等級

等級を理解すべし!

 

▼「【等級】の仕組みをマンガで解説」▼

 

 

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現在の自動車保険は「ノンフリート等級別料率」というものを採用して、保険料が決まっています。
言葉だけを見ると、何やら難しいもののように感じますが、はじめて自動車保険に加入した場合、「6等級」からスタートし、事故なく更新していくと、これが7等級、8等級…と上がっていくようになっています。


等級とは

 

任意保険の保険料を決定する一つに等級というものが存在します。

 

等級は契約者のランク付けの役割を持っており、等級によって保険料の割引率を決めています。
1等級から20等級までランク付けされており、自動車保険に新規加入した場合は「6等級」から始まります。
6等級の場合、保険料の割引率は17%となっており、基本より割り引かれた状態からスタートします。

 

そして1年間無事故で経過することで、等級は1つ上がって7等級になるという仕組みです。
6等級でスタートして、14年間無事故を続けることができれば最高割引率である「20等級」になり63%もの割引を受けることが出来るようになります。

 

この等級は事故などを起こしてしまうと、逆に下がってしまいますのでその時は保険料も高くなります。
最低ランクの1等級まで下がってしまうと、保険料の割引率はプラス52%となりますので基本の約1.5倍の保険料を支払わなければならなくなります。
1等級と20等級の保険料の差は約4倍にまでなってしまいますので、いかに事故を起こさないようにすることが重要かが分かります。

 

また2013年10月より、事故を起こした場合には等級ダウンのみならずペナルティとして、基本の保険料が増加しますのでさらに高い保険料を支払わないとならなくなってしまいました。

自動車保険の等級ってどういうものなの?

 

余談ですが「ノンフリート」というのは、9台以下の契約のことで、車を多く所有していて10台以上契約するとなると「フリート」というそうです。
企業などで多数の車を所有、自動車保険に加入するという場合ではなく、一般の個人の方の自動車保険の仕組みということですね。
簡単に理解するなら以下のような感じになっています。

 

等級が上がると保険料をが安くなる!

 

等級が上がると保険料が割り引きされます。
しかし、事故で補償を受けた場合は、等級が下がり保険料が高くなってしまいます。

 

等級は1等級から20等級まであり、保険料の差は4倍にもなってしまうのです。

 

等級による割引率

 

等級

割増・割引率

等級

割増・割引率

1

52%割増

11

40%割引

2

28%割増

12

44%割引

3

10%割増

13

47%割引

4

1%割引

14

50%割引

5

10%割引

15

52%割引

6

17%割引

16

55%割引

7

23%割引

17

57%割引

8

28%割引

18

59%割引

9

33%割引

19

61%割引

10

37%割引

20

63%割引

 

 

※4等級から20等級は保険料が「割引」となっていますが、1~3等級は保険料が「上乗せ」になります。

 

等級の違いによる保険料【見本・実例】

 

※車の所有者の情報として下記の条件で算出しています。(ソニー損保)

  • 車種:トヨタ・アクア
  • 年齢:28歳
  • 使用者:家族限定
  • 使用目的:通勤・通学
対物賠償 無制限 年齢条件 26歳未満不担保
対人賠償 無制限 車両保険 150万円
人身傷害 無制限 (一般、免責金額) 1回目5万/2回目10万円
弁護士特約 有り 等級 各比較

運転者限定範囲

年間保険料

エコノミー車両保険

車両保険なし

6等級

129,900円

100,560円

76,280円

9等級

106,280円

82,390円

62,620円

14等級

93,560円

72,610円

55,260円

20等級

69,950円

54,450円

41,610円

 

等級の違いによる価格差

 

等級

年間保険料

上の等級との料金差

新規との料金差

20等級との料金差

6等級(新規)

129,900円

23,610円up↑

9等級

106,280円

23,620円↓down

23,620円↓down

36,330円up↑

14等級

93,560円

12,720円↓down

36,340円↓down

23,610円up↑

20等級

69,950円

23,610円↓down

59,950円↓down

保険を使うと「3等級ダウン」する!

 

無事故無違反で自動車保険を更新すると、1等級ずつ昇格してい来ますが、事故で保険を使ってしまうと、等級はなんと「3等級ダウン」になります。
無事故だと1等級ずつ昇格となるのですが、事故を起こすとかなり保険料もぐぐっと上がることに。
事故でダウンする場合も1等級ではないんですね…。Σ(・ω・ノ)ノ

 

万が一のための保険ですが、使わないに越したことはないということ…安全運転を心掛けることが最も大事ですね。

 

等級が下がらないノーカウント事故とは?

 

自動車保険は事故を起こしてしまうと、等級がダウンしますが、なかには「ノーカウント事故」という等級を下げないものがあります。

 

    ●ノーカウント事故の例

     

  • 人身傷害保険や搭乗者傷害保険

    (自分がタクシーに乗っていて事故に遭い、ケガの治療に人身傷害保険や搭乗者傷害保険を使った)

  •  

  • 弁護士費用特約

    (弁護士に示談交渉を依頼し、特約を使った)

  •  

  • 原付特約(ファミリーバイク特約)

    (バイクでの事故で原付特約を使った)

  •  

  • 個人賠償責任特約
  •  

  • 自転車事故補償特約

 

この場合は、等級はダウンしない「ノーカウント事故」とみなします。

 

同じように車に乗っているときと関係なく、他人に不注意で何らかの賠償が発生した場合に個人賠償責任特約を使った場合も同様。
自転車の事故で賠償が発生したという場合もこれに含まれますので、ノーカウントで等級がダウンしないということなんですね。

 

等級は10年止めて保管できる

 

高齢になったお父さんが、今まで無事故無違反で積み重ねてきた自動車保険の等級がある場合、いったん車を手放しても、ご家族がその後車にまた乗るようになる場合、等級が元に戻るのはもったいないですよね。
何らかの理由で、いったん車を手放したけど、再びご家族が車を手に入れて、自動車保険に入る、という場合、今までの等級を中断しておき、そこから契約してリスタートすることができます。

 

中断証明

 

「等級の中断制度」というもので、最大で10年間ものあいだ、中断しておくことが可能です。
保険会社に発行してもらう「中断証明書」を次の自動車保険の契約の際に提出することによって、今までの等級から加入ができるようになっています。
もしこの方法をとらずに、いったん解約をしてしまい、数年後にまた自動車保険をスタートさせるとなると、新規の「6等級」からとなります。

 

しかし、10年以上経過した場合も「6等級から」になってしまうので注意が必要です。

 

※中断証明をもらう事は無料ですので、出来るだけ取っておきましょう。

 

→ 自動車保険、中断証明の発行と有効条件

等級の仕組みを理解し、保険料をより安くするべし!

 

自動車保険は等級の仕組みによって、保険料がかなり変わりますね。
無事故無違反で更新していくと安くなり、逆に1度でも保険を使うと一気に高くなってしまいます。

 

等級を引き継げるよう更新は途切れないようにし、いったん保険をやめる場合「中断の手続き」を取っておくようにしましょう。
もし次に車を用意する予定がないとしても「中断証明」だけは貰っておきましょう。

 

もし親族の誰かが乗ることになったとしたら「等級の引継ぎ」が出来るのであの時取っておけばと言う事になってしまいますからね。

 

関連記事 : 自動車保険の等級は家族間では引き継ぎも出来るのです。

 

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