事責任を問われる」こともあるということを、念頭においておくべきです。
そんなことになると服役を余儀なくされ、周りの家族の生活もままならなくなったり、出所後も再就職ができず路頭に迷うことも…。
バイクに乗るならとにかく安全運転、事故を起こさない最新の配慮と、任意保険に入れないのであればバイクには乗らない、所有しないというくらいの意識が必要です。

【まとめ】バイクを複数所有なら個々に「任意保険」の検討を!

大きさに関わらず、バイクを複数所有するならそれぞれのバイクに対して「任意保険」には加入すべきです。
自動車を所有しているかたは、125㏄以下のバイクが複数あるケースについては「ファミリーバイク特約」というものを付帯させれば比較的リーズナブルにカバーも可能。
ただこの場合も「搭乗者傷害」など付帯させておくほうが安心な補償が任意保険に比べると足りないところもあるという認識も必要でしょう。
また長期間バイクを所有する場合は「任意保険」に加入しても、優良ドライバーなら「等級」が上がっていくため年々保険料の負担感は減っていきます。
ですのでこの部分も自動車所有でファミリーバイク特約が使えても一定の時期からコストが逆転し、補償内容も任意保険のほうが手厚いことも考慮し考えること。
いずれにしても、どんな車両に乗る場合も「任意保険」には加入すべき、と心得ておきましょう。
過去5年のデータから導き出したバイク保険ランキング
※過去5年のランキングデータから傾向を出しました。

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