車種・タイプ毎の保険 PR

外車・輸入車の自動車保険料相場~安い車両保険比較と選び方

輸入車の自動車保険料って高いイメージがありませんか?

できるなら安くしたいものですね

そもそも、本当に高いのか?と聞くと、実際に高いです…。
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

なぜ高いのかと言うと、輸入車は「型式別料率クラス」が高く設定されているからです。

外車だからこその自動車保険、特に「保険料」と「車両保険」や「保険の選び方」に注目して深く掘り下げます。

輸入車の自動車保険料が高いって本当なの?

ナビさん
ナビさん
実際、輸入車の自動車保険は高いのかと言うと、日本車に比べて、「高い」です
一番の理由は車両保険が高いからです

輸入車は、国産車に比べ「車両価格」が高めの設定になっているため、どうしても車両保険料が高くなるのです。(´・ω・`)アタリマエヤネ

しかし、車両保険だけでなく基本保障の保険料も国産車に比べ高くなっています。

保険料率クラスが高く設定されている?

保険料を決める料率クラスは、型式ごと設定されています。

輸入車だからといって、国産車よりも料率クラスが高い・安いというのではなく、その型式の事故状況と保険使用状況から、料率クラスが高くなるということです。

●輸入車の保険料金は妥当なの?

日本車に比べ、輸入車の保険料が妥当かどうか?というと、「妥当」といえます。
実際に輸入車が事故に遭ったら修理費用は数百万円掛かり、さらには「盗難に遭うリスクも高い」のもあり、輸入車は保険料を高くするしかないですからね…。

もちろん、ベンツAclassやBMW1シリーズなど、比較的車両価格の低い車種は、それなりの評価がされ国産車と比べても1割・2割高いだけと言う車種もあります。
それでも同価格帯の国産車と比べ割高になるのは気になりますけどね…。

輸入車の年齢別保険料【見積もり・実例】

ワーゲン・ゴルフの保険見積もり【各年代別の保険料比較】

※車の所有者の情報として下記の条件で算出しています。

  • 使用者:家族限定
  • 使用目的:通勤・通学
対人・対物賠償 無制限 免責金額 1回目5万/2回目10万円
弁護士特約 有り 等級 各年齢条件に記載
年齢制限
/契約者年齢
/等級
保険会社 年間保険料 エコノミー
車両保険+A
車両保険なし
フォルクス・ワーゲン・ゴルフ 全年齢
18歳
6等級(新規)
ソニー損保 加入不可 加入不可 179,854円
イーデザイン損保 425,570円 273,430円 155,820円
三井ダイレクト 449,854円 299,854円 174,585円
損保ジャパン 623,584円 465,874円 249,854円
21歳以上
21歳
6等級(新規)
ソニー損保 169,875円 125,485円 89,654円
イーデザイン損保 226,560円 146,750円 85,050円
三井ダイレクト 205,845円 142,545円 84,587円
損保ジャパン 325,985円 249,854円 139,658円
26歳以上
26歳
9等級
ソニー損保 93,254円 62,958円 38,545円
イーデザイン損保 96,700円 63,970円 38,680円
三井ダイレクト 97,584円 68,542円 43,254円
損保ジャパン 339,230円 258,960円 138,020円
26/30歳以上
32歳
13等級
ソニー損保 74,985円 50,458円 30,254円
イーデザイン損保 66,210円 44,440円 27,610円
三井ダイレクト 78,545円 55,865円 37,542円
損保ジャパン 125,485円 90,215円 55,245円
26/30歳以上
37歳
18等級
ソニー損保 76,524円 51,254円 30,658円
イーデザイン損保 59,290円 39,990円 25,080円
三井ダイレクト 78,758円 55,874円 36,254円
損保ジャパン 135,745円 90,542円 55,248円
30/35歳以上
40歳
20等級
ソニー損保 72,548円 52,698円 35,480円
イーデザイン損保 51,290円 34,590円 21,680円
三井ダイレクト 59,860円 41,960円 26,750円
損保ジャパン 89,548円 64,587円 41,254円
30/35歳以上
50歳
20等級
ソニー損保 74,875円 53,698円 36,587円
イーデザイン損保 54,700円 36,730円 22,840円
三井ダイレクト 58,687円 41,254円 25,150円
損保ジャパン 87,548円 62,358円 39,548円

※この参考保険料金は自動車保険料シュミレータでの試算です。

※損保ジャパン・三井ダイレクトは35歳以上/ソニー損保・アクサダイレクトは30歳以上の年齢条件の選択です。

輸入車の保険料【車種比較】

  • 契約者年齢:36歳
  • 使用者:家族限定
  • 使用目的:通勤・通学
対人・対物賠償 無制限 免責金額 1回目5万/2回目10万円
弁護士特約 有り 等級 18等級
メーカー
車種
保険会社 車両補償金額 年間保険料 エコノミー
車両保険+A
車両保険なし
フォルクス・ワーゲン
ゴルフ
イーデザイン損保 320万円 59,390円 39,990円 25,080円
BMW
ミニ
イーデザイン損保 280万円 60,500円 41,830円 27,390円
BMW
3シリーズ
イーデザイン損保 655万円 89,870円 54,630円 27,390円
メルセデス・ベンツ
C-class
イーデザイン損保 670万円 84,200円 50,860円 25,080円
ポルシェ
ボクスター
イーデザイン損保 725万円 92,630円 55,840円 27,390円
※輸並行輸入車の場合同じ車種でも、「並行輸入車」は正規輸入とは型式が違うため保険料も変わります。
日本国内で流通量の少ない車種に保険をかける場合、「型式不明車」と認定され、この場合排気量によって料率が決定され、総じて平均料率よりも高目になっています。

保険料は、保険料率と運転者の年齢や任意保険の等級によって変動します。そのため、輸入車=高級車=保険料が高い、という訳ではありませんので、ご安心を。(かといって安くなるわけでもないのですが・・・)
保険料の影響は車種もさることながら年齢も大きく左右されます。

年代別の保険料相場」では各年代の保険料について詳しく解説しています。

輸入車の保険の選び方と保険料

保険料を安くしたい

ナビさん
ナビさん
輸入車の保険を安くしたい場合は安い保険をみつけるか、補償内容の見直しが必要です

輸入車の保険料を安くしたい場合で一番効果的なのは「ダイレクト型保険」に乗り換えることです。
補償内容は変わらず、その他の部分でコストを意識した保険ですので、チェックしてみてください。

また、保険料を安くする方法については「自動車保険を安くするために出来る事」で詳しく解説しています。

輸入車の補償内容

自動車保険の補償内容は、輸入車と言って特別変わることはなく、一般的な保険の選び方と同じです。

対人・対物賠償を無制限・人身傷害に加入し、弁護士特約など、必要な特約を選びます。
その時に気を付けたいのは、自動でついてくる補償が保険会社によって違うので、自動セット補償の部分を確認しておきたいですね。

車両保険

ナビさん
ナビさん
国産車に比べ修理代が格段に高額ですから輸入車は車両保険に加入しましょう。

輸入車に乗っているならば、車両保険に関してはできるだけ「フルカバー型の一般車両保険」に加入したいですね。
その理由は、輸入車の修理代は板金塗や、パーツ費用だけでも国産車に比べ高額だからです。
もちろん、古い車など、価値の低くなってしまった車へは「エコノミー車両保険」や「車両保険なし」という選択もあります。

しかし、輸入車は国産車に比べ、車両保険に加入しないデメリットが大きくなります。

輸入車の車両保険

ナビさん
ナビさん
輸入車といったら、ステイタスとして乗る、という人が多かった時代がありましたが、今ではそんな輸入車も、エコカーであったり燃費が向上していたり、またコンパクトなタイプも登場し、ずいぶん購入しやすくなりましたね。
日本車が世界的に見ても高性能と評価されても、輸入車に乗りたいと考える人も多いです。

輸入車の維持費は高いというイメージがありますが、自動車保険はどうでしょうか?
国産車に比べ輸入車の保険料は高いと言われていますが、実際にはどうなのか見てみましょう。

輸入車の車両保険は高い

車両保険は、保険会社が定めている「車両価格協定」という取り決めによって、適正な保険金額を設定できます。輸入量が多い自動車の場合だと、購入金額と車両価格協定の金額のバランスがとれることが多いので特に問題はありませんが、珍しいタイプの輸入車だと、購入金額が「車両価格協定」の金額を上回ってしまう場合があります。
もし車両価格協定を上回ってしまった場合、ダイレクト型では契約形態上、どうしても車両価格協定が上限となってしまいます。しかし代理店型の保険会社で加入すると、代理店の募集人が保険会社に保険金額を掛け合ってくれることがあるので、珍しいタイプの輸入車で任意保険を契約する際は、代理店型で契約をおすすめします。

修理費が高くなるから車両保険料も高くなる!

自動車保険の保険料を決めるポイントは、補償内容とともに、車両保険の存在があります。
車で事故を起こしてしまったら、車も破損しますから、直さなければなりません。

国産車と比較しても、輸入車のほうが修理費用が高額にります。そのため、どうしても車両保険料が高くなるのも仕方のないことです。

車両保険に安く加入できないのか?

所有する輸入車の【型式料率クラス】が高い場合は、車両保険は高くなってしまいがちですが、車両保険は被保険者の「年齢条件」「運転者の限定条件」、その他にも免許の色や車の使用目的など様々な条件によって金額に差がでます。

自動車保険には加入するのは当たり前ですが、「できるだけコストは抑えたい」と思うのも本音の所で、どうにか保険料を下げることはできないものかと考えてしまいますよね。

そこで、契約条件を設定するテクニックとして車両保険を下げるポイントがあります。

●車両保険料を抑える為に効果的な事

  • 補償される金額の設定を抑える
  • 免責をより高めに設定する

事故を起こさなければ、保険料をたくさん払ったらもったいないと感じるものですが、事故にあってしまうと保険によってさまざまな補償を受けることができます。
そのため自動車保険は、どのポイントも「金額の落としどころ」を工夫するのです。

補償金額は車が壊れたとき、上限金額が高いほうがカバーできる範囲が広いものの、無駄に広くする必要もありません。
また、免責設定は高めにしても、事故に合わなければ問題ないのです。
そもそも、事故に合う前提で自動車保険に加入が間違っており、事故に合った時に困らないために加入が正しい保険の使い方のです。

そのため、自身が事故にあったらどのくらいのお金が必要なのか想像し、落としどころを見極める必要があるのです。

輸入車も車両保険に加入した方が良いの?

輸入車と言っても、中古だったら100万円前後のものから、新車なら500万円前後・高級ラインなら1千万円なんて価格のものもあります。
輸入車だから、一概に車両保険に入るべきかどうか、というと、それは個人の自由ではないかと思います。

目安としては、車両価格が100万円を超えてくると、入っておくほうが良いですね。
事故で修理が必要になったときに、どのくらいのお金が出ていっても大丈夫か考え、また自腹でどこまでなら出せるのかを想像すれば、加入すべきか決まってくるはずです。

しかし、「一般車両保険」は保険料が高くなるという現実もあります…

そこで安全運転に自信があり、かつ車両価格も70万〜100万程度の自動車の方は、「車両危険限定(エコノミー型、車両対車両+Aとも言います)」の付帯でもよいでしょう。こちらにすると、自損事故や当て逃げは補償されませんが、他人を巻き込んだ事故はキチンと補償されますので、最低限の安心は得ることは出来ます。
その他は、2回目以降の事故に免責金額を設定するなど、小さなことですが保険料の節約になりますので、ぜひチェックしてみてください。

車両保険に加入できない場合がある

自動車保険の加入そのものを断られることはなく、「輸入車だから」「高額だから」「希少性が高いから」という理由で加入拒否されることはありません。
自動車保険に加入を断られるのは、連続して事故を起こしたり等級が低かったりと、保険会社としてリスクの高いと判断されたユーザーに対して行われます。

ただし車両保険に関しては、1000万クラス以上などあまりにも高額な車種で、附帯できないケースもなかにはあり、保険会社も高額な車両の事故リスクを考えると、そういう対応になる場合があるのでしょう。

高額な輸入車で車両保険を付けたい場合は、代理店で相談すると、つけられることが多いようです。

輸入車だからこそのおすすめ特約

車両価格が高額になる輸入車だからこそ活用しておきたい特約があります。

新車特約

新車の輸入車を購入した場合は、「新車特約」をセットしておきましょう!この特約は、事故によって自動車が全損したり、修理代の見積もり(損害額)が新車購入時の価格の50%以上となった場合に、契約時に設定した金額を新車の再購入費用として支払われる特約です。新車特約の保険金額は、「新車購入時の価格」で設定できるので、もし事故時に契約車両の時価が300万しかなかったとしても、500万で契約していれば、500万円を受け取ることができます。万が一の補償には心強い特約ですね。

車両全損修理時特約

新車期間(初度登録から25ヶ月以上)を過ぎてから事故に遭った場合、実際に修理した金額が車両保険金額を上回っていれば、車両保険金額に一定の額を加えた額を限度として保険金が支払われる特約です。(上乗せ額は、保険会社によって異なります。)

地震・噴火・津波車両全損時一時金特約

最近は地震や津波の心配がありますよね。輸入車のような高級な自動車は、ぜひこの特約を付帯してみてはいかがでしょうか。車両保険では「地震・噴火またはこれらによる津波」は免責となっていますが、自動車がこれらの事由で全損となった場合、臨時費用として支払われる特約です。

【輸入車の車両保険まとめ】

車両価格が高い車=車両保険が高い=自動車保険も高めになる

高額車はどうしても高くなります。
輸入車の車体購入金額は、国産車に比べ高額であることと、修理費用さえ高額なので車両保険の金額はどうしても高額になってしまいます。
補償内容によっては国産車とそれ程変わりのない金額にも出来ますので、免責を工夫と、ある程度コストダウンが図れますから、見積もりのときに数パターンをシュミレーションしてみるとよいでしょう。

維持が大変でも可愛い輸入車

輸入車って、誰しもが一度は憧れる存在だと思います。ただ、市場での絶対量が少ない分、購入するという決断に至るまでに長い時間が掛かったり、購入してから維持に不安を覚えることも少なくないのではないでしょうか?しかし輸入車の魅力は、「乗っている人が少ないから自慢できる」「国産車にはないデザインでカッコイイ」「自分のライフスタイルを表現する」というところにあると思います。国産車に飽きてしまったら、一度輸入車に乗り換えてみる、というのもアリかもしれませんよ。ぜひ輸入車の魅力を体験してみてください。

●輸入車の自動車保険まとめ

  • 高額車は車両保険を付けないと修理費用で泣きを見る
  • 保険料が高いのはある程度仕方がない
  • 限定条件や免責の設定で安くする
  • ダイレクト型自動車保険に乗り換える

◎輸入車のページでおすすめした関連ページ一覧